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三上公也の朝は恋人

  • 2018年11月9日(金) 08時04分

    第8回島根県飯南町バスツアー(松江~出雲大社)

    「島根県飯南町バスツアーレポート②」
    山陰合同銀行本店の展望室から松江市街を眺めたあとはバスに戻り、一畑電車の松江しんじ湖温泉駅へ移動。

    今回のツアーの目玉のひとつである「和スイーツ」電車に乗ります。
    「しまねっこ」ラッピング車両の右隣がその特別車両。

    時刻表には載っていない貸切列車ですが、案内表示板にはちゃんと出ています。
    2両編成のうち1両が宍道湖側に向いてシートアレンジされています。
    使われている車両は白とオレンジのツートンカラーの2100系
    元々は関東の京王電鉄を走っていた5000系
    懐かしい運転台

    3つの車両メーカーを経て今の車両に

    和テイストは網棚などにも
    13:50に発車。綺麗な宍道湖の眺めを楽しみながら和菓子と抹茶をいただきます。
    日常の中の「非日常」はとても楽しいものです。

    車内で抹茶を立ててもらいました。和菓子はここでしか食べられない特別注文の品で、松江の高校生が考案した和菓子が振る舞われています。最初の停車駅は「一畑口」。

    のどかな駅風景
    ホームには「一畑まいり」の石碑がありました。その上にあるのは「目玉おやじ」。レールの上に立っています。

    なんでも水木しげるさんが子供の頃に、お化けや妖怪の世界の話を語って聞かせ、後年の妖怪漫画家・妖怪研究家の素地をつくったといわれるのが一畑薬師信者の景山ふささん。その景山さんは1926年に4歳のしげる少年を連れて一畑薬師にお詣りをされたそうです。目玉おやじの左手はここから6キロ先の一畑薬師の方向を指しています。

    そしてこの駅は全国でも珍しい平地でのスイッチバック駅。ここで先頭車両が入れ替わり、運転士も前後反対側の運転席に移動します。

    2100系(2103+2113)

    反対側から2100系しまねっこ号が到着

    車庫や運転指令所がある一畑電車の要衝駅「雲州平田」に到着。ここで時間調整。糖分補給の後しっかり「鉄」分補給も出来ました。

    新造車両の7000系

    中井貴一主演映画「RAILWAYS」でお馴染みになったデハニ53。体験運転が出来るそうです。

    停車中には一畑グッズ販売も

    私はピンバッジを購入。可愛らしいデハニ50形のバッジです。5000系もやってきました。
    通過駅ではありましたが、「川跡駅」では女性駅員の方が手を振ってくださいました。

    マスクをされていましたが、いつも列車に向かって手を振っているそうです。

    下車の際にもららった「福縁の翠」というお茶。

    1時間半ほどの列車の旅を終えて出雲大社前駅に到着。
    車内では一畑電車のお2人の女性、黒川好美さん(右)と山内千愛莉さんの和スイーツレディにお世話になりました。ありがとうございました。

    さあ、このあとは出雲大社にお詣り。新調された神楽殿の大しめ縄を見に行きます。