今日6月25日で開業30周年を迎えた神戸・六甲アイランドにある「神戸ベイシェラトンホテル&タワーズ」
新型コロナウイルス感染拡大が落ち着きをみせ始めたことによる需要の回復や、2025年に開かれる大阪・関西万博に伴う観光需要に対応しようと現在改装工事が進められています。開業30周年の前日となる昨日、一部改装を終えた客室やロビーなどの内覧会があり行って来ました。
「神戸ベイシェラトンホテル&タワーズ」は開業時JTBがオーナーで、その後ソラーレホテルズ&リゾーツが、そして2011年12月に現在のホテルニューアワジがオーナーになって運営されています。コロナ禍で営業形態の見直しが余儀なくされましたが「ローカルな魅力で世界をおもてなしする」ことを念頭に客室をはじめ様々な施設の改修、また新たな施設のオープンなどが進められています。
改装された2階ロビー。壁に接するのではない島のようなアイランド型のカウンターで、シックで洗練されたイメージに。
「おもてなし」では19階にあるクラブラウンジが拡張されました。
クラブの両サイドにあった客室をクラブラウンジスペースに変更。空間が増えました。
山側を眺められるスペース
この日はやや曇っていましたが晴れた日には六甲の山の稜線が見え、夜は夜で夜景も楽しめそう。
客室はツインルームを中心とする形に順次改装中。開業時は276室ありましたが現在は268室に。
家具などを取り除いてより広さを感じられるようになりました。
そしてホテル内にある神戸六甲温泉「濱泉(はまいずみ)」。2014年4月にオープンした天然温泉源泉かけ流しの温浴施設で、ホテル敷地内の地下1600mから毎分最大400リットル湧き出る湯量豊富な温泉です。
ゆったりくつろげる「湯上がり処」
ここにはホテル特製のコーン茶+麦茶のブレンド茶が置かれています。
コーン茶は身体を温める効果があり、また鉄分やミネラルも豊富に含まれた健康飲料だそう。温泉に浸かりこのブレンド茶を飲むことで健康を保てそうです。このほか血圧計や血管年齢、体組成計などの機械も置かれていて自分の身体の状態をチェックできます。
そして新しい施設としては2020年1月にオープンしたペットリラクゼーションハウス「シェラトンドッグ」があります。
ここはペットのためのリラクゼーション施設です。
ペットホテル
スンダードルーム、デラックスルーム、スイートルームがあり、小型犬から大型犬まで対応(一部猫の利用も可能)
わんちゃん用のグルーミング(トリミング)はシャンプーコースとカットコースがあります。
そしてここでは「犬の幼稚園 ドッグスール」が開設されています。
飼いはじめのしつけ方などが学べます。
利用の予約・問い合わせは078-857-7212
dog@sheraton-kobe.co.jp
そして去年3月にオープンした「シェラトンファーム」。建物の屋上を活用した農園で手つかずだった花壇を改修して造られました。
都市部で農業に触れる人を増やすことを目的としたオーガニック(有機農業)の貸し農園です。神戸市が進める「アーバンファーミング神戸」のモデル農園の第1号だそう。
3m×3mの区画を16枠で運営中。すぐそばを六甲ライナーが走っています。
ぼちぼち収穫できそうなきゅうり
なす
ししとうも!
ホテルと農家と地元が一体となって運営している農園で、ゆるやかなコミュニティ運営として3ヶ月に1回程度ファーマーズマーケットも開催されているそうです。
神戸ベイシェラトンホテル&タワーズでは「わざわざ来てくれるホテル」「ちいきの特性を活かした運営」「ファミリー、女性、子供にやさしいホテル」そして「食へのこだわり」を掲げて進化し続けていますよ!
神戸ベイシェラトンホテル&タワーズ公式サイトはこちら