今回の旅の主たる目的である「立山黒部アルペンルート」を巡ってきました。標高3000m級の山々が連なる北アルプスを貫く世界でも有数の山岳観光ルートで人気の観光スポットです。長野県大町市の「扇沢駅」から富山県立山町の「立山駅」まで総延長37.2km、最高地点2450mを様々な乗り物を乗り継ぎながら巡るので気軽に雄大な自然や絶景が楽しめるのです。ただこの日、ホテルを出る時点では時折陽射しも出る曇り空でしたが、扇沢駅へ近づくなり雨が激しく降ってきました。
最初の乗り物は「関電トンネル電気バス」。これまでに60万人が利用したのですね!
トンネルバスは1964年8月に運行開始ゆえ今年は60周年!
以前はトロリーバスが走っていましたが2019年からは電気バスが運行されています。60周年を記念して電気バスのチョロQが販売されていました。
バスで黒部ダムに向かいます
午前10時発のバスに乗車
トンネル内の途中で黒部ダムからの対向バスとすれ違い待ちで停車
距離にして6.1㎞、時間にして16分の乗車で標高1,470mの黒部ダム駅に到着
ここからは徒歩で黒部湖に移動
まずは220段の階段を上ってダム展望台へ
途中湧水が飲める休憩場所がありました
ダム展望台からの眺め。ダムの観光放水は10月15日で終了していますが、この日は歓迎してくれたのか放水を見ることが出来てラッキーでした!
この日は強風のため黒部湖への近道である外階段が通行出来ず、再び220段の階段を下りてトンネルを進みます。
ここから黒部湖までは堰堤を歩きます
下から見たダム展望台
堰堤から見た放水。間近で見ると迫力があります
ダム湖は雨で霞んでいました
ダムの中心へ
放水口が真下に見えました
黒部ダムを徒歩で横断。あと半分!
強い風雨の中、ダム展望台方面から約15分で堰堤を渡りました
黒部湖駅からはケーブルカーで黒部平に向かいます
改札口へ
11時10分発の臨時便に乗ります
この日は団体も含め乗客が多く臨時便が運行されていました
標高差373m、0.8㎞の距離を5分で結んでいます
最大斜度31度
車両は昭和44年汽車会社製。明治29年に設立された鉄道車両メーカーですが、昭和47年に川崎重工業に吸収合併されました。
黒部平駅には臨時便であることの表示がされていました
ここからはロープウェイに乗って大観峰を目指します
長野・富山・岐阜旅レポートつづく・・・
番組内容
懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。
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岡山県内を走っていた片上鉄道ですが、廃線後の線路跡を活用した全長34kmのサイクリングロードが整備されています
そのうちの一か所「苦木(にがき)駅」に立ち寄り
木々に囲まれて建つ駅舎
1991年(平成3年)7月1日に鉄道路線廃止に伴って廃駅となりましたが、2003年11月24日に片鉄ロマン街道開通に伴い休憩場所として復駅しました。
休憩場所を示す看板も
当時の駅舎はそのまま残されています
駅舎内には伝言板や
写真撮影用にこんなアイテムも用意されていました
和気(わけ)方面
柵原(やなはら)方面
佐伯町(現和気町)のマンホール蓋
駅舎やプラットフォーム、信号機などが残された廃線跡サイクリングロード。トンネルや橋梁もそのままとのこと。秋は紅葉狩り、春は花見を兼ねて自転車に乗っての「鉄」分補給をしてみたくなりました。
詳しくは岡山観光WEBをご覧ください
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きのうの続き・・・
柵原ふれあい鉱山公園の吉ヶ原駅から線路に沿って第2駐車場のある場所まで約300mほど行くと「黄福柵原駅」があります。
ここは片上鉄道廃止後に新たに造られた駅だそう
「黄福(こうふく)」とは卵かけご飯で町おこしを進める地元美咲町のキャッチコピーとのこと。吉ヶ原駅舎をモチーフにした赤い屋根の新駅です
何故廃線後に新駅が出来たかというと、廃線後に惜しむファンらで保存会が設立され車両の動態保存を行ってきました。月に一度展示運転も行われる中、町が公園内にトイレを設置するにあたりそれならばと駅舎にも使えるデザインで建築されたそうです。新駅が誕生したことで吉ヶ原駅と黄福柵原駅間がレールで結ばれるようになり車両の運転区間が延びたとのことです。しかしコロナ禍以降運転の見合わせが続いていて再開は未定なのだそう。
ここには機関車と気動車が置かれていました
ディーゼル機関車の「DD13ー551」
正面写真
その後ろに控えているのが「キハ303」
そしてその後ろには塗装が剥がれた「キハ312」
正面は近代的な2枚窓
昭和28年の宇都宮車両製(のちの富士重工業)
元々は機械式変速のガソリンカーでしたが、片上鉄道入線後にエンジンがディーゼル化されました
車内には入れず窓越しに運転台を撮影
美咲町のハンドホール蓋
片上鉄道保存会の皆さんにはぜひ体験乗車会を復活させて欲しいものです! -
先日のこと、久しぶりに西脇市の市原大橋西詰交差点脇にある「キハ30」を見に行って来ました
ここはJR鍛冶屋線の「市原駅」があった場所で、それまで走っていた気動車の「キハ30 70」と「キハ30 72」の2両がカラフルにペイントされて展示されています
1年3か月ぶりでしたがあちこち塗装が剥げ落ちていました
錆が来なければよいのですが・・・
市原周辺の散策マップが掲示されていました
すぐ近くに「鍛冶屋線市原駅記念館」があります
大正10年5月9日に建築されたモダンな洋館風の駅舎だった当時の市原駅を復元したもので、館内には貴重な資料や記録がを展示されています。
新聞記事やポスター、駅名看板、ヘッドマークなどが置かれていました
当時の運賃表
東京都区内まで2,470円で行けた時代があったのです
懐かしいタブレット
「ガリガリ」と呼ばれた電話端末
鍛冶屋線(野村~鍛冶屋間13.2キロメートル)は惜しまれつつ平成2年(1990年)3月31日をもって廃止されました。引き出しを整理していたら当時の「さようなら記念乗車券」が出てきました!34年前になるのですね。
東経135度の子午線が通る西脇市のマンホール蓋
そしてJR加古川線船町口駅へ
コンテナのような箱型をした駅舎
神戸・三ノ宮までは1,520円。鍛冶屋線が走っていた時代なら高知まで行けた運賃です
電車は西脇・加古川方面、谷川方面とも1日8本ずつ運行されています。1995年に起きた阪神・淡路大震災ではJR神戸線が被災し運休となったため、大阪方面への迂回路線として谷川駅を経由して福知山線で大阪に向かう通勤者も多くいました(特別ダイヤが組まれていました)
今年の12月27日には全通から100年を迎える路線ですが、近年は乗客数が減少しており地元では利用促進のためのキャンペーンなどが行われています。
西脇市との合併前の黒田庄町時代のマンホール蓋
市民の足である貴重な鉄道路線。なんとか持ちこたえて欲しいものです。 -
三連休の最終日のきょうまで開催中のイベントを3つご紹介。いずれも今日がイベント最終日です!
まずは神戸阪急9階で開催中の「青山大介鳥瞰図展」
神戸の鳥瞰図絵師である青山大介さんの作品が展示されています。なかでも見入ってしまうのが「或る日の神戸三宮」
2018年から定点で三宮の中心部が描かれた都市鳥瞰図。変わる三宮界隈の様子がわかります。コロナ前とコロナ禍での人の様子なども記されていて青山さんの作品に対するこだわりも伺えます。
阪神・淡路大震災前にあった阪急会館の透視絵図
「絵を描いている途中で街はどんどん変わっていくんですよ」と青山大介さん
2024年版には三ノ宮駅南側の工事の様子が描かれています
実際はというとすでに整地され西側からのスロープが出来つつあります
そして同じ神戸阪急9階のフロアでは「わたせせいぞう展」が開かれています。神戸生まれのわたせさんの画業50周年を記念した催しです。
代表作「ハートカクテル」をはじめ約70点の原画展示やグッズ販売が行われています。今回の展示会のために描かれた新作「港のみえるローズガーデン」は記念撮影スポットに!
おなじみの赤いベスパも展示されていました
わたせさんにはラジオ関西が須磨にあったころ番組ゲスト(朝は恋人)にお越しいただいたことがあります。その際に海の見える放送局をイメージしてこんな絵を描いてくださいました。ポストカードやテレフォンカードになっていました。
そしてきょう14日までの催しもう一つ!
芦屋モンテメール本館3階イベントスペースと多目的ホール「アシノバ」で開催中の「鉄道の日記念イベント 駅祭ティングin芦屋」
JR芦屋駅主催の「スマートイコカのイコちゃんと撮影会」などのイベントはきょう午前10時半から午後1時まで開催ですが、関西学院大学鉄道研究会OB会が協力した鉄道写真展&鉄道模型展示は午後8時まで開催
関学鉄道研究会OB会メンバーの個人所有のHOゲージのSLや電車など鉄道模型約30点が展示されています(模型走行はありません)
関西学院大学鉄道研究OB会は歴史ある会で活発に活動されています
多目的ホール「アシノバ」では神戸・大阪間を走る列車写真を展示
1970年代から現在までの写真が展示されています
いずれのイベントも入場無料です
詳細は個々にご確認下さい。
青山大介鳥瞰図展(神戸阪急本館9階)
わたせせいぞう展(神戸阪急本館9階)
駅祭ティングin芦屋(芦屋モンテメール本館3階)