夏休み中の8月17日から3日間四国高知を旅してきました。この日は午前7時53分新神戸駅発の「こだま」で岡山に移動予定でしたが、台風7号通過後の大雨や新幹線車両手配トラブルの影響でダイヤが大幅に乱れていました。結局90分遅れの9時12分発の「みずほ」に乗車。車内は大混雑でしたが私の移動時間は30分ほど。なんとか立っていられました。博多まで乗車した人はさぞや大変だったかと・・・
今回の旅は大手旅行会社のパッケージツアー。JR岡山駅前からは参加者32人が大型バスで移動。雨の中、途中休憩を挟みながら瀬戸中央自動車道から高松自動車道、高知自動車道を走ります。
伊野インターで高速を降りて国道33号線を走り、出発から2時間ほど過ぎて最初に着いたのは昼食場所。
大正2年創業のうなぎ料理の名店「大正軒」です。
完全予約制のお店だそうで、到着して程なくして焼き立てのうな重が運ばれてきました。
身はふわふわ、皮はパリッとして甘めのたれと相まって美味しい鰻でした。
お店の廊下には野球のユニフォームやバットなどが展示されていました。
阪急時代の福本選手のグッズを中心にサインボールや大入り袋などが飾られていました。お店の大将がファンだったのでしょう。
食事を終えて雨も小止みになったので付近を散策。佐川町(さかわちょう)はあの植物学者の牧野富太郎の生誕の地。大正時代の牧野生家跡地に、唯一残る当時の写真を手掛かりに「牧野富太郎ふるさと館」として再生されました。
生誕150年となった2012年にふるさと館がオープンしゆかりの資料が展示されています(入場無料)。朝のテレビドラマの放映の影響もあって多くの人が訪れているようです。
もうひとつ佐川町には司牡丹酒造の酒蔵がある場所です。
道沿いに白壁の蔵が建っていました。
午後2時10分出発。国道494号の峠越え。雨の中こんな場所で道路工事が行われていました。
大型バス1台がぎりぎりの車幅。こんな道幅でも国道なのですね。
国道56号線に出ました。どんよりした空模様の中、海岸線を走ります。晴れていたらさぞや綺麗でしょう。
そして観光スポット「佐田の沈下橋(さだのちんかばし)」に到着。
小舟が係留されていました。
雨の降り方が一段と強くなってきました。
「佐田の沈下橋」は四万十川に架かる欄干のない橋。増水した際には川に沈んでしまうために「沈下橋」と呼ばれています。水の抵抗を抑えるために欄干がないのです。
大雨ではありましたが、この時まだ水は青く「清流」の様子を保っていました。
地元の人の生活道路ではありますが車での通行は少々怖い気がしますね。
地図看板の現在地はたばこの火でしょうか。いたずらされた跡がありました。
バスに戻り夕食場所へ移動
食事処「いちもん家」で鰹のタタキを中心としたメニュー
欲を言えば天ぷらの代わりにタタキが倍欲しかったですね(^^)
食事を終えて四万十市内のホテルに移動しました。雨の初日行程を終えました。
「高知・夏旅報告」つづく・・・