7月16日(日)素晴らしき飯南神楽!
関西在住の島根県飯南町ゆかりの人たちが2年に1度集う「近畿飯南会」が大阪で開かれました。
飯南町からは飯南神楽団がやって来て「滝夜叉姫(たきのやしゃひめ)」を上演。
島根県には神楽を演じる多くの団体があります。有名な石見神楽だけでも100以上あるそうです。県東部にも出雲神楽があるのですが、私の生まれ故郷である島根県飯南町にも神楽団があるんですよ。人口の流出、高齢化で一時は途絶えましたが、12年ほど前に若手を中心にメンバーが集まり同好会として再興。結成10周年を記念して名称を「飯南神楽団」に改め活動しています。メンバーはあくまでも本業の仕事をしながら練習し、休みの日に地元を中心に公演を行っています。この日も煌びやかな衣装を身に纏い、躍動感ある舞を披露してくれました。
姉妹都市である兵庫県伊丹市でも公演が行われたりしています。応援宜しくお願いします。
「滝夜叉姫」のあらすじは・・・
平将門の娘五月姫は、天慶の乱において父を討たれた無念を晴らそうと思ったが、女の身では力で敵わず、七日七夜貴船の神に祈願をした。
その満願の日、五月姫は貴船の神より妖術を授かり、名を滝夜叉姫と改め、下総の国相馬の城に向かい、手下を集めて父の恨みを晴らそうとした。
関東近隣で悪事を働くことが都に聞こえ、朝廷は陰陽博士の大宅中将光圀に滝夜叉姫征伐の勅命を下し、光圀主従は下総の国に向かう。
光圀が下総の国に向かうと聞いた滝夜叉姫は手下に合戦の用意を命じ、相馬の城で迎え撃つ。
手下を討たれた滝夜叉姫は貴船の神より授かった妖術をもって光圀らを悩ませるも、光圀は陰陽の術で妖術を打ち破り、見事滝夜叉姫を成敗する。(飯南神楽団のサイトから)
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