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三上公也の朝は恋人

  • 2018年10月18日(木) 04時07分

    音楽朗読劇「ヘブンズ・レコード~青空編~」

    きょうから神戸新聞松方ホールで朗読音楽劇「ヘブンズ・レコード~青空編~」が上演されます。阪神淡路大震災から5年が経った神戸の街を舞台に、心に傷を抱えながら懸命に前を向いて生きようとする人々を描いた3つの話からなるオムニバス形式になっています。

    きのうは公開稽古がありました。
    普段は舞台で活躍する紫吹淳さんや渡辺裕之さん、荒牧慶彦さん、田野優花さんらが音楽朗読劇に登場。稽古の途中で出演者インタビュー。紫吹さんはラジオ局のアナウンサー役。宝塚歌劇団在籍中に阪神淡路大震災を経験。「水や電気が回復して普通どおりになると人は忘れてしまうが、当たり前に生活できる幸せを感じたい。元気な人が何かできれば」と話されていました。また移動式中古レコード店「ヘブンズ・レコード」の店長役の渡辺さんは、先週の東京公演について手応えがあったそうで、音楽朗読劇については「アクションが無い分、感情が揺さぶられる。やみつきになりそう」と話していました。
    作・演出を担当する岡本貴也さんは神戸出身で、これまでも震災関連の作品を手掛けてこられました。大震災から5年後の神戸を描いたことについては、「このところ各地で自然災害が起き被災地がどんどん増えている。次々忘れかけられしまうが、被災地には懸命に生きている人がいるということを被災していない人に伝えたい。なんとか生きていかなければならない人の力強さ、生きる意味、復興とはなにかを観客に問いかけたい」と話していました。
    公演は10月18日(木)~21日(日)の4日間で、 公演時間は18日(木)は夜19:00のみ。19日(金)は昼15:00と夜19:00、20日(土)は昼14:00と夜19:00、21日(日)は昼12:00と夜16:00の計7公演です。
    前売・一般5400円(税込)
    詳しくは「未来へ生きる演劇実行委員会」のサイトをご覧ください。
    https://www.miraiheikiru.jp/hr-a/