おたかのシネマでトーク
今日は「アラジン」をご紹介しました。
監督 ガイ・リッチー
出演 ウィル・スミス、メナ・マスード、ナオミ・スコット、マーワン・ケンザリ、ナビド・ネガーバン
おなじみ、あの”千夜一夜物語“の中の”アラジンと魔法のランプ“のお話。
絵本やアニメなど、いろんな形で世界中で愛されているこのお話、1992年にディズニーがミュージカル仕立のアニメーション映画にして大ヒット。
魔法のじゅうたんに乗って、世界中を旅するシーンに流れる“ホール・ニュー・ワールド”はアカデミー賞の最優秀歌曲賞とゴールデングローブ賞の最優秀主題歌賞に輝き、結婚披露宴の定番ソングにもなり、一時は、キャンドルサービス入場のBGMは、ほとんどこれ?といった現象も。
そんなディズニーのアニメミュージカルの実写版がコレ。
先日もTVで「シンデレラ」が放送されていたし、「美女と野獣」も実写化されたし、最近では、まさかの「ダンボ」の実写化もあり、8月にはあの「ライオン・キング」も実写で登場らしいし、もう一大ブームの到来と言ったところ。
監督は「スナッチ」「シャーロックホームズ」のシリーズ、「キング・アーサー」などで知られるガイ・リッチー。
アラジン役はメナ・マスード。ミステリードラマ「Open Heart」やドラマシリーズ「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」のジャックの同僚役などで知られているが、半年にわたるオーデイションを経て今作のタイトルロールに大抜擢。貧しいけれど、清らかな心を持ち、いつか人生を変えたいと願っているアラジンを好演。
一方、王女という地位に縛られることなく、生き生きと自由に生きたいと願う王女ジャスミンにナオミ・スコット。ガールズバンドで活動していたところをスカウトされ、歌手として本格デビューの後、女優にも。
2017年の「パワー・レンジャー」のピンク・レンジャー役やこれから公開される「チャーリーズ・エンジェル」のリブート版への出演も決まっているという、期待の女優さん。
この2人の配役も、はまり役だけど、今回の目玉は、何といってもランプの魔人ジーニー役をウィル・スミスが演じているということ!
1995年「バッド・ボーイズ」96年「インデペンデンス・デイ」、3本の「メン・イン・ブラック」シリーズなどで知られ、2001年のモハメッド・アリを熱演した「ALI アリ」と、実の息子と共演した「幸せのちから」(06)では、アカデミーの主演男優賞にノミネートされ、プロデューサーとして「最後の恋のはじめかた」「ベスト・キッド」や「ANNIE/アニー」なども手がけている彼が、歌って踊る「フレンド・ライク・ミー」は本当に楽しいナンバー。
運命の出会いをしたアラジンとジャスミンとジーニー。
それぞれ、自由を求める本当の願いをかなえることができるのか?
そして、新しい世界への扉の向こうに待つ“真実の愛”!!
楽しい音楽と素敵な愛に彩られた、何度見てもワクワクするミュージカル。
今回、台詞も歌も完全に吹き替えたプレミアム吹き替え版の中村倫也と木下晴香のコンビ、ジーニー役の山寺宏一、王国の乗っ取りを企む邪悪な大臣ジャファー役の北村一輝、みんなはまり役なので、日本語吹き替え版もおススメ~!
★おたか★