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三上公也の朝は恋人

  • 2024年2月11日(日) 05時58分 関西

    神戸電鉄車庫でチョコレート色した車両公開~バレンタイン「デ」ーイベントに行ってきました

    バレンタインデーを前に神戸電鉄鈴蘭台車庫できのう、バレンタイン装飾を施した「デ101」車両が公開されました。

    チョコレート色したこの車両は昭和初期の1929年(昭和4年)製の車両です。昨年もバレンタイン装飾が行われましたが一般公開は初めて。

    「デ101」とは・・・
    神戸電鉄の前身である神戸有馬電気鉄道開業翌年である1929年5月に101号車~110号車の計10両がデビューしましたが、そのトップナンバーである「101号車」は奇跡的に解体を免れ、鈴蘭台車庫の構内入換車として余生を送っていました。そして2016年3月には後継となるバッテリーカーの登場で構内入換車としての役目を終え再び解体の危機に直面しますが、全国の有志から寄せられた支援をもとに2021年2月~3月に修繕工事を実施し、往時の美しい姿を取り戻しました(デ101まもり隊パンフレットから)

    このイベントは「デ101復元プロジェクト」の一環としての特別企画として行われました。

    現在この復元プロジェクトではクラウドファンディングの第2弾を実施中です。第2弾では入換車時代に改造された窓や扉を修復し、乗客を乗せていた現役時代の姿に蘇らせることを目的とし、既に達成している第1目標の200万円で前面窓を、第2目標の500万円で側扉を、さらに第3目標の1030万円で側窓の修復を目指しています。このクラウドファンディングによる支援募集は2024年3月4日(月)午後5時59分59秒まで。支援の返礼品など詳しくはmakuakeサイトをご覧ください。

    ↓現在の構内入換作業を行うバッテリーカー(こちらもチョコレート色)

    久しぶりに訪れた車両工場

    その色合いから「ウルトラマン電車」と呼ばれる3000系

    最近見かけないと思ったら行先表示板などの部品が外され「休車」表示されていました。

    2018年の開業90周年記念のオレンジ+シルバーグレーのメモリアルトレインが車庫にいました。

    もう1編成の開業90周年スプリンググリーン+シルバーグレーの復刻塗装車両はこの日も快走していました。

    バレンタイン装飾が施された「デ101」ですが2月14日のバレンタインデー当日まで車窓から見えるように展示されるそうです。

    鈴蘭台駅から鵯越駅寄りの車両工場内のこのあたりかと。