CRKラジオ関西

  • radiko.jp いますぐラジオ関西を聴く

三上公也の朝は恋人

番組内容

懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。

  • 2023年7月2日(日) 03時35分 但馬

    兵庫県とJRグループがタッグを組んだ大型観光事業「兵庫デスティネーションキャンペーン」がスタート!

    兵庫県とJRグループ6社、観光事業者が連携し、一体となって展開する大型観光事業「兵庫デスティネーションキャンペーン~兵庫テロワール旅~」が昨日始まりました。JR神戸駅の1番ホームでは姫路駅を出発した特別運行の長距離観光列車「ウエストエクスプレス銀河」の到着にあわせてオープニングセレモニーが行われました。

    セレモニーでは主催者として兵庫県の斎藤元彦知事が挨拶。「これまで旅は観光地をみて楽しむことが中心だったが、加えて何故こういったものがあるのか、その背景の歴史や文化、人々の営みなどにも触れて欲しい」と話していました。

    ホームではトランペッター広瀬未来さんらのジャズカルテットが「A列車で行こう」や「スマイル」を演奏。

    有馬芸妓の一菜(いちな)さんらが駆けつけ灘五郷のお酒の振る舞い。

    神戸六景のデザイン缶に入ったお菓子が乗客らにプレゼントされました。

    12時09分、斎藤知事と松井聡明神戸駅長の出発合図でが出発。関係者が見送りました。このあと「銀河」は大阪方面に向かい、福知山線経由で城崎温泉に向かいました。

    大阪から家族3人で今回の「銀河ツアー」に参加したという女性は「息子が鉄道好きで一度乗って見たかった。私は城崎温泉のお湯に浸かるのが楽しみ」と話していました。

    「兵庫デスティネーションキャンペーン」は9月30日までの期間中「うみやまむすび」や客車「サロンカーなにわ」を使った「兵庫テロワール旅号」といった観光列車を運行します。
    またデスティネーション期間中、3日間有効の「ひょうご☆乗り放題パス」や2日間有効の交通系ICカード「ICOCA」を使った「神戸・姫路デジタルパス」が発売されているほか、「めぐるひょうご体験バス」が特別運行されます。
    詳しくは「兵庫デスティネーションキャンペーン」の公式サイトをご覧ください。

  • 2023年6月28日(水) 03時25分 関西

    淡路島の旬魚「鱧(はも)」の季節到来!

    淡路島の夏の代表的食材である「鱧(はも)」が今年もシーズンを迎えました。毎年梅雨の時期に始まるはも漁ですが、はえ縄漁や底引き網漁などの漁法で行われ、「べっぴんはも」や「黄金はも」と呼ばれて親しまれています。脂のノリ、コクと歯ごたえから1.5~2kgサイズのはもが使われています。

    はも料理に欠かせないのが「骨切り」。沢山の固い小骨を持つはもの料理には骨切り技術を持つ職人の腕が要ります。身と皮の間のギリギリのところに包丁を入れる技術習得に10年かかるそう。実際骨切り用の包丁はずしりと重く腕が疲れます。

    はもの食べ方といえば湯引きしたものを梅肉つけて食べたり、炙ったものにすだちを添えて食べるのがおなじみです。

    天ぷらも良いですね。

    はも寿司も美味!

    このように「はも」の調理法は色々ありますが、淡路で食べるならなんといっても「はもすき鍋」です。

    具材は骨切りした「はも」と、これまた旬の「玉ねぎ」。

    「はも」の骨で取った出汁と淡路島特産たまねぎの甘みが相まった美味鍋です。

    三つ葉を添えて・・・

    「はもの子」も鍋に!

    「はも」には美容と健康の元といわれるビタミンAが豊富に含まれているほか、皮の部分には肌の老化を抑えるコンドロイチンも含まれているそうで夏バテにも良いそうです。

    そして鍋の〆はエキスが詰まった出汁に淡路島そうめんを投入。これまた旨い!

    淡路人形浄瑠璃の戎さんも「ホレ、食べに来て!」と呼びかけています。

    「はもすき鍋」をはじめ「はも料理」は8月まで淡路島内のホテルやレストランで味わえます。観光案内など詳しくは淡路島観光協会のサイトをご覧ください。

    関西の夏の風物詩の一つである「はも」ですが、「はも祭り」とも呼ばれる京都の「祇園祭」や大阪の「天神祭」ではなくてはならない食材として昔から食されていました。そして淡路島はかつて「御食国(みけつくに)」と呼ばれ、京都の朝廷へ様々な食材が献上されていました。「はも料理」といえば京都のイメージがありますが、実は淡路から運ばれていたのです。現在でも祇園祭に合わせて「活きはも」を八坂神社に奉納する「はも道中」が行われています。15回目となる今年は7月3日(月)に京都での練り歩き・はもすきの振る舞いが予定されています。また「はも道中」に先立ち、6月30日(金)には南あわじ市の土生港で出立式、洲本市の大浜海水浴場で練り歩きとはもすきの振る舞いが行われます(内容は天候等により予告なく変更となる場合があります)

  • 2023年6月27日(火) 03時29分 関西

    雨の日の移動に便利な神戸市営地下鉄海岸線、実は「リニアメトロ」なのです

    神戸市の中央区~兵庫区~長田区の南部を走る神戸市営地下鉄海岸線。三宮・花時計前~新長田駅間の全長7.9kmを約15分で結んでいます。

    駅の数は10駅。外出先によっては雨の日などこの路線を利用して移動したりしています。

    この路線を走る5000形車両は一般的な車両に比べて小さなコンパクトサイズのミニ地下鉄ながらレールの軌間は1,435mmと標準軌と同じです。そして通常の電車の場合はモーターの力で車輪を動かしで進みますが、この海岸線の場合はレールの真ん中にあるリアクションプレートと呼ばれる鉄板と車両側のコイルの間に発生する電磁力で車体を直接推進させる「鉄輪式リニアモーターカー」なのです。

    リニアモーターによって急勾配の路線でも力強く走る地下鉄海岸線。同じ市営地下鉄でも西神山手線のモーター音とは明らかに違います。その走行音の違いも楽しんでみては如何でしょう。

  • 2023年6月19日(月) 03時19分 関西

    「海底熟成ワイン」を引き上げ~そのお味は・・・

    ワインを海の底に沈めて熟成する実験が神戸港で行われています。

    その「海底熟成」を行っているのは神戸に本社を置くカタログ通販会社フェリシモで、2021年の1月に神戸港第1突堤近くに本社を移転した際に「f winery(エフワイナリー)」という自社の都市型小規模ワイナリー施設でワイン醸造を始めました。そして去年10月に神戸産や山形産のシャルドネやカルベネ・ソーヴィニヨン、マスカット・ベーリーAなどのブドウ品種で仕込んだ赤ワインや白ワインなどを目の前の神戸港の海底に沈めました。

    この実験は「難破して海底に沈んだ船の中から見つかったワインが美味しかった」という逸話から「本当なのか」と実験を開始し先日海に沈めた約150本を引き上げました。

    約8ヶ月ぶりに引き上げられましたが、ワインを収納したケージは泥まみれで海藻や貝などもくっついていました。

    なんでも海の中で長い期間揺られることで味がまろやかになるといわれていて、沖縄や瀬戸内海などでも海洋熟成が行われているそうです。
    ワインは1本1本ラップに包まれていてラベルへの汚れなどは心配なし。ただすぐに口にすることは出来ず、1ヶ月程度の検査を経て安全確認されたあと販売を予定しているとのこと。

    本来ワインに振動は御法度といわれますが、海の中の揺らぎはワインをもゆりかごの如く優しく熟成させてさせてくれるのでしょうか。
    フェシリモ本社にある「エフワイナリー」の醸造タンクでは、産地に制約されない幅広いブドウを仕入れてワイン文化の可能性を広げる様々な取り組みとしてユニークなワイン造りをすすめています。

    海底熟成についてエフワイナリーの醸造家の池原作務さんは「いいワインが出来たらなぁ」と期待を寄せています。

    エフワイナリーで醸造されたワインは醸造所に併設されたカフェエリアや直営レストラン「Sincro(シンクロ)」などで味わえます。
    海底熟成ワインについては本数が限られていることから、カフェでの試飲イベントやエフワーナリーの年間パートナーに優先販売予定とのこと。エフワイナリーの営業時間など詳しくはフェリシモの公式サイトをご覧ください。

  • 2023年6月17日(土) 06時44分

    客船「インシグニア」が久しぶりに神戸寄港

    アメリカの船会社が運航する客船「インシグニア」が今朝今朝5時過ぎ神戸にやって来ました(ジャンボフェリーのあとを追うように入港)

    神戸へはコロナ前の2019年3月29日以来の寄港。

    マーシャル諸島船籍で総トン数30,277㌧、全長181m、乗客定員648人乗りの中型客船です。

    朝の陽射しを受けながらゆっくりと岸壁に近づいてきます。

    前回は神戸港第4突堤(ポートターミナル)への着岸でしたが今回は初めて中突堤に着岸。

    南シナ海を巡るツアーの途中で神戸に寄港しました。

    出港は明日18日(日)午後3時で次の寄港地は清水港です。