兵庫県とJRグループ6社、観光事業者が連携し、一体となって展開する大型観光事業「兵庫デスティネーションキャンペーン~兵庫テロワール旅~」が昨日始まりました。JR神戸駅の1番ホームでは姫路駅を出発した特別運行の長距離観光列車「ウエストエクスプレス銀河」の到着にあわせてオープニングセレモニーが行われました。
セレモニーでは主催者として兵庫県の斎藤元彦知事が挨拶。「これまで旅は観光地をみて楽しむことが中心だったが、加えて何故こういったものがあるのか、その背景の歴史や文化、人々の営みなどにも触れて欲しい」と話していました。
ホームではトランペッター広瀬未来さんらのジャズカルテットが「A列車で行こう」や「スマイル」を演奏。
有馬芸妓の一菜(いちな)さんらが駆けつけ灘五郷のお酒の振る舞い。
神戸六景のデザイン缶に入ったお菓子が乗客らにプレゼントされました。
12時09分、斎藤知事と松井聡明神戸駅長の出発合図でが出発。関係者が見送りました。このあと「銀河」は大阪方面に向かい、福知山線経由で城崎温泉に向かいました。
大阪から家族3人で今回の「銀河ツアー」に参加したという女性は「息子が鉄道好きで一度乗って見たかった。私は城崎温泉のお湯に浸かるのが楽しみ」と話していました。
「兵庫デスティネーションキャンペーン」は9月30日までの期間中「うみやまむすび」や客車「サロンカーなにわ」を使った「兵庫テロワール旅号」といった観光列車を運行します。
またデスティネーション期間中、3日間有効の「ひょうご☆乗り放題パス」や2日間有効の交通系ICカード「ICOCA」を使った「神戸・姫路デジタルパス」が発売されているほか、「めぐるひょうご体験バス」が特別運行されます。
詳しくは「兵庫デスティネーションキャンペーン」の公式サイトをご覧ください。