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三上公也の朝は恋人

番組内容

懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。

  • 2022年10月12日(水) 03時14分

    昨日の朝夕の空

    昨日の朝焼け空

    新長田鉄人広場

    JR新長田駅前

    うろこ雲

    うろこ雲が川の如く西から東へ流れていました。

    今日はどんな空になることやら

  • 2022年10月10日(月) 03時30分 関西

    東灘区制70周年記念だんじり巡行!

    神戸市の東灘区制70周年を記念して昨日だんじり巡行が行われました。

    午前9時前に32台のだんじりが白鴎橋に集結。セレモニーのあとに出発!

    本来なら2年前に行われていた記念巡行ですがコロナの影響でこの日になりました。

    「疫病退散」を掲げるだんじりも!

    道を曲がるときが見どころのひとつ

    こんなメイクしている乗り手も!

    東灘区各地区のだんじり32台が次々と巡行出発

    上空ではドローンが飛んでいました。

    午後から雨予報で巡行は午前中で打ち切り。ゴールの東灘区役所前を目指します。

    住吉東町5交差点

    国道2号線を東へターン

    勢いよく曲がると沿道から拍手が沸き起こっていました。

  • 2022年10月9日(日) 05時19分 関西

    鉱石の道を辿り神子畑選鉱場へ

    明延鉱山の坑道見学を終えて明神電車の行き着く先である神子畑選鉱場(みこばたせんこうじょう)跡へ。1919年(大正8年)に建設された選鉱場です。明延鉱山で採鉱・破砕された鉱石はここに運ばれ有用鉱物と不用鉱物(脈石)とに仕分けしたり、異なる複数種類の有用鉱物を互いに分離する作業が行われていました。狭い土地を有効活用して効率よく上から順番に選鉱するために山の急斜面を利用して建設されました。

    選鉱場の昇り降りを行った「インクライン(ケーブルカー)の軌道跡
    工場の跡地に「一円電車」が展示されています。

    1929年(昭和4年)に明延鉱山と神子畑選選鉱場間の6.1kmに鉱石を運ぶための明神(めいしん)電車が開通しましたが、1945年(昭和20年)にはこの鉱石運搬車に従業員とその家族の交通の便を図るために初めて客車が連結され登場したのがこの車両「わかば」号です。当初の運賃は50銭だったそうですが、1952年(昭和27年)に1円になり、その後は明延鉱山が閉山で廃止される1987年(昭和62年)3月までずっと1円のまま据え置かれていました。それが「一円電車」といわれる所以です。園バスのような明るい色合いの車両です。

    車内前方

    車内後方

    トンネル5つを潜って結ばれていた6.1kmの区間の所要時間は30分だったのですね。

    ムーセ旧居と呼ばれる神子畑鉱山事務舎。鉱山技術者として明治政府に雇われていたムーセが住んでいた二番館を1888年(明治21年)に生野鉱山から移築。事務所や診療所として利用されていた建物で県指定の文化財になっています。無料で一般公開されています。

    入口でトンボ発見!

    そして建物の隣には「シックナー」とよばれる構造物があります。

    液体中に混じる固体粒子を分離する装置

    直径が百尺(約30m)のものと55尺(約16m)のものとがあり巨大な漏斗のような形をしています。

    神子畑選鉱場跡と播但連絡道路朝来ICの間の国道429号線沿いに「神子畑鋳鉄橋(みこばたちゅうてつきょう)」という橋があります。

    神子畑川に架かる鋳鉄製のアーチ橋

    鉱石運搬道路として架けられた15.997mの橋。日本に現存する全鋳鉄製の橋としては最も古く国指定の重要文化財になっています。

    この道は神子畑から生野へ「銀鉱石」を運んだ馬車鉄道

    橋は渡ることが出来て、その先の遊歩道も歩くことが出来ます。

    駐車場もあるのでぶらり鉱石の道散策が出来ますよ。

  • 2022年10月8日(土) 07時07分 関西

    明延鉱山探検坑道へ!

    「一円電車まつり」が開催された日、明延鉱山の坑道見学会も行われました。

    明延鉱山は今から約1270年前の天平年間に開山したとされ、奈良・東大寺の大仏鋳造にもここで産出された銅が献上されたという言い伝えもあります。明治政府の誕生で官営となりましたが1896年(明治29年)に三菱合資会社に払い下げられました。そして1909年(明治42年)に錫鉱が発見されて日本一の錫鉱として発展。銅や鉛、亜鉛など多くの鉱石を産出し発展。全国から多くの働き手が集まり鉱山の街として賑わいを見せていたそうです。しかし1987年(昭和62年)に円高と金属価格の下落によって立ち行かなくなり閉山しました。

    日本遺産・近代化産業遺産になっている鉱山内をガイド案内で約60分歩きます。

    頭上に高さ20mにもなる空洞があります。今なおそのままの状態で残る巨大な鉱脈跡です。

    上部で採掘した鉱石は下に流れるように穴が掘られ通路脇に取り口が設けられています。

    緑青が出来ているところは鉱脈とわかります。

    他の観光化された鉱山と違って通路の舗装などはされていません。トロッコ線路なども残り当時のままの内部で生々しさが感じられます。

    掘り進める機械の動力は空気。その圧縮空気を運ぶ鉄パイプが張り巡らされています。坑道の総延長は約550km。東海道新幹線の新大阪・東京間に匹敵する距離。垂直距離は約1kmで海面下約140mまで堀り進められたそうです。下部は水との戦いだったようで排出作業が止まった現在は水没しているそう。見学コースの坑道でもあちこち水たまりがありました。

    坑道の途中に酒蔵があります。坑道内の年間平均気温は12度前後で一定の温度ゆえその特性を活かして日本酒の熟成に利用されています。

    兵庫県宍粟(しそう)市にある山陽杯酒造の「播州一献 鉱山熟成大吟醸『明壽蔵』」として販売されています。

    鉱山の上部と下部を結ぶエレベーター。鉱山の機械化が進んだのは昭和20年~30年代で大型重機なども使われました。こうした大型重機は分解して立杭エレベーターで運び、地下で組み立てられたそうです。

    坑道内案内地図

    坑道内には鉱山で使われた産業機械がそのまま展示されています。

    掘削に使われた「クローラジャンボ」や小型の「ボーリング機」

    トロッコを引く蓄電池式機関車

    大型のダンプも置かれています。

    鉱山跡とはいえいつでも採掘再開出来そうな生々しさが残る場所でした。

    重機も出入りした大きな扉。上には山の神が祀られています。

    来月6日(日)に今年最後の「日曜坑道見学会」があります。ちょうど紅葉も見頃でしょうか。

    出口横には「一円電車」も置かれていました。

    やぶ市観光協会の公式サイトはこちら
    このあと朝来市にある神子畑選鉱場に行きます。つづく・・・

  • 2022年10月6日(木) 03時37分 出来事

    3年ぶりに開催の「一円電車まつり」へ!

    10月2日(日)に兵庫県養父市大屋町明延で「一円電車まつり」が3年ぶりに開催されました。明延(あけのべ)といえば明延鉱山のあった旧鉱山街で、産業遺産を活かし地域を活性化しようと「鉱石の道」明延実行委員会や明延区などが開催しているもので今回が14回目。私は7年ぶりに訪れました。

    まつりの目玉はなんといっても一円電車「くろがね号」の体験乗車。明延鉱山で実際に走っていた鉱山電車で、明延鉱山と神子畑(みこばた)選鉱場の約6km区間を結んでいました。

    正式名称は「明神(めいしん)電車」ですが当時の乗車料金が1円だったことからそう呼ばれています。ちなみに体験乗車料金は大人300円で子供は1円。開催時間中何度でも乗れます。

    天井が低く背の高い人は乗り降りする際に注意が必要。鉱山内を走ることから手や顔を出すと危険なため窓には柵が施されています。

    以前は70mほどのレールが敷かれていて往復するだけでしたが、現在は150mの距離に延びた周回軌道になっています。

    乗車待ちの間には「一円電車」ガイドも聞けました。

    あけのべ憩いの家前には「しろがね号」が展示されています。
    そしてあけのべ憩いの家の中では須永秀夫さん製作の一円電車Gゲージ模型が走っていました(※Gゲージとは24分の1スケール模型)

    須永さんは東京在住で大手電鉄会社に勤めていた方。現在トロッコの鉄道保存活動と地域おこしを行う一般社団法人「あしおトロッコ館」の理事をされています。7年ぶりにお会いしました。

    おまつり広場ではバザーや物販、ライブなどが行われていました。

    兵庫県稲美町のNPO法人「稲美町つくしとすぎなの会」のメンバーの手作りクッキーを購入。口溶けの良い美味しいクッキーでした!

    一円電車まつり会場内を奔走されていた明延区長の小林史朗さん。3年ぶりに開催出来たこと、多くの人が訪れてくれていたことをとても喜んでいらっしゃいました。

    このあと明延鉱山の坑道見学ツアーに申し込みました。

    つづく・・・