阪急宝塚線で今年の2月24日から運用が始まった新型2000系車両(8両編成)。「安心と快適、そして環境に配慮した新しい阪急スタイル」をコンセプトに開発された車両です!
バリアフリー設備、快適性、環境性能、そして安全性の向上が図られています
記念のヘッドマークが掲出されています
阪急は「0」番が第1編成ゆえこの車両がトップナンバー
車内はロングシート仕様。乗客が車内移動する際の補助のために入口付近やロングシート部の座席中間仕切りに縦手すりが設置されています
京都線を走る2300系同様、前後先頭車両の車いすスペースが広く、高さ2段手すりと車いすの固定具が設置されています
中間車両にも車いす・バギースペースが取られています
扉には「戸閉力弱め制御機能」が付いていて、乗降口の扉開閉機構に扉を閉じた際の閉じ圧力を一時的に弱める制御が導入されました。閉まった直後は扉に隙間が出来ています。
そして約10秒後に完全に閉まる仕組み。これによって扉に挟まった場合でも容易に引き抜きが出来るようになりました。いずれにしても駆け込み乗車は危険ですが・・・
2300系同様ドア上部に埋め込み設置された防犯カメラ
非常通報装置のSOSボタンが押された場合、当該車両のカメラ映像が運転席に表示される仕組み
乗務員が直ちに車内の状況把握が出来るようになっています
つり革の「ミカミ」表示。輪ではなく釣り部分に表示されています(東大阪市にある三上化工材株式会社製)
京都線、宝塚線と新型車両が走りはじめ次は神戸線ですが、秋ごろには導入されるでしょうか。
ところで車庫には先日運行を始めた「阪急・阪神全線カーボンニュートラル運行」のラッピング車両も停まっていました!
阪急と阪神全線では4月1日)から列車の運行や施設などで使用するすべての鉄道用電力を、実質的に再生可能エネルギー由来の電力に置き換え、実質的にCO2排出量ゼロとする取り組みを関西の鉄道会社では初めてスタートさせました!
それにあわせてラッピング車両も走り始めました。運転期間は2027年3月31日(水)までで、阪急神戸線・宝塚線の1000系、京都線の1300系、そして阪神9000系のそれぞれ1本に擬人化された自然のエネルギーが描かれています
そして神戸線ではこれまで平日朝のラッシュ時間帯に10両編成運行が行われていましたが、2月22日のダイヤ改正ですべて8両編成運行になりました。10両編成運行の際に8両編成に連結されていた車両2編成が「休車」と表示されていました
平井車庫の脇にはJR福知山線が走っています
また上空に大阪(伊丹)空港の離陸機が見える場所にあります。JALのB787型機が飛び立ったところが見えました
鉄分補給に加えて空見も出来た一日でした