ホテルを出発して50分ほどで高知県安芸郡北川村にある「モネの庭」に到着。
国道55号線からやや細い道を上がって行きます。
「北川村 モネの庭 マルモッタン」は画家のクロード・モネの愛した庭として有名なフランス・ジヴェルニーにある「モネの庭」をモデルに、高知の自然の中に再現した庭園で、クロード・モネ財団から世界で唯一「モネの庭」を名乗ることが許されている場所なのです。ここの入園券の半券はジヴェルニーのモネの庭の入園券になるそうですよ。
園内は「水の庭」「ボルディゲラの庭」「花の庭」の3つのエリアで構成されています。
まずは「水の庭」へ
モネが描いた睡蓮が咲く池
絵もありました。
池にはジヴェルニーのモネの庭から株分けされた睡蓮が4月下旬から10月まで開花しているそうです。
睡蓮の花の見ごろは午前中。早い時間が良いそうです。
中でも青い睡蓮の花は人気。
モネが咲かせたいと願い続けましたが、ジヴェルニーでは気候の関係で咲かせることが出来なかったそう。温暖な北川村では6月下旬から10月下旬まで美しい花を咲かせるそうです。
絵と比べながら眺めるのもまた一興
「水の庭」の奥にあるのが「ボルディゲラの庭」
クロード・モネが43歳の時にルノワールと旅した地中海・リヴィエラ海岸の街ボルディゲラで、その光と色彩に感激して描いた作品から発想してつくられたオリジナル庭園です。
大きなサボテンの花が咲いていました。
庭園の奥に瓦屋根の建物がありました。
休憩が出来るカフェでした。
ここで「生ゆずかけソフト」を注文。生ゆずの程よい酸味と苦味がソフトクリームを引き立てて美味しいソフトでした。
もうひとつ「モネ薔薇パフェ」。バラの風味がほんのり広がるこれまた美味しいパフェでした。
園内にはヒガンバナも咲いていました。白いヒガンバナにクロアゲハが飛来。
そして駐車場を挟んで反対側の「花の庭」へ
入口を進んだ一段高いところからの眺め
色とりどりの花が咲いていました。
ここにも蜂がいましたがブルービー(青い蜂)には出会えませんでした。
蝶も
バナナムシとも呼ばれるツマグロオオヨコバイ
蝉の抜け殻も発見
この日はじっとしていても汗かく暑さの日でしたが、もっとゆっくり身を置きたいと思った素敵な庭園でした。
開園時間やアクセスなどは「北川村 モネの庭 マルモッタンの公式サイト」をご覧ください。
高知・夏旅報告つづく・・・