昨日の7月2日神戸港中突堤に見慣れない船が入ってきました。
この船は「SEA SPICA(シースピカ)」という名の高速クルーザー
アルミニウム合金で出来た2つの船体をつなぎ合わせた双胴船で隣の神戸港クルーズ船「boh boh KOBE(ボーボーコウベ)号」と同じ形の船です。
大きさは長さ25.7m、幅6.8m、総トン数90トン、90人乗りで「boh boh KOBE号」に比べるとグッとコンパクト。
実はJR西日本が瀬戸内地域で展開する瀬戸内パレットプロジェクトの一環で、瀬戸内海汽船グループとJR西日本グループが共同で2020年夏に導入した観光型高速クルーザーです。
「SEA SPICA(シースピカ」の「SPICA」とはおとめ座で最も明るい恒星のこと。
瀬戸内の青い海の上、美しい輝きを放ちながら自由で開放的な旅に誘うとのことから海のスピカ「SEA SPICA」と名付けられたそうです。
普段は広島港と三原港を結ぶ半日観光クルーズ船ですが、来年夏にJRグループなどと共に行う大型観光事業「兵庫デスティネーションキャンペーン」のプレキャンペーンのオープニングツアーのためにやってきました。今回この船に乗りたくて旅行会社の日帰りツアーに申し込みました。
この日は「boh boh KOBE号」を運航する早駒運輸のスタッフがロープ取りなど出港のお手伝い。
記念撮影用に用意された手持ちパネル
パネルも双胴船型になっていました(笑)
いよいよ乗船。キャビン内前方には4面マルチディスプレイがありました。
シートは独特の形状
2階テラスへの階段
昇降機も設置されています。
ゆったりした2階テラス席
この壁の向こうが操舵室。ここにもディスプレイが設置され船の位置を示すGPS画像なども表示されていました。
この船をデザインしたのが建築家でデザイナーの川西康之さん。「WEST EXPRESS 銀河」をデザインされた人です。
テラス後方には4脚の椅子
午前10時にドラの音が鳴り出港
出発時には港のスタッフが見送ってくれました。
船内ガイドの度に右や左に顔を向けて船からの眺めを堪能。ドック入り中の海上自衛隊のそうりゅう型潜水艦。
水素運搬船「LH2」
明石海峡大橋も見えてきました
神戸空港への着陸態勢に入ったスカイマーク機(B737-800 JA73NP)
神戸港中突堤を後に・・・
出発から27分。半分くらいまで来ました。
明石海峡大橋近くでは釣りでしょうか小さな船が集まっていました。
海に浮かぶ航路標識
淡路島に向けて進路をとります
正面に見えてきたのはラジオ関西の送信アンテナ。東経135度線上に建つ高さ135mの大きな構造物です。
出発からおよそ1時間で「淡路交流の翼港」に到着
この日の「SEA SPICA」着岸用に特別に造られたタラップ
順次下船
交流の翼港に着いた「SEA SPICA」
このあとバスに乗り昼食会場へ移動。淡路島ツアーのスタートです。
つづく・・・
- これは旨い!八雲豆腐の「生姜絹あげ」
- 広島瀬戸内航路を走る「SEA SPICA」が神戸にやってきた!
- 特別企画「シースピカ」で行く淡路島ツアーに参加してきました!(つづき)