「「WEST EXPRESS 銀河 in 四国の旅 復路コース」では、「銀河」に琴平から乗車するため道後温泉からバスで移動。その前に総本山善通寺へお詣り。弘法大師空海が生まれ育った場所で四国霊場第七十五番札所でもあります。

バスは専用の駐車場に付くので本堂に近い南大門ではなく西側の済世橋を渡って境内へ。

時折やや強い風が吹く中でのお詣りでした。

境内には多くの建造物があります。

目を引くのが高さ43mの五重塔。国の重要文化財で、現在の塔は1902年(明治35年)に完成した4代目とのこと。

そして善通寺の本堂。国の重要文化財で本尊は薬師如来坐像。

弘法大師が生まれた佐伯家の邸宅跡に建つ御影堂。大師自作と伝わる弘法大師画像「瞬目大師(めひきだいし)」(秘仏)が安置されているそう。

御影堂地下には暗闇の中で自己を見つめ直しお大師と結縁できる「戒壇めぐり」の道場があります。

そして産湯の井戸も拝観。

境内には大きな楠木が2株あります。樹齢千数百年といわれる香川県の天然記念物。

多くの建造物が建ち並ぶ境内。

西の端にある遍照閣では四国八十八ヶ所お砂踏み道場があります。

建物1階に四国八十八ヶ所の各霊場寺院のご本尊が祀られていて、足元には各寺院の砂が正面に敷かれています。それらを踏みながら礼拝することで八十八ヶ所を巡ったのと同じ功徳が積めるというもの。短時間ではありましたがお詣り出来ました。
そして善通寺の宿坊のあるいろは会館で昼食。

煮物に揚げ物、炊き込みご飯などのメニュー。

ホイル焼の中身は蒟蒻の味噌田楽

香川ならではのうどんも
お寺ゆえ精進料理なのかと思いきや炊き込みご飯はたこ飯!たこが中に隠れていて食べ始めてから分かりました。

天ぷらも野菜に隠れて海老天が!

訪れたのは12月26日。迎春準備も始まっていました。

こんなポスターも貼られていました。

来年令和5年が弘法大師生誕1250年にあたり記念事業が予定されています。

自由に散策できるお寺。また訪れてみたい場所でした。

このあとはJR土讃線琴平駅に向かいました。
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