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ばんばひろふみ!ラジオ・DE・しょー!

番組内容

おバカなコーナー盛りだくさん!
ラジオの天才!バンバンが繰り広げるショータイムです!

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  • 2017年12月20日(水) 16時07分 おたかのシネマDEトーク

    おたかのシネマでトーク!『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』

    今日紹介した 映画 は…

    スターウォーズ 最後のジェダイでした!

     

    監督
    ライアン・ジョンソン

     

    出演
    デイジー・リドリー
    ジョン・ボイエガ
    アダム・ドライバー

    オスカー・アイザック
    マーク・ハミル
    キャリー・フィッシャー

     

    お待ちかね、2015年の「スターウォーズ/フォースの覚醒」の続編、シリーズ第8作の登場。
    公開直前に「フォースの覚醒」が地上波のテレビで放映されたので、よりスムーズに物語が繋がったという人も多かったのでは?

    ジェダイ騎士の唯一の生き残り、伝説の英雄ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)は姿を消し、銀河では帝国の残党ファースト・オーダーとレイア(キャリー・フィッシャー)率いるレジスタンスが闘っていた。

    ファースト・オーダー軍を壊滅させるためには、闇の力、スノーク最高指導者やカイロ・レン(アダム・ドレイバー)に立ち向かえるジェダイの力が必要と、レイアはレイ(デイジー・リドリー)とチューバッカを、最後のジェダイ、双子の兄であるルークを見つける旅に送り出した。
    その過程で、ついにフォースを覚醒させ、伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーと対面したレイ。
    今回の物語は、こうして始まる・・・。

    ディズニーがこのシリーズに関わるようになってから、ぐっとエンターテイメント性が増し、幅広い年代が楽しめるような作りになって来たような気がして、それはそれなりに素晴らしいことなんだけど、昔からのファンにとっては、ちょっと寂しいことでもあるのではないかと思ってしまうのです。

    ともあれ今作も共通するテーマは“家族”。
    それに、レイを始め、レイアや彼女が攻撃で負傷し意識不明になってしまい、その後を受けて指揮を執るホルド提督(ローラ・ダン)や、レジスタンスの女性整備士ローズ(ケリー・マリー・トラン)など、女性たちの活躍が目立つ。

    今回プロモーションで来日したマーク・ハミルも、1977年の「スターウォーズ」で出会った頃のルークの、面影さえ感じられないほどの変りぶりに、ちょっとショックだったけど、あのレイア姫が・・・というキャリー・フィッシャーの変貌ぶりにも時の流れを感じていた中での、昨年12月27日の急逝は、本当にひとつの時代の終わりを見るようで哀しかった。

    亡くなる前に撮影を終えていたという、遺作となったこの作品の彼女の永遠の旅立ちに、有名なこの台詞を贈りたい。

    “May the Force be with you !”

     おたか 

  • 2017年12月13日(水) 23時50分 おたかのシネマDEトーク

    おたかのシネマでトーク!『オリエント急行殺人事件』

    今日紹介した 映画 は…

    オリエント急行殺人事件でした!

     

    監督
    ケネス・ブラナー

     

    出演
    ケネス・ブラナー
    ジョニー・デップ
    ミシェル・ファイファー

    ジュ
    ディ・デンチ
    ネロペ・クルス

    1934年のアガサ・クリスティーの「オリエント急行の殺人」が原作。
    ミステリーの女王と呼ばれる彼女は、ギネスブックでも史上最高のベストセラー作家に認定されていて、著作の発行部数は全世界で20億冊以上というから、ほんとに女王!

    沢山の作品が映画や舞台になっていて、1974年のシドニー・ルメット監督、アルバート・フィニーがポアロを演じた「オリエント急行殺人事件」を思い出す方も多いでしょう。
    ポアロ役は、アルバート・フィニーはこれ1本だけで、あとの作品はピーター・ユスティノフが演じてきましたが、今回はケネス・ブラナーが演じ、同時に監督も兼ねています。

    そのストーリー展開や犯人も分かっているのに、又観て楽しいの?って訊かれて、思わず、じゃ、忠臣蔵はどうなのよ?!と訊き返したほど、この物語はよく知られている訳だけど、本来、雪崩のせいで立ち往生した列車の中で展開する謎解きが、今回は車外の鉄橋やトンネルなどの場所で、アクションも交えて繰り広げられるという、目新しさも。

    豪華な家具調度品で飾られ、エキゾティックな雰囲気で上流階級の人々や、戦後は観光列車としても多くの人々に愛されたオリエント急行も、今では定期運行はなくなり、寂しい限りですが、現在、なんと大阪の街に走っているのをご存知ですか?

    といっても勿論本物の筈はなく、今流行りのラッピング電車。
    しかもあの阪堺電車の1928年(昭和3年)に作られ今も現役で走っている電車にラッピングが施されたもの。
    原作発表と同じころに作られた文化遺産(?)の電車とのコラボ、ということでも話題になっています。
    来年の1月末まで、全線で運行とのことなので、出会えたらラッキーですよね!

     おたか 

  • 2017年12月6日(水) 16時08分 おたかのシネマDEトーク

    おたかのシネマでトーク!『探偵はBARにいる3』

    今日紹介した 映画 は…

    探偵はBARにいる3でした!

     

    監督
    吉田照幸

     

    出演
    大泉洋
    松田龍平
    北川景子

    前田敦子
    リリー・フランキー

    札幌在住のミステリー作家 東直己のススキノ探偵シリーズの映画化第3弾。
    12巻 累計160万部を売り上げた人気シリーズが原作。

    監督は前2作の橋本一から、NHKで「サラリーマンNEO」や「あまちゃん」を大ヒットさせ、映画でも「疾風ロンド」で注目された、吉田照幸にバトンタッチ。
    主演は探偵に大泉洋、相棒の高田に松田龍平の、おなじみのコンビ。
    3作目ともなると、本当に息の合ったバディぶりで、楽しませてくれる。
    ヒロインは1作目が小雪、2作目が尾野真千子、そして今回は北川景子。
    それに、前田敦子や鈴木砂羽など、女優陣も華やかで、敵役にはリリー・フランキー。
    そして、空手の師範代という達人高田に手ごわい相手、波留(志尊淳)がマジのバトルを仕掛けてきて、この2人の一騎打ちも見ものの一つ。

    見ものといえば、2月の雪の北海道の荒れる海を、パンツ1丁で舳先に縛り付けられて海上引き回しの刑に処せられる探偵。
    毎度おなじみの拷問シーンだけど、今回の趣向は43歳の大泉洋にとってはちょっときつかったのでは・・・と、こっちが心配になってしまう程の体当たり演技。

    古沢良太の脚本も原作のエッセンスを結集したオリジナルストーリーで、4年待った甲斐のある、面白い作品になっている。

    身体を張ったアクションと、絶妙の掛け合いの面白さがミックスされたハードボイルド。
    見終ったばかりで、次の作品が待ち遠しくなってしまった・・・、
    あるよね~? 4作目?!

     おたか 

  • 2017年11月29日(水) 15時37分 おたかのシネマDEトーク

    おたかのシネマでトーク!『三十四丁目の奇蹟』

    今日紹介した 映画 は…

    三十四丁目の奇蹟でした!

     

    監督
    ジョージ・シートン

     

    出演
    モーリン・オハラ
    エドマンド・グウェン
    ジョン・ペイン

    ナタリー・ウッド

    今回のオタシネクラシックは、季節もの、クリスマスに関係した映画を取り上げました。
    クリスマスが描かれている映画は、本当にゴマンとあって、それぞれ思い出に残っている作品も違うと思うのですが、「ホーム・アローン」「グレムリン」「グリンチ」「ナイトメアー・ビフォー・クリスマス」「シザーハンズ」「3人のゴースト」「スノーマン」「クリスマス・キャロル」などなど・・・。

    「ブリジット・ジョーンズの日記」では、レニー・ゼルウィガーが、ダサくて悪趣味な手編みのトナカイ柄のクリスマスセーターを着たコリン・ファースにがっかりするなんてシーンがあって大笑いしたものでしたが、最近はセレブやスターたちがこのアグリー・クリスマスセーターなるものを着ているインスタなどをいっぱいあげてて、逆にちょっとおしゃれなアイテムになっているんだとか。ママやおばあちゃんが編んでくれた手編みのセーターが、ハートウォーミングなアイテムとして、受け入れられてきたのでしょうか?

    クリスマスを舞台に19人の男女の恋愛模様を描いた2003年の「ラブ・アクチュアリー」も人気の1本。もう引退といってたリチャード・カーティス監督が、チャリティーのプログラムの一環として、あれから14年後を描く10分の短編映画を作ったということでも、話題になっています。

    懐かしいところでは、フレッド・アステア、ビング・クロスビー共演の、あの名曲”ホワイトクリスマス“が印象的な「スイング・ホテル」と、その続編の「ホワイト・クリスマス」など、1940年代は素敵な映画が生まれていますが、今回取り上げたのは1947年の「三十四丁目の奇蹟」。
    後に何度かリメイクされていて1994年には、リチャード・アッテンボローの主演で4回目のリメイク作が作られました。

    で、このオリジナル作品は、モノクロなんですが、2006年にカラーライズ化され、当時のニューヨークの街並みそのままの色調で彩色されたそうで、違和感なく楽しめます。20世紀FOXの正規版のDVDには、モノクロのオリジナル版とカラーライズ版がいっしょに収められているので、見比べるのも一興です。

    お話は、サンタクロースは実在するか?という永遠のテーマで、マンハッタンの34丁目のメイシーズデパートのクリスマスパレードのサンタさん役を務めたクリス・クリングル(エドマンド・グウェン)が、自分は本物のサンタだと名乗ったことから、妄想癖のある変な老人とみなされて大騒ぎになり、はては法廷での決着をということになる・・・。

    デパートのパレードの責任者のシングルマザーのドリス(モーリン・オハラ)、彼女に心を寄せる隣人の弁護士フレッド(ジョン・ペイン)、ドリスの娘スーザンは当時9歳のナタリー・ウッドが演じていて、心温まる素敵なクリスマスムービーです。

    是非!是非!!

     おたか 

  • 2017年11月22日(水) 16時20分 おたかのシネマDEトーク

    おたかのシネマでトーク!『ムーミン谷とウインターワンダーランド』

    今日紹介した 映画 は…

    ムーミン谷とウインターワンダーランドでした!

     

    監督
    ヤコブ・ブロンスキ

    イーラ・カーペラン

     

    出演
    宮沢りえ
    神田沙也加
    森川智之

    朴璐美

    最近の日本での調査によると、20代の女性のなんと99%が知っているという“ムーミン”!
    フィンランドの作家トーベ・ヤンソンが生み出した、カバでもなく、クマでもなく、ずんぐりした体形がどこか可愛いキャラクターのムーミン・トロール。

    トロールというのは、北欧の民間伝承の中の、広い意味での妖精で、妖精と言ってもティンカーベルのように、可愛いのではなく、人間によく似た姿ながら耳や鼻が大きくて、どちらかというと醜い外見を持つというイメージのものが多いらしい。
    なので、“ムーミン”はトロールだけど、トーベ・ヤンソンが生み出した独自の架空の生きもの。

    初めて小説に登場したのが1945年、スェーデン語で書かれた「小さなトロールと大きな洪水」。
    その後1953年から、末弟のラルスと描いた漫画が、イギリスの大衆紙“イブニング・ニュース”に週6日掲載されるようになり、一躍人気を博し、小説、コミックのみならず、映画、TVアニメ、グッズなどでも大人気に・・・。

    さて、パペットが描き出すこの映画の舞台は、映画シリーズでは初となる冬のムーミン谷。
    冬は冬眠するのが常だったムーミンたち。でもある冬、ふと目覚めて”クリスマス“がやって来るということを聞いたムーミンたちは、”クリスマスさんって、どんな人?どんなもてなしでお迎えするの?“と大騒ぎ。

    元は、1978年から82年にポーランドのスタジオで作られたパペットアニメのオリジナルシリーズが、高度な技術の下、フィンランドでデジタルリマスター化されたもの。
    今年2017年は、フィンランドの独立100周年に当たり、その記念作品としても指定されたそう。

    私なんかは、岸田今日子さんの声でなじんできたムーミンの声、その後高山みなみさん松たか子さんも担当したことがあるそうですが、今回は宮沢りえさんがアテレコに初挑戦。ナレーションは神田沙也加さん。その他の役は森川智之さんと朴璐美さんが演じ分けているというから、すごいテクニック!

    主題歌を英語版と日本語版両方で歌っているのが、サラ・オレインさん。すごく日本語が達者と思ったら、シドニー大学を出た後、東大に留学してらしたとか。バイオリンも弾けば作詞作曲もし、コピーライターで翻訳家でもあり、何か国語も操るマルチリンガルだというから、スゴイ人です。

    11月も終わりに近づき、もう街はクリスマス気分。
    クリスマスからお正月にかけてのこの時期は家族や人間関係についてもその大切さに思いを馳せる時期。
    フエルトで作られた温かそうなムーミンやおなじみの仲間たちの初めてのクリスマスに、是非ほっこりしていただきたいと思います!

     おたか