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ばんばひろふみ!ラジオ・DE・しょー!

番組内容

おバカなコーナー盛りだくさん!
ラジオの天才!バンバンが繰り広げるショータイムです!

放送は終了しました。ご愛聴いただき、ありがとうございました。

ブログの更新は終了しました。ご愛読いただき、ありがとうございました。

  • 2018年2月28日(水) 16時33分 おたかのシネマDEトーク

    おたかのシネマでトーク!『マイ ビューティフル ガーデン』

    今日紹介した 映画 は…

     マイ ビューティフル ガーデン でした!

     

    監督
      
    サイモン・アバウト

     

    出演
    ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ
    トム・ウイルキンソン
    アンドリュー・スコット
    ジェレミー・アーバイン
    アンナ・チャンセラー

     

    先月のオタシネクラシック「ターシャ・テューダー 静かな水の物語」に続いて、今月もガーデニングもの。
    「マイ ビューティフル ガーデン」を取り上げました。昨年の4月に封切られた作品で、監督がサイモン・アバウド。

    といってもご存知ない人の方が多いと思いますが、企業CMや、ミュージッシャンのPVなどで注目されてきた人で、あのポール・マッカートニーの長女のメアリーと結婚して、伝説のアビーロードスタジオにジヨニー・デップらセレブを集めて撮ったポールの“クイニー・アイ”のPVを監督して話題になったヒトで、長編映画はこれが2本目。

    現代のロンドンが舞台になっているのですが、どこか時空を超えた不思議な感覚で、可愛いおとぎ話のような展開。監督がフランス映画の「アメリ」をちょっと意識したと語っているように、どこか同じテイストを感じる作品。

    主人公のベラを演じているのがTVドラマの「ダウントン・アビー」で有名になったジェシカ・ブラウン・フィンドレイ。
    生後間もなく公園に捨てられていたという過去がトラウマになって、秩序を好み、予測できない自然、特に無秩序に伸びる植物が怖くて、庭に出られない、したがって荒れ放題の庭の家に住む、絵本作家を夢見て図書館でバイト中の女性。

    嫌味なおばさんの上司はいるけど、よくやって来るちょっと気になる変わり者の発明家ビリー(ジェレミー・アーヴァイン)と出会って、彼が作る機械仕掛けの鳥“ルナ”を見せてもらい、その物語を紡ぎだすことによって、いい感じになっていく二人。

    そんな頃、あまりにひどく荒れた庭を1か月以内にちゃんと元通りにしなければ退去しなくてはいけないとの大家さんからのお達しで、泣く泣く口うるさい偏屈な隣人、犬猿の仲のアルフィー(トム・ウィルキンソン)に助けを求めることになる。彼の料理人兼ハウスキーパーのヴァーノン(アンドリュー・スコット)は、双子の女の子のシングルファーザー。待遇面でのもめ事があり、アルフィーと対立したヴァーノンがベラの家を手伝い始めたこともあり、いざこざ勃発でもう大変!
    おまけにベラの失恋騒ぎ、アルフィーの亡き妻との思い出などなど、いろんな出来事の末に迎えるのが、何と嬉しいハッピーエンド!

    イギリス人にとって、美しい庭は人生の意味を教えてくれるものなんだとか・・・。
    暖かくなったら、庭はなくてもベランダ園芸でも始めようかな?とすっかりその気にさせられる素敵な映画です!

     おたか 

  • 2018年2月21日(水) 15時56分 おたかのシネマDEトーク

    おたかのシネマでトーク!『空海 KUーKAI 美しき王妃の謎』

    今日紹介した 映画 は…

     空海 KUーKAI 美しき王妃の謎 でした!

     

    監督
      
    チェン・カイコー

     

    出演
    染谷将太
    ホアン・シュアン
    阿部寛
    チャン・ロンロン
    松坂慶子

     

    2004年に出版された夢枕獏の「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」の中国語訳を読んだチェン・カイコーはこの物語の中の楊貴妃の死に関する新たな視点に惹かれて、映画化を熱望するようになったとか。
    同じ頃、KADOKAWAの取締役会長の角川歴彦もこの小説の映画化に興味を持って動こうとしていた。
    そして生まれた日中共同製作のビッグプロジェクト。

    舞台となっているのは、唐の時代の首都長安。
    日本や韓国、中央アジアから、沢山の優秀な人材が集まる国際都市で、人口200万人に対し、1万人以上の詩人がいたという、自由な空気の漂うアジアの中心都市。
    その長安の都を、2年かけてデザインし、4年かけて東京ドーム8個分の広さのセットを組み、そこで5か月に亘って撮影された超大作アドベンチャーファンタジーが、このチェン・カイコー監督の作品。

    原作では空海と橘逸勢がコンビで活躍するが、映画では詩人の白楽天(ホアン・シュアン)とコンビを組み、一緒に謎解きをするというバディムービーとしての友情物語も楽しめる。
    密教の教えを求め、遣唐使として唐に渡った若き修行僧空海(染谷将太)を、スーパーマンとして描くのではなく、等身大の、悩んだり迷ったりもする若者として描いているのも魅力の一つ。

    1200年以上も前、長安の都では、権力者が次々と奇妙な死を遂げるという、怪事件が起こっていた。
    黒猫の呪いと恐れられた騒動、空海は白楽天(後の白居易)と共に、一連の事件を探るうち、およそ50年以上も前、同じく唐に渡って来た、怪事件の鍵を握るもう一人の日本人、阿倍仲麻呂(阿部寛)がいたことを知る。

    仲麻呂が仕えた、時の皇帝玄宗(チャン・ルーイー)、その妃、楊貴妃(チャン・ロンロン)は絶世の美女。
    国中を狂わせ、まさに傾国の美女といわれた彼女に玄宗皇帝がメロメロになり、安史の乱をきっかけに悲劇の死を遂げたと言われる彼女の死の真相とは?
    阿倍仲麻呂は、何を知っていたのか?

    日中共同製作ということで、日本からは染谷将太、阿部寛のほか、阿倍仲麻呂の側室白玲役の松坂慶子、空海の日本での師匠役の日野正平らの出演者に加え、日本語の吹き替えに高橋一生(白楽天)吉田羊(楊貴妃)イッセー尾形(玄宗皇帝)東出昌大(白龍)など、そうそうたるメンバーが参加している。

    主題歌“Mountain Top”を、2016年の大ヒットアニメ「君の名は。」で大ブレークしたRADWIMPSが担当しているのも、話題のひとつ。

    楊貴妃役のチャン・ロンロンは本当に美しいし、長安の街の風景も美しい。
    「さらば、わが愛/覇王別姫」や「始皇帝暗殺」などの妥協を許さない、こだわりの演出で有名なチェン・カイコー監督が描く、アドベンチャー+ファンタジー+愛の物語・・・、壮大なスケール、ほんとにスゴイです!

     おたか 

  • 2018年2月14日(水) 16時12分 おたかのシネマDEトーク

    おたかのシネマでトーク!『グレイテスト・ショーマン』

    今日紹介した 映画 は…

     グレイテスト・ショーマン でした!

     

    監督
    マイケル・グレイシー

     

    出演
    ヒュー・ジャックマン
    ザック・エフロン
    ミシェル・ウイリアムズ

    レベッカ・ファーガンソン
    ゼンデイヤ

     

    私は、ミュージカルが大好き!
    小さい頃から、宝塚歌劇をよく観ていたこともあって、歌って踊ってというのがすごく当たり前で、全く違和感なくすんなり馴染める。
    でも、突然歌いだしたり、訳もなく踊りだすのはどうも・・・というミュージカル苦手派もいらっしゃるようで、でも大丈夫、そんな方々にもお勧めしたいのがこの映画です。

    マイケル・グレイシー監督、ジェニー・ビックスとビル・コンドンが脚本を担当し、あのヒュー・ジャックマンが主人公を演じ、「ラ・ラ・ランド」で、一躍有名になったベンジ・パセックとジャスティン・ポールが、「ラ・ラ・ランド」で認められる前に書き上げたというミュージカルナンバーが素晴らしく、音楽もダンスも映像も心に残るこの映画は、19世紀半ばのアメリカで、挑戦と失敗を繰り返し、独自のエンターテインメントの世界を創り出した実在の人物フィニアス・テイラー・バーナム(P・Tバーナム)の人生を描いたミュージカル。

    素晴らしいミュージカルナンバーと動物たちや空中ブランコなど、サーカスの楽しさ、圧巻のダンス、ゴージャスでスペクタクルな展開で、ご機嫌な作品。そして、家族愛を中心に、愛のドラマもいっぱい!

    妻のチャリティ(ミッシェル・ウィリアムズ)と二人の娘を幸せにすることをとことん追求し、彼のショーをみる人々も幸せにしたい。そして何より、バーナムの創り出すショーの出演者となった、ちょっと変わった個性を持った人々、普通の人とはちょっと違うから、恥ずかしいからと偏見を恐れ、ずっと表に出ることさえためらってきたフリークス達にも、これが私、ありのままの姿(この思いを歌ったキアラ・セトルが歌う“This is Me”というナンバーは圧巻で、今年のアカデミーの主題歌賞にもノミネート)その独自の個性を際立たせ、堂々と生きる場を提供してきたバーナムのプロデューサーとしての手腕も大したもの。

    そのバーナムを演じたヒュー・ジャックマンは、映画ファンにとっては「X-メン」のウルヴァリンなのですが、元々ミュージカルの舞台出身で、「レ・ミゼラブル」でも素晴らしい歌声を聞かせていました。
    若き相棒フィリップのザック・エフロンは「ハイスクール・ミュージカル」で、奥さん役のミシェル・ウィリアムズは「マンチェスター・バイ・ザ・シー」で、オペラの歌姫ジェニー役のレベッカ・ファーガソンは「ミッション・インポッシブル」シリーズで、空中ブランコのスターのアン役のゼンデイヤはあの「スパイダーマン:ホームカミング」でおなじみの・・・とすごい面々を揃えたCAST陣も、この作品の成功の鍵の一つです!

     おたか 

  • 2018年2月14日(水) 16時11分 おたかのシネマDEトーク

    大吉次・はるかのベストセラーを読む!

    本日ご紹介した本 は…

    『 屍人荘の殺人 』

    著 者:今村昌弘

    出版社:東京創元社

     

    ゾンビが登場して

    なんがかなと思ってしまいました。

    怖いのは苦手です。

    大楽んのミステリー愛好家で合宿での殺人事件が

    なんでゾンビが出てくんのー!

    盛りだくさんのミステリー小説だ。

     

     

     露の吉次 

    再来週の本は…

    『 未定 』

    著 者:
    出版社:

    です 

    来週も聴いてね~ 

    今日紹介した本を2名様にプレゼント!

  • 2018年2月7日(水) 16時23分 おたかのシネマDEトーク

    おたかのシネマでトーク!『スリー・ビルボード』

    今日紹介した 映画 は…

     スリー・ビルボード でした!

     

    監督
    マーティン・マクドナー

     

    出演
    フランシス・マクドーマンド
    ウッディ・ハレルソン
    サム・ロックウェル

    ジョン・ホークス

     

    アメリカ、ミズーリ州の田舎町。町はずれの寂れた道路の側に立つ大きな看板。
    ずっと長い間、誰も見向きもしなかった3枚の看板に、赤地に黒文字で綴られた文言。
    娘がレイプされ残忍な方法で殺されてしまった母親ミルドレッド(フランシス・マクドーマンド)が、なかなか犯人が捕まらないことへの苛立ちを、町の警察署長ウィロビー(ウディ・ハレルソン)に対して、名指しでぶつけたもの。

    住民はほぼ皆、顔見知りという小さな町は、いきなり大騒ぎになった。
    署長を慕うディクソン巡査(サム・ロックウェル)からは嫌がらせを受け、町の人々からも同情はするけど、あの看板はちょっと行き過ぎでは・・・と批判を受けるミルドレッド。
    黒人に暴力をふるう人種差別主義者で、マザコンというトラブルメーカーのディクソン巡査は、暴力でしか自分の思いを表現できない不器用な男。看板を管理する広告会社の社員をボコボコに痛めつけて、警察をくびになってしまう。

    一方、若い女と一緒になる為に家を出て行った元夫から、実は事件の前に、反抗期の娘から、一緒に暮らしている母親の元を離れて父親と暮らしたいと言われていた・・・と聞かされても、実は所長が末期がんに侵されているのだと聞いても、自ら始めた闘いを止めず、看板の撤去には応じないミルドレッド。

    大切なものを守るやり方は、人それぞれ。
    ジャンプスーツにバンダナという彼女なりの戦闘服に身を包んだミルドレッドは、毅然としてその闘いをエスカレートさせていき、やがてとんでもない展開を迎えることとなる。

    脚本を書き、監督をしたのは、演劇界出身のマーティン・マクドナー。
    緻密に練られた脚本は素晴らしく、アカデミー賞の作品賞、脚本賞にノミネートされている。
    今回主要な人物を演じた3人が、主演女優賞と、助演男優賞に2人同時ノミネートという快挙も成し遂げ、受賞に最も近い作品と、もっぱらの評判なのです!

     おたか