神戸の海でとれたしらすに合う醤油をと開発されたしらす丼専用の醤油「しらずしらすにかけちゃうお醤油」。
神戸市西区にある神戸唯一の醤油蔵である池本醤油合名会社と神戸市の産学連携事業「にさんがろくプロジェクト」に参加した学生たちが考案し商品化されたものです。
ご飯の上に海苔を敷き、釜あげしらすに大葉を添えて上から醤油をかけて食べてみました。
まろやかな昆布だしに米酢の程よい酸味がしらすの旨味を引き立ててくれます。
このラベルはグラフィックデザインを専攻する学生が中心になって考えたデザインで、海の青と大豆の黄で魚を描き、「お」の字の点と「油」のさんずいはかけ醤油をイメージして水滴模様にとこだわっています。
価格は100㎖入りで税込340円。池本醤油の直売店やオンラインショップなどで販売中。
なお池本醤油では他にも様々なかけ醤油を開発。またひとつラインナップが加わりました。
池本醤油合名会社の公式サイトはこちら
番組内容
懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。
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いよいよゴールデンウィークが始まりましたが、5月3日~5日にかけて神戸市東灘区の本山地区、本庄・魚崎地区、住吉地区、御影地区の4つの地区で総勢32台のだんじりが巡行します。このうち5月4日(木・祝)には神戸市東灘区のJR摂津本山駅北側・山手幹線で「第33回本山だんじりパレード」が開催されます。コロナ禍で中止が続いていましたが今年は4年ぶりに開催され、東灘区の住吉川以東から10地区の地車(だんじり)が参加します。その中の1つ岡本區の地車のコマ造りが昨日行われ見学してきました。
通常のコマというと鉄と木を組み合わせて出来ています。
しかし岡本の地車はコマの周りに「ツグ」と呼ばれる杭を打ち込みツルを巻いて締める構造の独特のものです。
コマ造りは手間の掛る仕事で、材料となる松(樹齢約15年のもの)などを加工するところから始まります。
必要な長さに揃えてカット
コマに打ち込みやすいよう先端部分を削ります
併せて最後の固定で使うクサビも作ります。
部材はすべて手造り
これがベースとなるコマ
19ある穴にツグを打ち込んでいきます。
長さを揃えて余分な部分を切り落とします。
切る人と押さえる人3人がかり。
ツグを打ち込んだコマは地車に運ばれます。
コマを地車に装着したあとツルを巻いて固定する作業へ。岡本地区は坂道が多くコマが滑らないようにするための工夫で、昔牛が引く荷車に施されていた名残なのだそう。
これらの材料は昔や山に入って取ったりもしていたようですが、近年は手に入れにくくなっているようです。
そしてこうした技術を若い世代へと繋ぐ伝承も大切なことです。
最後にクサビを打ち付けてツルを固定し完成
本番に備えての予備のコマも完成しました。
早朝からの作業を終え試し引きへの準備開始!
本番では曳き手の数も揃いますが、この日はコマ造りに参加した人数で曳きます。
蔵から曳き出しまずは何度か前後に動かし状態を確認
その後本番同様鉦や太鼓を打ち鳴らし屋根方も乗り込んで町内練り歩きに出発。雨がパラパラと降り出したので提灯は外されています。
カーブでは舵取りも大変
相当な重さのある地車を少ない人数で曳くので注意も必要
甲南大学前でターン
岡本地区は坂が多く下りは良くても上りはかなりきついのです。
無事に戻ってきました。
外した提灯を元のように戻しこの日の作業は完了
「本山だんじりパレード」は5月4日(木・祝)12:30~14:30にJR摂津本山駅北側の山手幹線で行われます。岡本をはじめ魚崎、西青木、野寄、北畑、森、小路、田邊、田中、中野の10地区のだんじりが集結。本部前のメインステージのほか、今年は西側と東側にそれぞれサブステージが設置されてパフォーマンスが繰り広げられることになりました。
また「御影だんじりパレード」が5月3日(水・祝)17:30から阪神御影駅山側の御影クラッセだんじり広場で行われるほか、各地区の神社毎の宮入が3日から5日にかけて行われますよ。
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阪急交通社と阪神梅田本店が取り扱う生鮮食品の産地を訪れる日帰りツアー「旅するさんち」企画の第1回が昨日実施され同行取材してきました。初開催となった昨日の旅先は明石浦漁港。鯛や蛸をはじめ数多くの魚が水揚げされる日本屈指の活気ある港です。ここでは活きたままセリにかけられる「競り場」が有名ですが、通常は関係者以外立ち入り禁止で観ることはできない場所をまずは見学。
午前11時30分にセリがスタート。
魚の種類別、大きさ別にされたカゴが水槽から次々と台に乗せられていきます。
セリ場を囲む台の上には卸売業者が立ち、買いたい魚があれば指で買値を示していました。浜独特の数字の数え方があるようです。
セリのスピードものすごく早くカゴも次から次へと移動
明石といえば「鯛」ですが、鯛は背中を業者に見せるようにカゴから一旦台の上に出されます。跳ねるので軽く抑えながらの作業。
写真では伝えきれないスピードと迫力!そしてスピードといえば正面の台に向かっている女性は誰が何の魚をどれだけ、いくらで買ったかを瞬時に書き取りしてるそう。凄い!
浜では働く女性の姿が多く見受けられました。今回のツアーの案内役も女性。「浜のかあちゃん」と呼ばれる髙山淳子さん。セリ作業では漁師の妻の役目となっている仕事が多く、全国の漁場でも多くの女性が働く港とのこと。髙山さんも漁師の妻です。
この日はカレイや
ナマコも。他にスズキやヒラメ、クロダイ、メバル、オコゼなどもありました。
昼時にセリが行われるので明石浦の魚は「昼網」と呼ばれています。漁は2隻の船で網を引く底引き網漁と1本釣りもあるそうです。魚は水揚げされてからセリにかけられるまで水槽に置かれ「活け越し」されます。これにより魚のストレスを取り、胃の中をものを吐き出させることで臭みが身に移らないようになるのだそう。
明石浦では活きた魚を扱うのが基本ゆえ魚の生臭さを全く感じない漁港でした。それでも嗅ぎつけたのかこんな鳥が屋根の上に来ていました。
今回の「旅するさんち」ツアーは、「食の阪神」の生鮮バイヤーが足を運んで生産者とふれあう中で「産地の魅力をもっと伝えたい」という熱い思いから企画されました。第1回の今回は阪神間を中心に20代~70代の男女11人が参加。遠く奈良から参加の男性もいました。
そして午後からは兵庫県水産会館に場所を移して鯛を使った料理教室が開かれました。
ツアーのナビゲーターを務める阪神梅田本店生鮮バイヤーの竹林豊さんが冒頭挨拶。「生産地を訪れることで生産者の生き様、息づかいをも感じてもらえたら」と話していました。
調理室を使っての料理教室は「浜のかあちゃん」こと髙山淳子さんが指導。
「新鮮な鯛のうろこは指で取れるんですよ」とのこと。
料理メニューは桜鯛の炙り、鯛めし、潮汁、そして鯛のコロッケ。コロッケの衣には生パン粉になんと鯛のうろこを使って揚げています。
調理説明を受けたツアー参加者はこのあと班に分かれて調理実習。春の1日を楽しんでいました。
阪急交通社では5月16日(火)にも同じ内容のツアーを予定しています(最少催行人数に達しない場合は中止されることもあります)
料金や内容など詳しくは阪急交通社の公式サイトをご覧ください。 -
いよいよこの週末からゴールデンウィークですね。この土日は出掛けるにはあいにくの空模様となるようですが、その後はまずまずの予報。安全に楽しくお過ごし下さい。「朝は恋人」は連休中も通常通りの生放送ですのでお付き合い下さい。
さて来週の特集コーナーは・・・
5月1日(月)
8時台の洋楽特集、9時台の邦楽特集とも
「5月・May(メイ)」ソング集5月2日(火)
8時台の洋楽特集、9時台の邦楽特集とも
「ドリンク・飲み物にまつわる」ソング集5月3日(水)
8時台の洋楽特集は
「グリーン・緑」ソング集①
9時台はゲストにボイスパーカッションのKAZZ(カズ)さんと二胡奏者の鳴尾牧子さんの新ユニット「星 星(シン シン)のお2人を迎えてお送りします。5月4日(木)
8時台の洋楽特集は
「グリーン・緑」ソング集②
9時台はゲストにピアノ&キーボード奏者の土井亮さんを迎えてお送りします。リクエストやメッセージをお待ちしています。
番組メールアドレスは↓
asa@jocr.jp※予告なく放送内容を変更する場合があります。ご了承ください。
昨日の神戸港高浜岸壁からの光景
客船「セブンシーズエクスプローラー」が中突堤に着岸していました。
今日28日午後6時に広島に向けて出港予定です。
なお今日から神戸ハーバーランド高浜岸壁ではワインや地ビールのイベントが始まりますよ。
5月7日(日)まで開催
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アメリカのウインドスタークルーズ社が運航する客船「スターブリーズ(12,969㌧)」が昨日の早朝初めて神戸港にやってきました。
小雨が降る中、午前6時前に入港
そして神戸港中突堤に着岸
コンパクトな船ゆえのヨットスタイルクルーズが人気の船で部屋は全室スイート。乗客3人に対して乗務員2人という手厚いサービスも人気の理由だそう。
全長159mのスマートな船体。元々は134mだったのですが、2019年10月から2020年11月にかけて大規模なリニューアル工事が行われ、その際にチョップ&ストレッチ工法(船体を真っ二つに切り、間に増設ブロックを継ぎ足す)によって25mほど船体が伸ばされました。
300人ほどの乗客を乗せて昨夜出港しました。「スターブリーズ」は来月16日の深夜に再び神戸に入港してきます。そういえば出港前の午後6時頃雨上がりの大阪湾に小さな虹が出ました!