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三上公也の朝は恋人

番組内容

懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。

  • 2023年10月22日(日) 05時09分

    島根県飯南町&川本町バスツアー報告⑧~川本町の旧三江線 石見川本駅跡でレールバイク体験

    バスツアー最後の訪問先は石見の国「川本町」。島根県のど真ん中に位置する町で旧三江線の石見川本駅跡を訪れました。この日スケジュールが押していましたが、午後2時過ぎにバスが到着する頃には川本町の野坂一弥(のさかかずや)町長をはじめ、川本町観光協会の方々が手を振って歓待していただきました。

    石見川本駅跡のホームでまずは野坂町長に挨拶いただきました。

    今回の旅行手配でお手伝いいただいた川本町観光協会の大久保一則さんにも挨拶いただきました。

    そして元JR西日本の運転士の那須野謙(なすの・けんじ)さんが駆けつけてくださいました。

    那須野さんは1972年に三江線粕淵駅で鉄道員人生をスタートし、50年近くの間山陰線や三江線で運転士を務めた大ベテランで、5年前の2018年3月31日の三江線最終列車の運転士でもありました。

    三江線は広島県の山間部にある三次(みよし)駅と島根県の山陰本線江津(ごうつ)駅を結ぶ約108㎞の路線でした。

    廃線後の各沿線自治体は三江線を貴重な鉄道遺産として観光に活かす取り組みをしています。

    川本町では足漕ぎ式レールバイクがあります。

    早速参加者は順次ヘルメットをかぶってレールバイク体験

    皆子供の頃に戻ったような表情

    わずかな距離でも自分の足で漕いで進んだりバックしたりと楽しいひと時を過ごしました。

    もちろん私も体験

    車両の整備場所だったところ。もう1台レールバイクがありました。

    今回は操作する様子は見ることができませんでしたがこのレバーでポイント切り替えが行われます。

    山の中腹に鎮座する「米食い岩」。川本町の民話に登場する岩で以前はもう少し大きかったような・・・

    旧石見川本駅の駅舎には島根中央信用金庫川本支店が営業を行っています。その前で野坂町長と写真撮影。

    駅舎の表札などは昔のまま

    きっぷ売り場。1972年(昭和47年)に起きた江の川の氾濫で大きな被害を受けた川本町ですが、ここまで水が来たという高さを示す看板もそのまま。

    待合室だった場所。ワークショップやコンサートなども行われているようです。

    参加者揃ってレールの上で記念撮影

    バスの出発前に川本町社会福祉協議会長の三上能人(よしと)さんに挨拶いただきました。実は私の従兄です。

    滞在時間は1時間弱という短い時間でしたが、橋を渡りバスの姿が見えなくなるまで手を振って見送っていただきました。

    町の中心部を流れる江の川

    そういえば石見銀山から川本町へ向かう道でバス車内から猿を見かけました。川本町にはそれなりの数の猿がいるそう。繁殖力がありひょっとすると町人口並みの3000匹いるかもとのことでした。

    川本町の物産を買いに道の駅「インフォメーションセンターかわもと」へ

    川本町の特産品は健康食品として注目される「えごま」。えごま油をはじめえごま調味料、えごま茶、えごまふりかけ、えごまワッフルなど関連商品がたくさんあります。

    今回のツアーで立ち寄った道の駅で購入した記念きっぷは2枚でした。

    バスは大朝から浜田道・千代田ICから中国自動車道を通り岡山県新見市の大佐SAで休憩。

    幟が目に留まりお腹も空いていたので食べることに。

    具材に肉に野菜、卵が入ったラーメン

    ややピリ辛の美味しいラーメンでした。

    このあともトイレ休憩を挟みながら播但道、第二神明、阪神高速を通って一路神戸へ。

    午後8時半過ぎに無事神戸駅前に帰着。一泊二日とはいえバスの遠路旅お疲れさまでした。

    なおサンコウつながりで参考までに三江線の走っていた頃の様子はこちらのブログ記事をご覧ください。
    JR三江線の旅① | ラジオ関西 AM558 FM91.1 (jocr.jp)
    JR三江線の旅② | ラジオ関西 AM558 FM91.1 (jocr.jp)
    JR三江線の旅③ | ラジオ関西 AM558 FM91.1 (jocr.jp)
    我が家の三江線
    三江線「神楽号」模型 | ラジオ関西 AM558 FM91.1 (jocr.jp)

  • 2023年10月21日(土) 05時44分

    島根県飯南町&川本町バスツアー報告⑦~石見銀山 大森の町並み見学

    東三瓶フラワーバレーを出発し世界遺産の石見銀山へ移動。

    今回は間歩がある銀山ゾーンには行かず、武家・町屋ゾーンから代官所ゾーンまでの町並み地区を散策。

    景観保護された風情ある町並みを見て歩きました。

    タイムスリップしたかのよう

    軒下に変わった不思議な置物がありました。

    変わったといえば岩山の上にこんなお寺が!

    観世音寺

    岩をくり抜いた中にお地蔵さんがいました。

    郵便局

    銀山川に架かる橋。今年3月には羅漢町橋で観光客の女性がもたれかかった木製の柵が壊れ約4m下の川に転落して亡くなる事故がありました。

    ここは別の橋ですが欄干の腐食がすすみロープが巻かれコーンが置かれていました。世界遺産に登録されると補修や改修が難しいのでしょうか。そのままの状態が続いています。

    理容館アラタ

    「理容遺産」というのがあるのですね。その認定第1号だそう。

    座るのにやや勇気がいりそうな椅子

    こんな置物も

    時折小雨の降る中ではありましたが距離にして約800m約20分のみてあるきを楽しみました。

    お昼は代官所前ひろばにほど近いお食事処「おおもり」へ

    この日は2つのグループの貸切でした。

    天ぷら・煮物・烏賊の刺身・茶碗蒸し・小鉢などに代官そばが付いていました。

    このお店の名物「代官そば」

    名物といえば武家・町屋ゾーンに有馬光栄堂というお店があり「げたのは」なるお菓子を売っていました。

    試食して美味しかったので購入

    銀山での作業の合間に食べられたというお菓子。サクッとした食感で玉子ボーロにも似たやや甘めの味。癒される懐かしい味でした。

    食事のあと前夜懇親会の席で講演していただいた横部さんに靴の相談をする参加者の姿も。自分の足にあった靴をと助言してもらっていました。

    店の前にあった自販機。町並み景観に合わせたデザインになっていまいした。

    店の前の川にはダイサギでしょうか。真っ白なサギが川の中を見張って餌をついばんでいました。

    昼休憩を終えて再び集合

    このあとは飯南町を離れ最後の訪問先川本町に向かいます。
    島根県飯南町&川本町バスツアー報告つづく・・・

  • 2023年10月15日(日) 05時01分

    島根県飯南町&川本町バスツアー報告④ 夕食そして懇親会

    分泊先であり夕食と懇親会の会場の「憩いの郷 衣掛荘」へ。

    町役場の近く、私が産声を上げた場所からほど近いところにある宿泊施設です。

    夕食会場は2階の広間

    飯南町観光協会の芥川治さんの進行で夕食会がスタート!

    塚原隆明飯南町長も参加。冒頭で挨拶いただきました。

    晩餐メニューはお造りに焼き物、酢の物

    茶碗蒸し

    奥出雲和牛のほうらく焼き

    柔らかくて美味しいお肉!

    特産品の舞茸などの天ぷら

    あとは吸い物にご飯、香の物

    食事の合間には今年も地元飯南町の小中学生活弁士による上映会が行われました。飯南町には「長太郎活動写真弁士保存会」というグループが活動しています。大正から昭和初期にかけてまだ映像技術が発達していない時代、生涯をかけてふるさと飯南町を映像に記録した明治生まれの活動写真弁士である吉岡長太郎さんが残した貴重な映像の数々を未来へと語り継いでいこうと8年前に発足しました。町内外のサロンや催しなどで「弁士の解説付き無声映画」を上映しています。指導役でもある景山良一会長からの保存会の紹介のあと上映会が始まりました。

    今年は四幸弁士の妹の澤田なないろ弁士も登場。中林ゆずき弁士とともに「空のおぢさん太平洋一番乗り」という1930年代のアニメ映画を上映。初々しく可愛らしい活弁でした。

    昨年に続いて地元中学に通う澤田四幸弁士の登場!アドリブを交えながらの熱演。今年も聴かせてくれました。澤田君は中学生弁論大会飯石郡大会で最優秀賞を受賞。「少年の主張島根県大会」では青少年育成島根県民会議会長賞を受賞しました!
    ※去年の様子はこちらをクリック

    そしてこの日は食後に恒例の星空観察会を予定していましたがあいにくの曇天で星は見えずで中止に。そこで私の友人で今回旅行に自費参加してくれた横部弘氏に登壇いただきました。彼はこれまで多くのアスリートの足を見続け負担を軽くするためのテーピングを施すなどしてきたテーピングマイスター(現甲南スポーツアカデミー代表)です。「足・膝クリニック講演会」となりました。

    ズボンまくり上げて足の膝にあるお皿とはという話でスタート。

    さらには骨模型を使って足首の話。

    足裏も含めてまずは足の構造を知ることと力説。そのうえでクセを直し膝や腰に極力負担をかけないようにすることが大事とのこと。具体的なテーピング方法までは話が及びませんでしたが、横部さんは全国各地で講演会やスポーツイベント会場でのテーピングサービスなどを行っています。詳しくは甲南スポーツアカデミーのサイトをご覧ください。

    そして夕食・懇親会の最後は恒例お楽しみ抽選会。参加者全員に飯南町特産品の何かが当たるというもの。

    抽せんは飯南町副町長の奥田弘樹さん(写真中央)にお願いしました。

    このあと衣掛荘宿泊組は各自部屋へ。そして琴引ビレッジ山荘宿泊組は塚原町長、奥田副町長、澤田兄妹らの見送りを受けてバスで宿へ向かったのでした。

    島根県飯南町&川本町バスツアー報告つづく・・・

  • 2023年10月14日(土) 03時48分

    島根県飯南町&川本町バスツアー報告③ 「これぞまさにスイーツ!」飯南町特産さつまいも「森の絹」栽培畑へ

    島根県飯南町&川本町バスツアーは赤名湿地性植物群落を見たあと飯南町の特産品ブランドであるさつまいも「森の絹」の圃場をバス車内から見学。「森の絹」を生産し、自らを「芋づる代官になりたや」という本田哲三さんの話を聞きました。

    ブランドさつまいも「森の絹」は高糖度の飯南町自慢のさつまいもで、滑らかな食感と甘さが特徴のシルクスイートを使用。

    独自の栽培法に加えて貯蔵や加工によって年々収穫量を増やしているそう。

    参加者に配られた「森の絹」。小ぶりながらメチャ甘く正にスイーツ!その甘さ旨さにビックリ!

    糖度は51度あるそう。通常甘いと感じるさつまいもの糖度が30数度ゆえ如何に糖度が高いかがわかります(写真は飯南町役場提供)

    現在流通にのらない規格外の森の絹の販売受付を実施中


    クラウドファンディングなどでおなじみの「マクアケ」で販売受付中です。詳しくはコチラのサイトをご覧ください↓
    大好評を経て第二弾!形は規格外、甘さは本物。甘すぎて研究対象になったさつまいも|マクアケ – アタラシイものや体験の応援購入サービス (makuake.com)

    飯南町で栽培される飯南米も刈り取りの季節を迎えていました。

    畑の所々に白いそばの花が咲いていました。まもなく新そばの季節ですね。

    宿に向かう前にトイレ休憩を兼ねて「道の駅とんばら」へ。土産品や地元野菜などを購入。

    飯南町の頓原(どんばら)地区の漬物「とんばら漬け」

    現在は町外で製造加工されていますがカレーの付け合わせやお茶請けにもいい地元野菜の漬物です。

    飯南町には「ワニ料理」もあるんです。ワニなのに何故サメ?と思われるかもしれませんが実はワニとはサメのこと。山間部の保存食として食文化が残っています。

    飯南町のマスコットキャラクター「いいにゃん」の絵が描かれた環境支援自販機。

    道の駅とんばらの隣には「大しめなわ創作館」があります。今回は立ち寄りませんでしたが、出雲大社神楽殿に架かる巨大な大しめ縄はここで製作されています。

    建物横にはこんな郵便ポストがありました。郵便物も「ご縁」ですね。

    宿へ向かう途中ドクターヘリと救急車を見かけました。訓練ではなく緊急出動だとしたら無事を願うばかりです。

    午後5時に宿泊先の琴引ビレッジ山荘に到着

    こちらの宿に宿泊する参加者は荷物を置いてつかの間の休憩

    このあともうひとつの宿泊先(分泊)の憩いの郷衣掛荘に向かいました。
    島根県飯南町&川本町バスツアー報告つづく・・・

  • 2023年10月1日(日) 05時34分

    久しぶりに淡路・沼島へ!

    先月23日の土曜日は「くにうみの日」でした。伊弉諾神宮で「神楽祭」が開かれるこの日、午前中に沼島(ぬしま)に渡りました。

    南あわじの土生(はぶ)港から沼島汽船に乗ります。乗船料金は大人片道480円、往復で920円

    往路の船は「しまちどり」

    土生と沼島の間を10分ほどで結んでいます。

    広島県尾道市にある瀬戸内クラフト社製の56トンの船で旅客82人・船員4人の86人乗り

    港の消波ブロックには間隔を置いて海鳥が陣取っていました。

    何年かぶりの沼島再訪です。

    あっという間に到着

    沼島漁港

    沼島は国生み神話に登場する「おのころ島」伝承地の一つです。淡路島の太平洋側に浮かぶ小さな島で、上空から見ると勾玉の形をしています。沼島の「沼」は国生み神話の「天の沼矛(あめのぬぼこ)」に由来するという説もあります。

    漁港にほど近い沼島八幡神社。海上安全・四季豊漁の神様です。

    「八角井戸」沼島では井戸のことを「川(かわ)」と呼ぶそう。吉相を示す八角の形をした井戸で、これまで一度も枯れたことが無いといわれ今でも生活用水として使われているそう。

    この日は島の小学校の運動会が行われていました。

    こんな看板が!淡路にはイノシシはいないと聞いていましたが、近年本島にも沼島にも数頭いるそう。海を渡ってきたのですね。

    上空には関空便の旅客機が次々飛来(写真は韓国LCCの「T’Way航空」のB737-800)

    島の中央を突っ切る道を進んでいくと目の前が開けてきました。

    目の前は太平洋につながる海!

    そしてこれが「上立神岩(かみたてがみいわ)」

    矛先の形をした島のシンボル。「天の御柱」といわれる高さ30mの岩で、イザナギ・イザナミの二神あ降り立って夫婦の契りを交わした御柱といわれています。

    この日はあまり時間がなく再び港に向かいます。島のいたるところに海抜表示板がありました。南海トラフ地震が起きると津波の危険があり高台へ避難をしなくてはなりません。

    風見鶏ならぬ「風見鯛」。風に吹かれて右に左に動いていました。

    島のマンホール蓋

    島内で昼食をと海鮮・漁師料理の店「水軍」へ。

    ハモのフライ。身が厚く美味しいフライでした。

    この日は予約一杯で名物の海鮮丼が注文出来ず「ネギトロ丼」にしました。

    復路の船は「しまかぜ」。「しまちどり」と同様の56トンの船です。

    アオサギ(若鳥)が見送ってくれました。

    つかの間の沼島滞在でした。

    土生港に到着すると郵便車が待っていました。人を運ぶだけでなく生活物資や郵便物などの輸送も船が担っているのですね。