岡山駅から乗った観光列車「ラ・マル しまなみ」は尾道駅で下車

連休だったこともあり駅前は多くの人であふれていました

ちょうど昼食時。尾道といえばやはり「尾道ラーメン」ですがあちこち行列の出来ているお店もありました。

駅から5分ほど東へ歩いた「喰海(くうかい)」へ。入店時は空いていましたがすぐに店内は満席に!タイミングよかったです。

ラーメン+餃子のセットを注文

あっさりしたしょうゆベースのスープにコシのあるややもっちりした麺。美味しくいただきました(^^♪

店内に「マルゴサイダー」なるポスターを発見

尾道市向島にある後藤鉱泉所の地サイダー。食後のデザート代わりに飲みました

お店の前は海!

海辺の光景は落ち着きます

お腹を満たし尾道駅周辺散策へ。派手なラッピングバスが走っていました

令和の時代、昭和が落ちかけていました

スナックだったのでしょうか

自伝的小説「放浪記」で有名な作家・林芙美子の像がありました

尾道の高等女学校を出た当地ゆかりの作家です

この通りに「桂馬(けいま)」というかまぼこ店がありました

干し柿のような形をした「柿天」がありました

すり身を揚げて吊るし柿に見立てたこのお店の人気商品でつまみに購入。化学調味料・合成保存料を使わず魚本来の味を活かした昔ながらの蒲鉾づくりをしているお店です。ほんのり甘く美味しかったです。

駅に戻る途中にこんな場所がありました

踏切ではなく線路の下をくぐる歩行者用通路

昭和30年7月30日に完成した「一里塚地下道」とのこと

山側へ

階段上に住宅がありました。尾道らしい風景のひとつ

すぐ横には神社がありました

尾道駅を出た115系電車が目の前を東に向かって行きました

踏切を渡った階段の先にも住宅が立ち並んでいます

駅構内の持光寺前踏切

踏切音が鳴り電車がやってきました

貨物列車も西へ向かって行きました

間近で列車の通過を見ました

ところで尾道といえばサイクリングの聖地。しまなみ海道を自転車で巡るツーリング姿の外国人も多く見かけました。駅前には自転車を組み立てる場所もありました。

こんな電動モビリティも走っていました

再び駅構内へ

糸崎行きに乗ります

糸崎のもうひとつ先の三原まで移動

ホームのゴミ箱は「ラ・マル・ド・ボア」のロゴ入り

西へ移動

乗り継いで三原に到着

乗車する新幹線まで時間があるのでホームで撮り鉄タイム。コンテナ貨物列車が通過していきました

227系「レッドウィング」が入線

そして観光列車「etSETOra(エトセトラ)」がやってきました

広島駅と福山駅の海沿いを走る観光列車

車両はキハ47の7000番台

以前「瀬戸内マリンビュー」として走っていた車両をさらに改造した観光列車

瀬戸内海の海をイメージした「青」と海岸線から見える波の「白」がコンセプトになった車両

車内では海を眺めながら特別なスイーツやお酒が味わえるとか。今度はこの列車にも乗ってみたいものです

三原駅に立ち寄ったのは初めてかもしれません

三原は「たこのまち」なのですね。駅構内ではたこ飯やたこ天などが売られていました

15時12分発のこだま854号に乗ります

新幹線ホームに移動

すでに列車は入線していました

帰りも「500系こだま」

往路のシート地とはとは違う色合い

帰りの乗車時間は2時間ちょうど。定刻の17時12分新神戸着

鉄分をしっかり補給した1泊2日の岡山・広島鉄旅でした!
番組内容
懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。
-
-
倉敷駅から岡山駅に戻り観光列車「ラ・マル しまなみ」に乗ります

10時22分発の列車はすでに入線

「La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボア」とはフランス語で「木製の旅行かばん」の意

2両編成で車両全体を旅の道具箱に見立ててドアや窓枠が旅行かばんのようなデザインになっています

元は213系車両。改造されクロ212-7004+クモロ213ー7004と車両番号が付けられています

車両は昭和62年製。連結部を覗くと日本国有鉄道の名が残っていました

車内は床張りで網棚は一部本棚に

片側は窓向きのカウンター席

もう片側は2掛けの回転式リクライニングシート(1号車と2号車で配置が逆になっています)

枕カバーは「La Malle de Bois」のロゴ入り

自転車の専用置場も設けられています

なお乗車には運賃とは別にグリーン券が必要ですが料金は1,000円とリーズナブル(リクライニングシート席を予約)

記念スタンプも置かれていました

乗車記念証に押印

葉書大の大きさで車両の写真が付いていました

フリーWi-Fi完備

昭和を感じるレトロな運転席

車内には売店があり、グッズや飲み物、デザートなどが販売されていました

記念にキーホルダーを購入
出発前にホームの鐘が鳴らされ

駅職員の皆さんの見送りを受けて出発!

ところで鉄旅の楽しみのひとつが車内での飲食

事前予約で「岡山ばらずし 旅の小箱」と「旅するせとうちスイーツBOX」が味わえます
瀬戸内の食材を豊富に使用した岡山の名物料理の2段重ねのお弁当

これで1,350円

もうひとつが列車のオリジナルボックスに入った「旅するせとうちスイーツBOX」

岡山発のフレッシュタルトのお店が岡山の旬の果物を使用して作るミニタルト5個セット(1,500円)左からみついも、みたらし、生チョコばなな、レモン、親子モモ。列車に乗らないと味わえない食後のデザートとして大満足でした!

と、言いながら実はお弁当とスイーツを食べたのは「ラ・マル」車内ではなく、前日の井原鉄道の「夢やすらぎ号」車内でした。そう、予約日を間違えて一日早い引き取りとなってしまったのです。なので写真は井原鉄道車内で撮ったものです(笑)
というわけで「ラ・マル」では岡山のクラフトビールや色々アテを食べながらの鉄旅に!

1時間20分ほどで尾道に到着

三原まで行かずここで下車

丁度お昼時ゆえ尾道ラーメンを食べに行くことに!

岡山・広島鉄旅レポートつづく・・・ -
鉄旅の2日目は倉敷スタート!

水島臨海鉄道に乗車するため倉敷市駅へ

水島臨海鉄道はJR貨物(日本貨物鉄道)や倉敷市などが出資する第三セクター方式の鉄道路線です

倉敷市と三菱自工前を26分で結んでいます

待合場所にかえるがいました

8時03分発の三菱自工前行きに乗車

こんなヘッドマークが付いていました

車両の反対側は別デザイン

色々なデザインマンホールがあるのですね

車内の床にもマンホールデザインのシールが貼られていました

別のデザインも

こんなデザインも

9月10日の下水道の日によせて水島臨海鉄道のデザインマンホールのヘッドマークを付けて昨日(9月24日)まで記念列車を走らせていたのです

水島臨海鉄道のマンホールデザインは全5種類あってマンホールカードの無料配布もあったようです(ちなみに私はマンホールカードは集めていません)

車内はロングシート&クロスシート仕様

終点の三菱自工前までの運賃は380円

交通系ICカードは使えず券売機できっぷを購入

こんな「新マンホール設置記念1日フリーきっぷ」も販売されていました

定刻に発車。しばらくJRと並行して走ります。向こうから岡山・備前地区を走る227系「Urara(うらら)」がやってきました

車両は井原鉄道と同じく新潟鐵工製。1995年製の「MRT304」気動車です

当初は住宅の間など地べたを走っていますが

鉄橋を渡る手前あたりからは高架レールを走ります

2つ目の西富井駅では上り車両と待ち合わせ

水島臨海鉄道本社の建物

沿線には連続立体交差事業の完成を祝し「水と海と緑」をメインテーマにした作品が8人の著名な作家によって造られ展示されています。栄駅前ロータリーには風の彫刻家・新宮晋さんの「白い森」がありました
水島駅に到着

ここでも上り列車と待ち合わせ

ここで線路が左右に分かれています。実は水島臨海鉄道は乗客輸送に加えて貨物輸送事業も行っているのです。左側の線路の先はコンテナ基地のある東水島駅につながっています

右側の線路を進むと左手に海と港湾施設が見えてきました

ほどなく終点の三菱自工前に到着

ここで下車

この先に駅はありません

が、線路に車止めは無くその先にまだレールが敷かれています。そう倉敷貨物ターミナル駅がこの先にあるのです。ただこの先に進むことは出来ません。というか、てっきりこの車両がそのまま折り返すものだと思っていたらホームを離れその先に行ってしまいました。ここで大変な事実が発覚!
時刻表を見ると次の上りは9時38分!現在8時半過ぎ、つまり1時間ほど待たねば来ないのです。この日の予定は10時22分岡山発の観光列車「ラ・マル・ド・ボア しまなみ」に乗車するので9時38分発では間に合いません。そこで調べた結果、ひとつ前の水島駅8時52分発に乗れば倉敷市駅に9時15分に着くことがわかりました。しかし駅前にはバスやタクシーはいません。ということは・・・、そう歩くしかないのです。残り15分以内でひと駅歩くことに!

途中、人影のない水島ポートパークの前を通り

えっ!と驚く建物の横を通り

大汗をかいてなんとか水島駅に到着

ホームには回送車両が停まっていました
ボートレース児島のラッピング車両

三菱自工前まで乗らずにここで折り返し待ちをしなくてはいけなかったのですね。焦りました
8時52分発の倉敷市行きに乗ります

なんと、先ほど乗ってきた車両ではないですか!

帰りは整理券を取って乗車

倉敷市駅改札出口で運賃を現金払いしました

倉敷市駅からJR倉敷駅に移動し岡山駅に向かいます

岡山駅からは観光列車「La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボア しまなみ」に乗ります!
岡山・広島鉄旅レポートつづく・・・ -
倉敷駅に到着すると2番ホームにトワイライトエクスプレス「瑞風」が停車していました!

JR西日本が運行する豪華周遊型の寝台列車です

列車は10両編成

先頭の10号車へと移動しましたが、ここから先は柵があり近づくことが出来ませんでした

「キサイネ」とは「キ」は気動車、「サ」は動力の無い中間車、「イ」はグリーン車よりグレードの高い一等車両、そして「ネ」は寝台車を示しています

「近ミハ」とは近畿統括本部の管轄車両で大阪にある網干総合車両所宮原支所が車両基地であることを示しています。この一両の定員はわずか6人とは!

5号車は「キラ」「ラ」はラウンジカーということですね

窓越しにちょいと覗き込み・・・

制服を着たテディベアがいました

こんなチェアとテーブルも

ずらり並んだグラス。さぞやお酒も美味しいことでしょう

乗客の皆さんはスタッフに出迎えられてここから乗車

ホーム上の改札口近くではこんな設えが

横断幕も

17時52分倉敷駅発でホームでは乗車が始まっていました

「瑞風」は憧れの列車。この日は10時22分京都を出発する山陽コースの1泊2日の行程でした。2名一室利用で旅行代金は36.5万円から。ただお金も時間もあっても予約出来ないと乗れません。その予約がなかなか取れないほどの人気列車なのです。
現在は来年3月以降の予約を受付中。
詳細は瑞風の公式サイトをご覧ください倉敷駅のホーム看板

階段

初日の鉄旅はここまで。ホテルにチェックインし街に出て夕食を楽しみました。
岡山・広島鉄旅レポートつづく・・・ -
岡山県総社市と広島県福山市を結ぶ第三セクターの井原(いばら)鉄道。総社から13時04分発の特別車両「夢やすらぎ号」に乗車!

車内はこだわりの天然ムク材がふんだんに使われた造り

ロングシートと

ボックスシートも

「夢やすらぎ号」は車内というよりも居間やティールームのようなやすらぐ部屋をイメージしてデザインされています

つり革にもこだわりが感じられます

乗車記念スタンプもありました

トイレも完備

出発してほどなく高梁(たかはし)川鉄橋を渡ります

全長716mの絵になる鉄橋です

錆びた色合いの鉄橋ですが、表面を保護するためにあえて錆びの層を作った特殊な鋼材が使われているそうです

総社から4つ目の吉備真備駅。「真備」といえば水害に見舞われた真備町は「まび」と読みますが、駅名では「まきび」と読むのですね!

途中いくつかの駅で上下線の車両がすれ違います

のどかな田園風景の中を走ります

トンネルもくぐります

県立矢掛(やかげ)高校。 「学びのフィールドが矢掛(ここ)にある」と横断幕がありました

14時09分神辺(かんなべ)駅着

JR福塩線の接続駅で1日3本は福山まで乗り入れているようです

駅舎

路線確認。ここはもう広島県のエリア

井原鉄道の券売機

総社からの運賃は1,120円

でも土日祝日限定の乗り放題切符があるのです。1,400円で乗り放題!

14時31分発に乗車して井原駅まで戻ります

14時47分着

次の目的の車両乗車まで1時間半ほどあるので駅構内散策

ここは井原鉄道最大の駅

ガラス張りのツリー状の中は・・・

何かがぶら下がっています

そう、ここはデニムの聖地と呼ばれ、日本で初めてデニム地の生産を始めた場所だそう

井原デニムをPRするブースや井原デニムを使用したジーンズやスーツ、着物、デニムバッグなどの小物類を販売しているお店もありました。

車両の前面を模した自販機もありましたよ

そしてこの日2つ目の乗車目的車両が入ってきました

ブルーの車体の「スタートレイン」

岡山県は「晴れの国」といわれ「天文王国おかやま鉄道と星空の楽しい旅を」をコンセプトにデザインされています

車内はすっきりとしたロングシートのみ

星空観察に関する車内吊り

天井には星も

星座イラスト

沿線観光素材なども描かれています

IRT355形車両。今はなき新潟鐵工所製

16時13分に出発し車両基地が見えてきました

おっと、普通車両の先に特別車両「アート列車」が!

実は井原鉄道には特別車両が4両あり、「アート列車」は車体を金色にし走る美術館というコンセプトだそう。さらにもう一両は黒い車体の「戦国車両」。地域ゆかりの武将「北条早雲」をはじめとした沿線氏族の家紋等をデザインした車両とのこと。今回は出会えませんでした。ところで井原鉄道はほとんどが高架軌道を走っています。
旧国鉄の新線計画路線でしたが途中で計画は中止に。そこで関係自治体や企業などが出資し、新線計画を引き継ぐ形で1999年1月11日に開業した第3セクター方式の鉄道です。いわば近年の新しい路線ゆえの高架鉄道で、一段高い車窓からの眺めは解放感があります。

清音(きよね)駅に到着

ここからJR線に乗り換えて倉敷に向かいます
倉敷までは伯備線でひと駅

ホームに乗り換え入場改札口がこれ

改札機は2台あり

反対側出口用とあります

改札機を通らずとも行き来出来る構造。乗客の信頼の下に設置されているのです
↓伯備線の時刻表

岡山エリアでは馴染みの黄色い115系電車がやってきました

倉敷駅に入線の際、離れたホームで手を振っている子供が目にとまりました。がその後ろに止まっているあの車両は!

この続きは次回で!
岡山·広島鉄旅レポートつづく…



