武庫川渓谷廃線跡ウォークしてきました!
きのうはJR生瀬駅と武田尾駅の間にある旧国鉄福知山線の廃線跡を歩いてきました。1986年に路線が廃止された後、2016年秋に橋やトンネルなどの安全対策が講じられ、気軽に探検気分が味わえる人気のハイキングルートになっています。
生瀬駅には「廃線敷マップ」が置かれているのでこれを参考に初めての人でも歩けます。 駅から入口までは道端に案内標識が出ています。
最低限の安全対策は講じられているとはいえ、当時の姿のままの場所がほとんど。落石や倒木などには注意が要ります。あくまで自己責任。歩きやすい靴、懐中電灯は必携。途中にトイレは無いので駅で済ませておきましょう。自販機もありませんので水の補給も忘れずに。
昔の橋梁の上に橋が架けられています。
枕木が うっすらと見えます。
右手に武庫川の景色を眺めながら進みます。
辺りをキョロキョロ。
紅葉には早いものの、色づいている木々の葉も。
柿の実がなっていました。
トンボにも出会いました。
歩いていると様々な標識にも出会います。勾配とカーブを示しているのでしょうか。
廃線敷ルートの途中には枕木で造られたベンチがあります。
このルートの醍醐味のひとつがトンネル。長短6つあります。
トンネル内は真っ暗。出口ではホッとします。
こんな標識も。
標識とともに昔の構造物らしきものも残されています。
レールが敷かれていた枕木はそのまま残されています。
そしてトンネルとともにワクワクするのが第2武庫川橋梁。溝滝尾トンネル出口から見えます。
補修されたことで橋の真ん中を歩けます。自分で「ガタンゴトン」とつぶやきながら渡りましょう。
橋を渡って長尾山第1トンネルを出ると、武庫川は左手に見えてきます。
ゴールも間近。川の向こうにJR福知山線が走っています。
スタートからゴールまでおよそ4.7km。時間にして2時間のコース。心地よい汗を掻きました。トンネル内は涼しいので、これからの季節は長袖の方が安心でしょう。秋の紅葉シーズンに加え、桜の木も所々にあるので春先のウォークも良さそうです。