2019年9月21日(土) 05時28分
神戸の上空を飛ぶ「チェックスター７」
きのう神戸の上空で何度も周回している珍しい航空機を見かけました。
国土交通省航空局の飛行検査機「チェックスター７」(JA007G）で、中部国際空港に拠点を置いて全国各地の航空保安施設などの検査を行っています。新幹線が「ドクターイエロー」ならばこちらは白い機体ゆえ「ドクターホワイト」。
ILSと呼ばれる計器着陸装置をはじめ、ARSRと呼ばれる航空路監視レーダーなどパイロットが安全に空港に離着陸出来るための航空施設が正常に動いているかどうかのチェックをしているのです。
航空機は電波で位置確認などをしていますが、そこにはズレが生じることがあるので必要に応じて施設側で調整したりしているのだそう。チェックスター7のほかにも5機あり、全国の航空保安施設などの飛行検査業務が年1～2回行われているのです。こうして空の安全が守られているのですね。
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