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三上公也の朝は恋人

  • 2023年10月18日(水) 03時20分

    たいげい型潜水艦の4番艦「らいげい」が進水

    川崎重工神戸工場で建造されている防衛省向けの潜水艦の命名式と進水式が昨日行われました。

    「らいげい」(雷鯨)と命名された最新のたいげい型潜水艦の4番艦です(戦後川崎重工で作られた潜水艦としては31隻目)。起工から1年半が経ちこの日を迎えました。くす玉が割れ金や銀のテープが舞う中、潜水艦は船台から海へ向かって滑っていきました。日本の潜水艦は三菱重工神戸造船所でも建造されていますが、船台を滑って入水するのは「川重方式」と呼ばれるここだけ。迫力ある進水方法です。

    「らいげい」は全長84.0m、幅9.1mの大きさで新型ディーゼルエンジンを搭載。またリチウムイオン電池の採用で優れた水中運動性能と推薦性能を持った潜水艦です。1番艦の「たいげい」、2番艦の「はくげい」と比べて発電機の出力性能が向上した装置を搭載することで潜航性能が向上しているそう。

    令和2年度計画の潜水艦で総工費は702億円。これから内装工事が行われ2025年3月に防衛省に引き渡される予定です。

    ところで進水式では防衛省を代表して三宅伸吾防衛大臣政務官が潜水艦に繋がった鋼を斧で切断する支鋼(しこう)切断を行いました。

    するとその綱の先にセットされた日本酒の瓶が艦首部分に勢いよく当たって割れ、

    潜水艦がゆっくり海に向かって動き出しました。

    割れた瓶をみると神戸の「福寿」のお酒でした。

    神戸ならではの式典でした。