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三上公也の朝は恋人

番組内容

懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。

  • 2023年8月29日(火) 03時25分 バス

    高知・夏旅報告①~佐川町の鰻老舗店「大正軒」、牧野富太郎ふるさと館、佐田の沈下橋へ

    夏休み中の8月17日から3日間四国高知を旅してきました。この日は午前7時53分新神戸駅発の「こだま」で岡山に移動予定でしたが、台風7号通過後の大雨や新幹線車両手配トラブルの影響でダイヤが大幅に乱れていました。結局90分遅れの9時12分発の「みずほ」に乗車。車内は大混雑でしたが私の移動時間は30分ほど。なんとか立っていられました。博多まで乗車した人はさぞや大変だったかと・・・

    今回の旅は大手旅行会社のパッケージツアー。JR岡山駅前からは参加者32人が大型バスで移動。雨の中、途中休憩を挟みながら瀬戸中央自動車道から高松自動車道、高知自動車道を走ります。

    伊野インターで高速を降りて国道33号線を走り、出発から2時間ほど過ぎて最初に着いたのは昼食場所。

    大正2年創業のうなぎ料理の名店「大正軒」です。

    完全予約制のお店だそうで、到着して程なくして焼き立てのうな重が運ばれてきました。

    身はふわふわ、皮はパリッとして甘めのたれと相まって美味しい鰻でした。

    お店の廊下には野球のユニフォームやバットなどが展示されていました。

    阪急時代の福本選手のグッズを中心にサインボールや大入り袋などが飾られていました。お店の大将がファンだったのでしょう。

    食事を終えて雨も小止みになったので付近を散策。佐川町(さかわちょう)はあの植物学者の牧野富太郎の生誕の地。大正時代の牧野生家跡地に、唯一残る当時の写真を手掛かりに「牧野富太郎ふるさと館」として再生されました。

    生誕150年となった2012年にふるさと館がオープンしゆかりの資料が展示されています(入場無料)。朝のテレビドラマの放映の影響もあって多くの人が訪れているようです。

    もうひとつ佐川町には司牡丹酒造の酒蔵がある場所です。

    道沿いに白壁の蔵が建っていました。

    午後2時10分出発。国道494号の峠越え。雨の中こんな場所で道路工事が行われていました。


    大型バス1台がぎりぎりの車幅。こんな道幅でも国道なのですね。

    国道56号線に出ました。どんよりした空模様の中、海岸線を走ります。晴れていたらさぞや綺麗でしょう。

    そして観光スポット「佐田の沈下橋(さだのちんかばし)」に到着。

    小舟が係留されていました。

    雨の降り方が一段と強くなってきました。

    「佐田の沈下橋」は四万十川に架かる欄干のない橋。増水した際には川に沈んでしまうために「沈下橋」と呼ばれています。水の抵抗を抑えるために欄干がないのです。

    大雨ではありましたが、この時まだ水は青く「清流」の様子を保っていました。

    地元の人の生活道路ではありますが車での通行は少々怖い気がしますね。

    地図看板の現在地はたばこの火でしょうか。いたずらされた跡がありました。

    バスに戻り夕食場所へ移動

    食事処「いちもん家」で鰹のタタキを中心としたメニュー

    欲を言えば天ぷらの代わりにタタキが倍欲しかったですね(^^)

    食事を終えて四万十市内のホテルに移動しました。雨の初日行程を終えました。
    「高知・夏旅報告」つづく・・・

  • 2023年8月27日(日) 05時19分 関西

    ポートアイランドの埠頭で見かけた円形構造物とは・・・

    ポートアイランドの埠頭にどこかでみたことがある円形の構造物がありました。

    そうです、リニューアル工事が進む須磨海づり公園にあった管理棟です(台風被害に遭い休園中の2022年4月23日撮影)

    近々ここで解体されるということです。1976年のオープンから公園のシンボルになっていたものだけに寂しい思いが募ります。

  • 2023年8月26日(土) 05時05分 関西

    神戸初入港の「ナショナル ジオグラフィック リゾリューション」、そして飛鳥Ⅱ

    昨日は神戸港に初めて「ナショナル ジオグラフィック リゾリューション」という長い名前の船が入ってきました。

    バハマ船籍の12,786㌧の客船です。

    神戸ポートターミナル(新港第4突堤)の岸壁では係員がフラッグを振って船に合図を出していました。

    ゆっくりと岸壁に近づいてきます。

    正面から見るとわかりませんが横から見ると船首部分の形状が通常の船とは違う形をしています。

    これはノルウェーのウルステイン社が開発した「Xバウ型」という新しい船首の形状で、こうした形にすることで荒れた天候の中でも水の抵抗を少なくし航行性能が高まっているそうです。さらに耐氷構造にもなっていて南極や北極などへの探検クルーズにも威力を発揮しているようです。

    全長124m、乗客定員126人とコンパクトなクルーズ客船です。

    午前8時過ぎに着岸し、昨夜9時半に次の寄港地宇野に向けて出港しました。来月18日に再び神戸にやって来ます。
    そして同時刻ごろ、中突堤には日本の客船「飛鳥Ⅱ(50,444㌧)」が入港し着岸準備が行われていました。

    「飛鳥Ⅱ」の中突堤への寄港は先月5日以来、神戸港へは先月17日以来です。

    午前中まだ停泊中の練習帆船海王丸との2ショット。色合いが似ていますね。

    「飛鳥Ⅱ」は昨日の午後5時に横浜に向けて出港。写真右はレストランクルーズ船「コンチェルト」

    「海王丸」は訓練生を乗せて午後2時に高浜岸壁を離岸。

    一旦須磨沖に停泊し30日に清水港着の予定です。

  • 2023年8月22日(火) 03時20分 出来事

    きのうの神戸港~高浜岸壁に停泊中の練習帆船「海王丸」

    今月19日、神戸港に入港してきた海技教育機構の練習帆船「海王丸」。

    1989年12月9日の初入港から数えて100回目の神戸港入港です。

    神戸港開港150年の年に贈呈されたオリジナルのラットガード。やや変形しているようですが使われています。

    寄港100回記念のイベントとしてバックヤードツアーが行われたようで珍しく岸壁にコーンが置かれていました。

    港内では帆を張った姿を見ることは出来ませんが帆船ならではの光景を近くで見てみたいものですね。

    今月25日(金)午後2時に次の航海練習のため出港予定です。

    久しぶりに高浜岸壁から東方向を見ると建物の建設工事の様子が見えました。神戸港第2突堤で工事が進む「神戸アリーナプロジェクト」で、2025年4月オープンをめざして1万人収容の最新型のアリーナ建設が進められているとのことです。

    神戸港も日々変わりつつあるのですね。

  • 2023年8月14日(月) 07時05分 出来事

    東北旅レポート⑥~青函連絡船メモリアルシップ「八甲田丸」へ

    「ねぶたの家 ワ・ラッセ」のあとは「青函連絡船メモリアルシップ 八甲田丸」へ。

    「ねぶたの家 ワ・ラッセ」からは海辺を歩いて移動

    この案内図を見て2月に青森を訪れた際に空から写真を撮ったことを思い出しました。あの時は雪で街は真っ白でした。

    「青函連絡船メモリアルシップ 八甲田丸」は青函連絡船が廃止されたあと青森港第2岸壁に繋船されるの形で博物館となっています。

    往時のままの白と黄色の船体

    船体は波を受けて時折ギーギー音が鳴っていました。

    昭和30年代の青森駅前の様子や連絡船待合室などの様子をジオラマで再現した「青函ワールド」を見学の後ブリッジ(操舵室)へ。

    ブリッジからの眺め

    屋上デッキへ

    煙突展望台がありました。

    北海道方面を望む光景

    「津軽海峡フェリー」が出港していきました。

    懐かしい「JNR」の赤い文字

    屋上から1階に降りてここからは鉄分補給。展示車両を見学(写真は車掌車ヨ6000)

    青函連絡船の大きな特徴は貨車や客車など鉄道車両をそのまま船内に格納して運べるようになっていることです。

    船の傾きで脱線や転覆を防ぐ様々な装置がありました。そのひとつが自動連結器付きの車止め(油圧緩衝器付き)

    郵便・荷物合造車スユニ50

    特急「はつかり」などに使われたキハ82

    計量小型ディーゼル機関車DD16

    ここにしかない貨車「ヒ600」。連絡船に車両を運び込む際、可動橋に掛る重量を少なくするために機関車と出し入れする車両との間に連結された出し入れ専用の貨車。「ヒ」は控え車のヒのことだそう。

    最後に船のエンジンルームへ

    船を下りて津軽海峡冬景色の歌碑へ。

    この日も35度近い気温。極寒のイメージのある青森ですが夏は関西並みに暑いのです。

    青森海上保安部の巡視船「おいらせ(PM23)」。八甲田丸と縦に並んで停泊していました。

    道の階段途中にこんなものが落ちていました。「手羽先だっテバさぁ~」(笑)

    東北旅レポートつづく・・・