外国の大型客船をとんと見かけなくなる中、長崎港の松が枝国際観光船埠頭にイタリアのコスタクルーズが運航する客船「コスタ・ネオ・ロマンチカ(56,000トン)」が停泊していました(3月17日撮影)
右横に目を転じると橋の向こうにもう2隻コスタの客船が見えました!
こちらは三菱重工長崎造船所香焼工場で整備を受けるために接岸されている「コスタ・セレーナ(114,500トン」と「コスタベネチア(135,500トン)」。写真には写っていませんが、もう1隻「コスタ・アトランチカ(86,000トン)」がドック入りしていたようです。中国で修繕を受ける予定が新型コロナウイルス感染拡大の影響で日本で修繕をうけることになったとか。
整備と言えば海上自衛隊の護衛艦「ちょうかい」が接岸中でした。
工場の第2バースでは新たな護衛艦を建造中。
ところで長崎エリアには「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成遺産として端島炭鉱(軍艦島)をはじめ、8つの産業資産が世界文化遺産に登録されています。そのうちの一つが長崎造船所にある「ジャイアント・カンチレバークレーン」。150トンの吊り上げ能力を持つ日本に初めて設置された電動クレーンで、1909年(明治42年)に設置され今なお現役で稼働中の大型クレーンです。
もう一つ湾を挟んで向かいに「小菅修船場跡(こすげしゅうせんばあと)」があります。1869年(明治元年)に外国船の修理のために造られた西洋式のドックで、船を引き上げるためレール上に設置されていた船台がそろばん状に見えたことから「そろばんドック」と呼ばれていたそうです。
8つの構成遺産は現役稼働中のものもありすべてが公開されているわけではありませんが、事前の予約で見学できるところもあるようです。
番組内容
懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。
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長崎市内でもマスクは品薄。
手作りマスクを売る雑貨店前ではエンゼルも
ネコもマスクを着用
こちらは本物。マスクはつけていませんでした(笑)
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長崎は神戸に似てコンパクトな街。路面電車やバスによる移動手段もありますが、中心部はウォーキングがてらブラブラするのも良いものです。観光名所を巡りました。中島川にかかる日本初のアーチ式石橋の「眼鏡橋」。
水面に映り込んだ影が円になり眼鏡に見えることからその名があります。
小さな子供が1円玉を握りしめて欄干から身を乗り出し、何をしているのかと思ったら、眼鏡の鼻の部分に乗せようとしていたのでした。
見れば多くの1円玉・5円玉。願掛けスポットのようです。
願掛けといえば眼鏡橋に近い石積みの護岸に変わった形をした石があります。
それが「ハートストーン」!探し当てたら恋の願いが叶うといわれ若いカップルには人気の場所のよう。
中島川公園周辺では整備工事が行われていました。
柵に覆われまだ通行出来ない場所もありました。
夜間も訪れやすいようにするためのライトアップ工事だそう。
今月中には工事を終え完成するようです。 -
JR長崎本線の終着駅長崎駅へ!
この地上駅はまもなくその役目を終え今月28日に高架駅に移転します。正面に見えるのは建設中の新幹線の高架橋。
ホームに設置されている木の机とベンチ。ほのぼのとした場所です。
今週の土曜から高架ホームになりこれらは解体されます。
改札内にはこれまでの歴史を振り返るパネルがありました。
高架ホームには九州新幹線も乗り入れます。
現在の地上ホームに入線する特急「かもめ」(885系)
817系電車
「シーサイドライナー」キハ66・67形
国鉄時代の名列車です
まだ国鉄色のまま走っている車両も!YC1系の投入で引退も近いようです。
駅構内には入線してくる車両の模型が展示されていました。
高架化されるのは長崎本線の長崎ー浦上間。2022年の九州新幹線西九州ルートの開業に向けて新しい駅ビルをはじめ駅周辺の整備も進められています。大村駅まで移動する途中でであった島原鉄道キハ2550形(諫早駅にて)
ハウステンボス塗装のキハ66・67形
大村市内を走る「シーサイドライナー」
JR九州各駅も全面禁煙になるようです。
ローカルの鉄道駅で過ごすと時間が経つのが早いですね。近いうちにまた訪れたいものです。 -
阪急電車の車両ナンバーというとたいていは車両中央の下に表示されています。
しかし最近車両の右端ないし左端の上部にも表示されているものが出現!
これはホームドアの導入によって車両ナンバーが見えづらくなり、何か異常があったときの対応をスムーズに行うために車番を見やすい位置にも表示するようになったとのこと。阪急正雀工場で全般検査・重要部検査を受けた車両から順次車番を表示していくようです。
ところで8000系車両のうち新開地方面の先頭に連結されている8103形と隣の8503形はクロスシート仕様。
こうしたクロスシート車両は8000系のうち、神戸線と宝塚線を走る6編成に連結されています。