甑島の旅、午後からは向かいに見える甑大明神橋を渡り中甑島(なかこしきしま)に向かいます
甑大明神橋は上甑島と中島の間に架かる全長420mの橋ですが、この橋の上甑島側のたもとに「甑(こしき)」というせいろのような蒸し器の形をした大岩を神体とする甑大明神が祀られています。なんでもここが甑島の名の発祥の地と伝えられています
そしてその先の中島と中甑島の間に架かる橋が「鹿の子大橋」。全長240mのアーチ橋で、周辺が鹿の子百合の自生地となっていることから橋の名がつけられています。下の写真は風の丘とも呼ばれる鹿の子大橋展望台からの眺め
7月中頃から8月にかけてこのあたりは自生する鹿の子百合(カノコユリ)が咲き誇るそうです
ガイドをしてくださった辻和夫さんと雨の中で記念撮影。甑島在住の元薩摩川内市職員で島を知り尽くした方です
上甑島・中甑島と下甑島を結ぶ甑大橋。2020年8月に新たに架けられた全長1,533mの鹿児島県内最長の橋です。それまでは船でしか渡れませんでしたが、この橋が出来たことで3つの島が陸路でつながりました
釣りをする人がいたのですね
この橋とトンネルを越えて鳥ノ巣山展望所に向かいます
下甑島の北端にある鳥ノ巣山展望所
周囲は一面草原
通ってきた海峡に架かる甑大橋を見下ろせます
晴れた日は素晴らしい眺望なのでしょう。晴れていたら階段で浜まで下りられるようです
雨は止まずで、クルーズの代わりに「甑ミュージアム」を訪れました
今年の4月にリニューアルオープンした薩摩川内市の施設です
市民以外の入館料は500円
入るとすぐに恐竜マラウィサウルスの実物大復元模型がお出迎え
館内には甑島で見つかった化石や岩石など約1000点が展示されているほか、島(大地)の成り立ちなども知ることができます
白亜紀後期のアジアと北米にいた草食恐竜サウロロフスの大型骨格標本展示
さて何の化石でしょう?答えを知りたい方は是非甑ミュージアムを訪れてください(^^♪
カノコユリの紹介もされていました
休憩できるスペースも
記念バッジいただきました
恐竜ファン化石ファンには楽しみな施設です
鹿島港にほど近いことからここにも津波注意のサインがありました
甑ミュージアムの公式サイトはこちら
まだ雨は降り続いていますが次の展望スポットにむかいます
甑島旅レポートつづく・・・
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