神戸市東灘区にある小寄(こより)公園で「なつかしの神戸市電展」が開かれました。小寄公園は以前は「本山交通公園」と呼ばれ、神戸市が運営する施設として自動車教習所のような練習コースがありました。2009年にはグラウンドやランニングコースが整備され災害時の緊急避難場所にもなっています。この公園には神戸市電の車両が設置されていて市電を囲んでの撮影会が行われました。
神戸市電愛好会のメンバーが企画し、この車両を管理する神戸市建設局に許可を取って初めて開催。
収集された車両部品や備品、当時の広告看板なども展示されていました。
この車両は1150形1155号車で、神戸市電最後の形式車両として当時の姿のまま保存されている貴重な車両です。
この車両の製造年月が1956年(昭和31年)10月。私と同い年!(2ヶ月お兄ちゃん)
系統番号を「2」に
そして「臨時」に
1系統は板宿から兵庫区の浜側通って神戸駅を経由し兵庫区の山側から板宿に向かう周回路線だったのですね。
水族館前行に
車内に立ち入ることは出来ませんが窓越しに許可を得て内部撮影
シートなどは外されボロボロの状態
外装は神戸市によって塗り直しされ綺麗になっているので次は内部の補修・再生を是非お願いしたいですね。
神戸市電車両は神戸市営地下鉄名谷車両基地に保存されているほか、兵庫区の御崎公園に保存されています。
なお小寄公園内には蒸気機関車もあるんですよ。そのブログ記事はこちら。
そして神戸市電車両2両が今も広島市内を走っています。
その様子のブログ記事①はこちら
ブログ記事②はこちら
番組内容
懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。
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ハロウィンが終わって街のあちこちにクリスマスデコレーションを見かけるようになりましたが、JR神戸駅にもクリスマス飾りが取り付けられています。
駅中央口の山側
通路の上部
浜側の通路
そして駅構内の柱の上部にも!
行動制限も緩和され街のクリスマスムードは以前のように戻るでしょうか。 -
能勢電鉄が運行している1700系車両のうち、「1754F」と「1756F」の2編成が12月17日のダイヤ改正で引退することになりました。私の手持ちの撮影写真を見てみました。「さくら」のヘッドマーク付きゆえ春の花見の頃の撮影したもの。
川西能勢口方面先頭の「1704」
「1756F」
反対側(川西能勢口方面先頭)は「1706」。秋の撮影分。
これらの車両は1960年代はじめに阪急2000系として登場した車両。その後ワンマン車両に改造され「1754F」は1991年から、「1756F」は1992年からそれぞれ能勢電鉄で活躍してきました。最終運行日は公表されていませんがダイヤ改正までに運行を終了し引退となります。阪急そしてのせでんの路線で約60年間走り続けた車両たち。お疲れ様でした。
なお残る1700系はまだ2編成あります。1つは「1755F」。
もうひとつは「1757F」
こちらはもうしばらく走り続けるようです。※文中にある「17○○F」の「F」はFormation(フォーメーション)の略で編成を意味します。編成中の設計上の先頭車両の番号に続けてFを付けて表記されます。
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神戸のメリケンパークで「ミニ鉄道フェスタ2022」が昨日始まりました。
約10分の1スケールの乗れる鉄道模型が集結。1年ぶりの開催です。
地元兵庫を中心に全国の愛好家が車両を持ち寄っての走行会で56チーム138人が参加。参加車両は69両!
智頭急行の「スーパーはくと」
ドクターイエロー
キハ181・特急「しおかぜ」
機関車EF65・ワンピース貨物列車
機関車トーマスをあしらった車両も
こちらはきりんの形をした手回し動力車両
イベント開始前にはラジオ関西の大西由梨さんが東海道新幹線「のぞみ」N700aに乗って460mの路線を試乗レポート!
このほかヤード(車両基地)には山陽電車6000系の車両も
SL(蒸気機関車)も34両が参加。手前はC58、奥はC57
9600形
D51
こう動かす前の準備があります。
本物と同じようにタンクに水を入れ石炭をくべて蒸気を発生させて動かすのです。
温度や圧の調整に余念がありません。
イベント開始前には長い親子連れの列が出来ていました。
「ミニ鉄道フェスタin神戸メリケンパーク2022」は今日27日(日)も午前10時から午後3時まで開催。
体験乗車は無料ですが、カワサキワールド(神戸海洋博物館)の入館者に乗車券が配布されます(先着1600人限定)
詳しくはカワサキワールドの公式サイトをご覧ください。 -
天空の城といわれる兵庫県朝来市の竹田城跡。11月のこの時期は放射冷却によって発生した霧が海のように広がる風景がみられることが知られています。
近年多くの人が向かいの立雲峡(りつうんきょう)から雲海を見ようと夜の内から訪れています。私も以前から一度はポスターにあるような幻想的な光景を見たいと思っていたところ、大阪から貸切列車で行く雲海ツアーがあると知り申し込んで行って来ました。
新大阪22:04発の「こうのとり27号」に乗車。福知山駅に到着後7両編成の車両の後ろ3両が切り離されいわゆる列車ホテルに。午前4時過ぎに再び動き出し4:50和田山駅に到着。
和田山駅からはバスで立雲峡駐車場へ移動。トイレを済ませ各自登山開始。真っ暗な登山道を懐中電灯で照らしながら登って行きます。
第3展望台(標高約300m)までは約5分、第2展望台(標高約350m)までは約10分、そして第1展望台(標高約420m)までは約25分の道のりです。
日の出時刻が近づくと向かいの竹田城跡を取り巻く幻想的な風景が見えてきました。
どこまでも続く雲海
徐々に明るくなってきました
石垣に陽が当たり出しました
この頃には霧は徐々に下がり始めていました
竹田城跡にも多くの人影が見えます
夜の内から多くの人が来ていました。この日だけで約3000人はいたのではとのこと。駐車場に入りきれない多くの車が手前の道路に止められていました。北海道や沖縄のナンバーの車もあって全国から人が訪れているようです。
雲海をバックに記念撮影
月と雲海
下山して山城の郷で朝食後、今度は竹田城跡に登りました。
全国屈指の山城遺構です。
竹田城跡から向かいの朝来山(海抜757m)を望む。山の中腹にあるのが立雲峡。雲海で有名ですが桜の名所でもあります。
眼下に少し変わった形の橋が見えました。
バスの車中からも見えた播但連絡道路の和田山高架橋で「虎臥城大橋(とらふすじょうおおはし)」と呼ばれています。竹田城が虎が臥せをしたような形ことから別名「虎臥城」といわれそこから名付けられたそうです。
城跡の上空を小型機が飛んでいました(パイパーPAー28チェロキー)
眼下には竹田駅を出た列車が見えました。観光列車の「うみやまむすび」と朱色のキハ40の2両連結!
寺前方面(写真右方向)に走っていきました。
下山してソフトクリーム。懐かしい味がしました。
11月とはいえ晴れて気温も高くしっかり汗をかいた1日でした。なお地元のドライバー仲間の間では混雑する立雲峡ではなく別のおすすめスポットがあるとうことです。この場所というのが藤和峠(ふじわとうげ)。立雲峡で雲海が無くても、ここでは出てる場合もあるそうです。ただし逆光気味になるのと竹田城が立雲峡から見るよりは少し小さくなるそう。駐車スペースもあるそうです。
こちらのサイトを紹介いただきました。
竹田城撮影ガイド~藤和峠編