山形県南陽市の赤湯駅と白鷹町(しらたかまち)の荒砥(あらと)駅間を走るローカル列車「山形鉄道フラワー長井線」に乗ってきました。

乗車駅は赤湯駅ではなく川西町の西大塚駅

歴史ある駅舎

ここは1914年(大正3年)に開業した駅で駅舎は国の登録有形文化財に指定されています。

国鉄民営化後の1988年にJR東日本長井線を引き継いだ第三セクター方式の鉄道路線です。

沿線に花の名所が多いことから「フラワー長井線」と呼ばれています。

30.5㎞全17駅の路線です

荒砥方面から列車がやってきました。

漫画キャラクター「ラーメン大好き小泉さん」のラッピング車両。この次に赤湯方面から来る列車に乗車します。

今回は団体貸切列車に乗りましたが山形弁で観光ガイドをする井上俊一さんがホームに登場!

井上さんは山形鉄道の社員であるとともに、「俊風亭太平楽」という名でパフォーマンスを取り入れた演劇落語をする名物人でもあるのです。私たちの前に現れるなり「♪ようこそここへクッククック わたしの青い服~」と唄って笑いを取っていました。

途切れぬトークを続けながらその場で入挟しながら一人一人に乗車記念の硬券切符を配布

私もいただきました

西大塚駅の時刻表

12時44分発の荒砥行き列車が入線。花の絵がラッピングされた車両。2両連結の後方車両に乗ります。

3羽のうさぎ駅長の写真が載ったヘッドマーク付き

列車内

YR-880形車両の運転席

西大塚駅の隣の今泉駅。JR東日本の米坂線との乗換駅です

跨線橋のある駅

ワンマン運転ゆえ車両にはサイドミラーが付いています

フラワー長井線にあるもうひとつの国登録有形文化財駅舎の羽前成田駅。手を振ってくれている人がいました。

車内でも井上んさんのトークがさく裂。笑いが巻き起こっていましたがしっかりグッズ販売タイムも。慢性的な赤字経営を強いられているローカル鉄道ですが、そこは明るく支援を訴え、車両と駅名が編み込まれたオリジナルタオルと鉄道風景写真のポストカード6枚が付いて1,000円で販売。

ツアー参加者の大半が購入し感謝感謝のこの表情(^^♪

この路線の最大の撮影スポットが最上川に架かる橋梁です

最後尾から撮影

1923年(大正12年)に架けられたイギリス製の3連のダブルワーレントラス橋。歴史的に貴重な近代土木遺産です。

35分ほどの乗車時間でしたが楽しめました。井上さんはすぐに別の車両に乗り込み発車。

赤湯方面に戻って行ったのでした。

荒砥駅舎。洒落た駅前交流施設という建物内にありました。

井上さんは「ぜひ神戸で落語会をやりたい」と話されていました。

番組内容
懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。
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敦賀駅から延伸開業した北陸新幹線に乗車。

乗車した「はくたか」車内ではワゴン販売がありました。

ドリンク類やお菓子などに交じってクリアファイルやマフラータオルなど延伸開業記念オリジナルグッズも販売されていました。そんな中でちょいと高価なグッズを購入してしまいました。それがW7系の「縁起柄コースター」

福井県の伝統工芸品である「越前箪笥」の職人が製作したという縁起柄の木製コースター

デザインは「亀甲」と「七宝」の二種類

その中央にW7系車両の焼き印が入っていました。

亀甲は六角形、七宝は丸形

ちなみにお値段1つ2,800円(税込)でした。飾るか使うか・・・
とりあえず食器棚にしまっておくか(笑) -
ようやく北陸新幹線に乗る機会を得ました。

大阪10時09分発のサンダーバード15号が入線

乗車した最後尾車両の9号車は8000番台でした

終着の敦賀駅に着いてから気づいたのですが・・・

敦賀方面先頭の6両編成のA6編成に3両編成のA3編成が連結されて9両編成での運行ですが、この2つの車両はよく見ると車体のカラーリングが違います。

左手の683系は元々のサンダーバードカラーですが、右手は元々越後湯沢と金沢の間を走っていた特急「はくたか」車両で、北陸新幹線開業に伴い北越急行から譲渡されたあと塗り替えられてJR西日本の特急「しらさぎ」として運行されていた車両です。いわばレア車両なのです。

北陸新幹線開業に伴い、金沢方面へは敦賀駅で乗り換えることになりますがサンダーバードのシートポケットに乗り換え方法を記したものがありました。

北陸新幹線に乗り換える際にはひとつ上のフロアに上がり、足元のオレンジ色のラインに沿って進むと改札に誘導されます。

当初乗り換えに時間がかかるようなことがいわれていましたが意外とスムーズに移動できました。

そしてホームへ上がり11時58分発のはくたか564号東京行に乗車

JR東日本のE7系車両

10号車に乗車

敦賀駅では車両とホームドアの間が接近していましたが、途中の糸魚川駅などはホームドアと車両の間に距離がありました。

違いは何なのでしょう。

14時00分に上越妙高駅に到着

新潟県上越市にある駅です

駅構内にあった電動マッサージ機。JR東日本のE5系新幹線車両を模したデザイン!

上越妙高駅はえちごトキめき鉄道と接続されています。

ここから「トキめきたい」と思いましたがここからはツアーバスに乗車

ツアーバスで上信越道から北陸道、磐越道を経由して福島県の裏磐梯方面に向かいます。 -
神戸上空で見かけた他府県のヘリコプター
大阪府警察本部ユーロコプターEC135「つばさ」(JA10PD)

福岡県警察本部エアバスヘリコプターズAS365「とびうめ」(JA03FP)

浜松市消防本部エアバスヘリコプターズAS365「はまかぜ」(JA119X)

定期点検のため神戸に来ていたようです。 -
神戸・大阪と中国・上海を結ぶ国際フェリー航路の新造船「鑑真号(がんじんごう)」が先週の大阪に続いて昨日の朝神戸ポートターミナルに初入港。早速船内を見学してきました。

日中国際フェリー(中国名:中日輪渡)が運航する国際貨客船で、船名は日本仏教の発展に寄与した唐の高僧「鑑真」にちなんで名付けられています。

中国の造船会社で約2年をかけて建造された全長167m、総トン数9,515㌧の国際貨客船です。

これまで運行されていた「蘇州号」が老朽化したことからそれに代わる船として建造されましたが、現在運行中の「新鑑真」に比べてひと回り大きな船体となったものの乗客定員は345人から192人と少なくなりました。

というのも全客室にシャワー・トイレを配置するなど船内グレードを高い造りにするため、大部屋の和室をやめてすべて個室となったためです(写真はダブルベッド仕様の2等客室)

2等客室の4人部屋

上下2段のベッド

4人部屋ではベッドが壁に折りたためるタイプの部屋もありました。

そしてデッキ6とデッキ7のフロア前方にはスイートルームがあります(ダブルベッド仕様)

客室は広くソファも完備

スイートルームにはバスタブも付いています。

部屋の前方にも窓があります。

こちらはツインベッド仕様のスイートルーム

こちらもゆったりとした部屋の広さがあります。

こちらも前方に窓がありカーテンで仕切ることも可能

デッキ6にあるレストラン

デッキ5にあるバー・ダンスホール(カラオケセットあり)

バーといえば

デッキ5の船首部にはバーラウンジがあります

シアターにもなる多目的ホール

ジム

そして中国航路の船らしい「麻雀室」も完備

キッズルーム

このほか売店やゲームコーナー、自動販売機、ドラム式洗濯機が置かれたランドリーコーナーもありました。

ブリッジと呼ばれる操舵室も見学

屋上デッキにはヘリポートも!

船員の休息区域を示す黄色いエリア

中国で建造された船ですが、船舶用レーダーは兵庫県西宮市に本社を置く古野電気製
デッキ6フロアからみた光景

隣の第3突堤には宮崎カーフェリー「ろっこう」が停泊。給油中でした。

そして階下部分がコンテナ貨物を積むスペースになっています

20フィートコンテナで338本、うち保冷用のリーファーコンテナは60本積載が可能となっています。

床にはコンテナについている爪をロック出来るよう穴が開いています。

「鑑真号」は神戸・大阪と上海の間を週2回往復。運行時間は48時間。毎週月曜に神戸または大阪に入港し、翌火曜日に出港。木曜日に上海に入港して土曜日に出港そして月曜日に神戸ないし大阪に入港という航行スケジュールです。なお現在運行中の「新鑑真」は今月20日以降大阪と神戸を交互に木曜入港、金曜出港のスケジュールとなります。2隻の船の見分け方は煙突の数。「新鑑真」は1つですが「鑑真号」は2つです。

ただし現在この航路は貨物輸送のみの運航です。新型コロナウイルスの流行で2020年1月から旅客を乗せての運航は中断中で、上海港のターミナル改修工事が完了する今年9月には旅客運航が再開されるということです。客船並みに船内がグレードアップされた「鑑真号」。秋以降はこの船に乗っての上海へのゆったり船旅ツアーも楽しめそうです。なお「鑑真号」は今日午前9時30分に出港し上海に向かいます。



