この土日に酒米「山田錦」生産量日本一の兵庫県三木市で開かれた「山田錦まつり」ですが、9日(土)には5年ぶりに神戸電鉄の特別列車「山田錦まつり号」が走りました。
使用されたのは神戸電鉄6000系トップナンバー車両。乗務員室には法被を羽織った神鉄キャラクターのしんちゃんの姿も!
今回は事前申し込みをした50人が参加
谷上駅から志染駅まで1時間ほどかけて走りました。その間に車内で非日常を体感。
テーブルに用意されたお酒は「龍力」と「白鷹」の山田錦使用の純米酒
車内は畳が敷かれお座敷列車仕様に!
車内では三木市出身のシンガーソングライター 衣川亮輔さんが各車両を回ってライブ。
「舟歌」や「酔っぱらっちゃった」など酒にまつわる歌で車内を盛り上げます。
あっという間の1時間でした。
ところでこのほど用意された「ひょうご 子午線弁当」ですが・・・
蓋を開けると縦に赤い色の仕切りがありました。これを子午線に見立てて神戸牛すきやき煮や明石蛸と野菜の炊き合わせ、兵庫海苔と菜の花の和え物やいかなごのくぎ煮、黒豆ごはんなどが詰められています。
掛け紙には東経135度線上にある「西脇のへそ公園」や「明石天文科学館」そして淡路島にある「ラジオ関西送信所」の挿絵が描かれています。
高さ135mある淡路送信所のことが記されています。
え、なんで?と思われるかもしれませんが、このお弁当は料理研究家でひょうご「食」担当参与の白井操さんの呼びかけで集まったメンバーで構成する「兵庫県の特産品を知ってもらおう応援団」のプロジェクト企画で誕生しました。兵庫県の特産品を詰め込むといっても、広大な兵庫県ゆえ少しエリアを絞りました。兵庫県には日本標準時である東経135度の子午線が通っていますが、その子午線を基準に周辺の食材をイメージして盛り込んでみました。
実は今回のお弁当作りにあたっては私三上公也も監修に携わり、ひっぱりだこ飯などの駅弁でおなじみの淡路屋さんに協力を得ました。
この「ひょうご 子午線弁当」今回ひと足早く車内でお披露目されましたが、来月4月10日の駅弁の日に淡路屋各店で一般販売されることになりました!価格は子午線の東経135度にちなみ1350円(税込)です。来月の発売をどうぞお楽しみに!
番組内容
懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。
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「第29回山田錦まつり」が三木市吉川町の山田錦の館・吉川温泉よかたん駐車場で始まりました。
きょう10日(日)も行われます。
鏡開きのあとは樽酒の振る舞いも!
長い行列が出来ていました。
まつりには三木で生産された酒米の山田錦を使った灘の酒蔵メーカーなど11蔵が参加
各ブースとも賑わっていました。
参加者は試飲チケットを購入して会場内を廻る仕組み
試飲チケットはお得な2冊を購入
その前に車のドライバーでないことを宣誓し見えるところにステッカーを貼ります。
この機会に普段あまり口にしない高級な酒を試飲
北陸・石川の菊姫のブースも
酒蔵のブースの他に焼き鳥やおでん、コロッケやラーメン、カレーライスなどの販売も
時折雪が舞っていましたがこんな時は豚汁ですね。具沢山で身体が温まりました。
三木市のブースではマンホールカードの配布も行っていました。
午後3時半からは餅まきも行われました。
酒は何本か購入。他に奈良漬や
手造り味噌を買いました。
山田錦まつりはきょう10日(日)も開催。ミニライブや子ども縁日コーナーなどもありますよ。
会場へはJR新三田駅、神戸電鉄緑ヶ丘駅、恵比寿駅などを結ぶ無料シャトルバスが運行されています(本数に限りがあります)
ルート図はこちら
詳しくは三木市のホームページをご覧ください。
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神戸の元町商店街でみつけた電車茶箱に入った黒豆茶。その名も「鉄茶ん(てっちゃん)」!
兵庫県加古川市にある創業72年の長谷川商店の商品
パッケージはJR加古川線を走る125系をモチーフにしたデザイン
本物の電車写真はこちら
コートしたダンボール地でしっかりした造りの電車茶箱
行先表示は「谷川」
反対側は「加古川」
箱の中の内袋にテトラ型のティーバッグが15袋入っていて、香ばしく焙煎された特産品の丹波黒大豆茶が美味しく味わえます。黒豆茶なら鉄分補給も出来そう。一箱900円(税込)
私が買い求めたのは元町通4丁目にある薬局「大王漢方」。10時30分~18時30分営業で毎週水曜定休とのこと。
長谷川商店のサイトでも通販で購入可能のようです。 -
先日「『和食』と『SAKE』 日本の食文化の豊かさと素敵を伝える会」が神戸で開かれました。料理研究家の白井操さんが主催した兵庫県の蔵元で造られた日本酒と和食を楽しむ会でした。
会の冒頭、高野豆腐でおなじみの旭松食品(本社:大阪市)の木下博隆社長の講演がありました。高野豆腐といえば凍り豆腐ともいわれるように豆腐を凍らせて乾燥したものです。栄養成分(特にタンパク質)が凝縮され、乾燥させることで保存性にも優れた日本では千年も前から食べられてきた食材です。旭松食品ではオランダにある世界一の食品研究開発拠点である「フードバレー」に参画し、高野豆腐がEUにおける次世代に注目すべき食品として紹介されたそうで、健康志向の高まりから動物性たんぱく質に代わる疑似肉食材としても評価を得たそう。この日は実際に白井操さんがアレンジした高野豆腐を使ったおつまみを試食。ひとつは「高野豆腐のから揚げ」。鶏のから揚げ同様にタレを絡め粉をつけて油で揚げたもの。食感は鶏の唐揚げに近く、味もほんのり生姜の香りが効いて美味しいものでした。
そしてカップに入ったものは「KORI TOFU CEREAL」という商品名で開発中の高野豆腐をシリアル状に加工されたもの(写真は現在開発中の新商品サンプル)
これは湯戻しなどが要らず、そのまま食べられる凍り豆腐で、サクサク、カリカリした食感が特徴のもの。大豆を中心とした植物性素材で造られていて、食物繊維(イヌリン)も含まれています。砂糖や小麦グルテンは使われていません。これを使って白井先生は食感の違う2つのおつまみを考案。ひとつは麺つゆを染み込ませ山椒を振りかけたしっとりしたおつまみ。もう一つは市販のハーブ塩を振りかけたもの。どちらもお酒のアテに相応しいものでした。
高野豆腐というとおせちの煮しめや巻きずしの具材だけのものと思っていましたが、日々食したいものだったのです。旭松食品と徳島大学医学部医科栄養学科(二川健教授)との共同研究では、凍り豆腐のタンパク質が筋肉の維持に役立つ可能性が示されたとのこと。つまり筋肉の低下によるフレイル予防にも役立つのではとのことです。「こうやシリアル」は開発中の新商品ですが、既存の高野豆腐を使ってのアレンジメニューも色々。フレイル対策に高野豆腐は如何でしょう。
コープこうべの「機関紙 きょうどう2月号」にもレシピが紹介されていますよ(青い文字をクリックして下さい) -
東京駅の丸の内駅舎を型取った新感覚のスティックタイプの「東京駅舎最中」
東京・練馬の「あわ家惣兵衛」の商品です。
宮城県産のもち米を使用した皮の中に、風味良い小豆あんとしつこくない爽やかなバタークリームが挟んであります。
確かに甘過ぎず2つ3つ食べられそうな最中でした(1本260円)