いよいよ飯南町内に到着。まず訪れたのは「大しめ縄創作館」。
ここは町に伝わるしめ縄づくりの伝統文化を後世に伝えるとともにその技術を活かしてしめ縄の生産を行う施設として8年前の平成26年(2014年)9月に開館しました。あの出雲大社神楽殿の日本最大級の大しめ縄の制作を行っている場所なんです。
運営する島根県飯南町注連縄企業組合の那須久司専務理事の説明を聞きました。
しめ縄に使われている稲藁は「赤穂」という酒米の稲が使われ、実を付ける前に刈り取られます。通常の稲に比べて倍近い丈の品種です。
館内にある「しめのこ」。しめ縄は雲を、しめのこは雨を表わしているといわれます。五穀豊穣のために欠かせないものですね。
神社にあるしめのこに向かってコインを投げ入れる人がいますが、周囲に飛んで危険な上、神領域の神聖なものに対して投げ入れるのは如何なものかといわれています。ただこの館にあるしめのこには「いくらでもどうぞ」とのことです(笑)
五円玉や十円玉が刺さっていました。
創作館の横には「大しめ縄ご縁ポスト」という郵便ポストが置かれています。
オリジナル風景印を押して配達されるようです。
今回はコロナ禍での見学対応となりしめ縄作り体験は出来ませんでしたが特別仕様のしめ縄を用意していただきました。
ツアー参加者全員にプレゼントされました。
このあとは宿泊先に入り夕食会、星空観察会と続きます。続きは後日。
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