神戸電鉄の3000系車両は1973年のデビュー以来、そのカラーリングから「ウルトラマン電車」と呼ばれ親しまれています。その3015編成がこのほど復刻塗装され、特別仕様メモリアルトレインとして走りだしました。
これは1966年の放映以来、世界中の人に愛されているヒーローのウルトラマンとの夢のコラボが実現した「神戸電鉄ウルトラプロジェクト」の一環です!特別仕様とは車両の前後にカラータイマーを模したヘッドマークの掲出と
運転台へのウルトラマンフィギュアの搭載(新開地方面はぬいぐるみ)
三田方面の運転台にはフィギュアが乗っています
2018年の開業90周年記念として旧塗装が施されたメモリアルトレイン1375編成と並んだ瞬間がありました
3月30日(日)には谷上駅で特別仕様メモリアルトレインの出発式がおこなわれ、セレモニーにはなんとウルトラマンと初代ウルトラマンスーツアクターの古谷敏(ふるや・びん)さんが登場!「私に3分ください」と切り出し笑顔で挨拶されていました。
横ではウルトラマンがスペシューム光線ポーズを取るサービス!
セレモニーでは古谷さんから運転士にウルトラマンフィギュアが手渡され、
その後運転台に搭載されたのでした
テープカット後にもウルトラマンはこのポーズ!
この「神戸電鉄ウルトラプロジェクト」のきっかけを作ったのが「地球防衛軍極東基地ウルトラ警備隊神戸支部」のメンバーでタレント活動をされている東(あずま)憲一さん(写真左)
長年神鉄沿線に住んでいて、ウルトラマンとウルトラマン車両との夢のコラボが出来ないかと企画。古谷さんを通じて2年がかりで実現したと喜んでいました。実は東さんは朝は恋人の番組リスナーなんです。ご本人から「いつも聴いていますよ!」と嬉しい言葉(^^♪
そして11時に事前応募で当選した参加者は特別列車に乗車。ウルトラマン、古谷さんの見送りを受け出発。私も事前応募で当選したので乗れました!
岡場駅まで移動しましたが、「次は○○~」という車内放送アナウンスの後に「シュワッツ!」という叫びが聞こえました(笑)
この日は岡場駅前のエコール・リラショッピングセンター内の特設ステージでウルトラヒーローショーや古谷敏トークショーが行われたほか、コラボグッスの販売などが行われました。
なお神戸電鉄では今日4月1日から来年3月31日の館、ウルトラマンをアンバサダーとして起用した神鉄グループ採用強化キャンペーン「ウルトラ大作戦」が実施されます。期間中にはメモリアルトレインとは別の特別ラッピング車両が運行されます。列車の運行時刻など詳細は神戸電鉄の公式サイトで確認してください。
番組内容
懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。
-
-
兵庫県猪名川町の静思館(せいしかん)で毎年恒例の「おひなまつり」が開催中とのことで出かけてきました!
静思館は美術商として知られた冨田熊作氏(故人)が昭和7年から3年の歳月をかけて建てた茅葺屋根の和風建築物で、昭和59年にこの「旧冨田家住宅」を町が買い取り、文化の向上に役立てる目的で一般に公開されています。国の登録有形文化財になっていますがなんと入場は無料!
ここで毎年開かれているのが「静思館おひなまつり」
毎年3月末に猪名川町文化協会主催で開かれている催しです
所狭しと歴史をも感じる美しいひな人形などが飾られています
町民から寄贈されたものが大半とのことですが、江戸時代のひな人形もありました。
書斎蔵には幻想的な雰囲気で展示されたおひなさまも
茶席が用意されお抹茶と和菓子をいただきました。和菓子のテーマは「春の水面」だそう
琴演奏や和菓子の販売などもありますよ!
「静思館おひなまつり」はきょう3月30日(日)まで。時間は10時~16時で入場無料
詳しくは猪名川町文化協会のサイトをご覧ください
ところで昨日29日は「いながわ桜まつり」が開催されました。
「い~な!さくら通り」にはソメイヨシノが600本ほど植えられています
ただ残念ながら桜の開花はまだわずか。つぼみは膨らんでいましたが・・・
それでもよく見ると枝ではなく木の幹から芽を出し咲いている木もありました。胴吹き桜というそうで、枝よりも先に咲くことがあるそう。
まつりには間に合いませんでしたが次の週末が見頃になりそうです
猪名川町の岡本信司町長が花をみつけ開花宣言!
「い~な!さくら通り」はこの日歩行者天国に。沿道では数々の飲食・物販ブースが並んでいました。
地元兵庫県立猪名川高等学校の生徒たちは春をお題に五七五の句を詠むコーナーを展開
私も一句詠み景品(エコバッグ)をいただきました
また猪名川町シルバー人材センターのブースでは地元の竹や木材を使った昔ながらのおもちゃを販売も。
寒の戻り予報で着込んでいきましたが、日中は陽射しもあり穏やかな日和でした。
日本の原風景が広がる猪名川町
季節ごとに訪れてみたくなりました! -
兵庫県そのものをパビリオンに見立てた「ひょうごフィールドパビリオン」ですが、神戸エリアでも40を超えるプログラムが登録されています。その中の一つ「マッチラベルコレクション閲覧とデコマッチ箱手作り体験」をご紹介。実はマッチの主な生産地は兵庫県なのです。国内シェアはなんと8割!現在でも海外へは神戸港から輸出されています。
そんな日本のマッチの歴史を見て学ぶことが出来るのが神戸市中央区の元町駅近くにある日本燐寸工業会です。
マッチの歴史などお話を伺った事務局長の松本和久さん。日本で作られているマッチの10%はアメリカに輸出されているそうです。
そして燐寸工業会には世界のマッチ箱ラベルが収蔵されているのですが、その数がなんと約4万点!
時代や国によって異なるデザインが見ていて楽しいのです
鉄道や船など乗り物にはつい目がとまります
そんな歴史の詰まったマッチ箱のラベルを楽しんだあとはオリジナルのマッチ箱づくり体験
用意された真っ白なマッチ箱にカラフルなマスキングテープを貼り付けて自分だけのマッチ箱を作れるのです
自由にテープを貼り自分好みに仕上げていきます
完成!
神戸の港風景などを取り入れてみました
ここにはマッチ棒の軸を使って作られた姫路城が展示されていました
着火しないマッチ棒を使って作られたカラフルなマッチ棒アート
日本燐寸工業会の事務所には日本で唯一のマッチ専門店「マッチ棒」が併設されています。マッチ棒自体がお香になったマッチをはじめ、防災用品としてのマッチなど今風のマッチが販売されています。ここに来ればマッチがいなく楽しめますよ!
入口には私の好きなLPレコードのジャケットが飾られていました。ボブ・ジェームスとアールクルーの「ONE ON ONE」。ジャケットに紙マッチが載ったアルバムです
詳しい体験レポートはこうべフィールドパビリオンの公式サイトをご覧ください -
今月22日(土)に神戸駅でJR西日本の特急列車「まほろば」の新型車両「安寧(あんねい)の展示会が行われました
4月5日のデビューを前に一足早くお披露目されました
「まほろば」は新大阪・大阪~奈良を走る特急列車です
特急「まほろば」は4月5日から大阪・関西万博期間中この「安寧」編成が土日休日に1日2往復走ります
この専用車両は特急「サンダーバード」などに使用されている683系をリニューアルしたもので、車両の内外装に奈良の魅力を表現したデザインが施され、蒔絵のような車体帯には花や鹿の絵も!
ボディカラーは金色に蘇芳色(すおういろ)と呼ばれるやや青みのある赤色
座席には空想上の花をかたどった「宝相華文様(ほうそうげもんよう)」があしらわれています
これは奈良・平安の時代に装飾として多く用いられた文様だそう
ひじ掛けにはコンセント付き
白木風の床
2号車の車いすスペース
3両編成で1号車はクハ、2号車はサハ、3号車はクモハという編成
1号車にはギャラリースペースが設けられ、ケース内に国宝「聖林寺 十一面観音立像」の右手(原寸大レプリカ)がを展示されていました
この日1番線ホームでは観光PRブースが設けられ物販等が行われました
奈良交通のブースで「安寧」の御朱印を購入
なお新型車両の「まほろば」は第1編成の「安寧」と色違いの第2編成「悠久(ゆうきゅう)」があり、こちらは今年の秋にもデビューするそうです。
奈良・法隆寺方面に行くときには利用してみたいですね! -
4月13日に開幕する大阪・関西万博開幕まで今日で1ヶ月となりました。その万博のアクセス路線となる大阪メトロ中央線に乗って今年1月19日に開業した「夢洲(ゆめしま)駅」に行ってきました。
2023年6月に運行を開始した中央線の400系新型車両
こんなヘッドマークがついていました
神戸方面からは阪神なんば線に乗り九条駅で乗り換え。5つ目の終点が夢洲駅。ちなみに阪神なんば線九条駅は地下駅で、大阪メトロ九条駅は高架駅なんです。なんか変???
400系車両は乗って楽しいワクワク感を提供できる宇宙船をイメージさせる未来的なデザインとして設計・開発された車両で、2024年のローレル賞を受賞しました!
確かに未来的なデザイン車両です
ホーム階から改札階へ移動
改札口までの壁には長いデジタルサイネージが!
55mあるようです
改札機がずらりと並ぶ改札口
上の写真で「舞洲駅 改札」と表示がある部分もデジタルサイネージ
色々と動くデザインや文字が表示されていました
それも関西弁で(笑)
顔認証で通れる改札機も
こちらはトイレ
誰でもが利用できるオールジェンダー仕様に
授乳室も完備
エレベーター付近にはこんな椅子がありました
地上への通路
エスカレーター4基と階段。入場整理スペースも取られています
地上部分
舞洲駅は万博会場への唯一の鉄道路線駅で、会期中のピーク時には1日最大12万9千人の利用が見込まれています
周辺はまだ工事中。フェンスで囲まれその先には行けません
駅からは東ゲートを利用することになるようです
巨大なリング屋根の一部が見えました。開幕まであと1ヶ月。工事も急ピッチで進められています
大阪メトロ中央線大阪港駅の壁にはこんな大学連携ポスターが貼られていました
関西らしい「オノマトペ」広告ですね(^^)/