2018年3月20日(火) 03時48分
後藤又兵衛ゆかりの多聞寺へ
兵庫県加西市にある曹洞宗祝融山多聞寺へ。
黒田二十四騎のひとり後藤又兵衛の菩提寺です。
大坂夏の陣で憤死した又兵衛親子を弔うために、又兵衛の一周忌にあたる元和2年(1616年)に又兵衛の三男佐太郎(太郎正方)が建立したと伝えられています。本堂には又兵衛の位牌が祀られています。また又兵衛が身に付けていたという鎧、兜、槍のレプリカが飾られていました。
そして本堂の裏には首のない地蔵があります。
なんと背中には十字架が描かれています。江戸期の隠れキリシタンによる信仰によるものではないかといわれています。こうした十字架地蔵は加西市周辺に200体以上あるそうです。キリシタン大名との繋がりで信者が多い地域だったのでしょうか。門前のしだれ梅は満開でした。
青い空に映えて今が見ごろでした。
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