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三上公也の朝は恋人

番組内容

懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。

  • 2022年12月25日(日) 07時53分 関西

    「ウエストエクスプレス銀河」で紀南の旅へ④~最終目的地の新宮へ

    「ウエストエクスプレス銀河」の紀南の旅。

    串本駅出発前の運転席。ほぼ以前の117系のまま。

    午前8時00分に出発。車窓から先ほど訪れた橋杭岩が見えました。

    パラパラと雨が降る空

    ここからの区間が紀南ならではの車窓の楽しみなのですがあいにくの空模様。

    それでも海岸部を走る車窓からの眺めは良いものです。

    1時間ほどして紀伊勝浦に到着。町の方々が横断幕を持って出迎え

    駅では5分ほど停車

    再び海岸線を走り続け

    定刻の午前9時37分に新宮駅に到着
    終点で全員が下車しここからはフリータイム

    初めて降り立った新宮駅

    新宮鐵道100周年の記念碑がありました。

    1912年(大正元年)に勝浦と新宮の間に熊野地方としては初めての鉄道が地元経済界の出資で建設され、木材輸送や観光で紀南の産業文化発展に大きく寄与したそうです。1934年(昭和9年)に国有化されて現在の紀勢本線の一部となったとのことで、今年は開業から110年になります。

    現在の上り列車の時刻表。特急は9本、普通は平日で11本、土曜休日は9本。隣の駅への移動はバス利用が便利なようです。

    そしてここからは熊野速玉大社無料ガイドツアーに参加。地元新宮市観光協会登録ガイドの吉川安子さんに市内の見どころを案内してもらいました。

    旧西村家住宅。文化学院の創設者の西村伊作が設計した大正・昭和期の洋風モダン住宅。

    1914年(大正3年)に建てられた邸宅で歌人・作家の与謝野晶子など多くの文化人が集うサロンとなっていたそう。現在は記念館として運営されていて内部が公開されています。

    その向かいにある、これも西村伊作設計の旧チャップマン邸。アメリカ人宣教師のチャップマンの邸宅として1926年(大正15年)に建築されたもの。和歌山県内で西村伊作の手掛けた建物はこの2軒のみだそうで国の登録有形文化財に登録されています。

    新宮城跡の石垣

    新宮市仲之町商店街。市内唯一のアーケードのある商店街。近年は郊外にある駐車場を備えた大きな商業施設を利用する人が増え、人通りはほとんどありませんでした。

    途中、新宮市のマンホール蓋を見つけました。市の花「ハマユウ」がデザインされています。夏に咲く熊野灘を代表する花だそう。

    アーケードを抜けていよいよ熊野速玉大社へ向かいます。交通量の多い国道42号線。熊野川に架かる橋の向こうは三重県です。

    熊野速玉大社に到着

    熊野本宮大社、熊野那智大社とともに熊野三山を構成する大社です。

    主祭神は熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)と熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)の夫婦神。

    境内には平重盛が植えたという国指定天然記念物の御神木、樹齢1000年のナギの大木があります。

    ナギは漢字で書くと木偏に那智の那「梛」と書くのですね。

    葉が左右対称の形をしていて、葉の繊維の構造が他の葉と違い容易にはちぎれないことから夫婦円満、愛のお守りとして大切にされてきたそうです。

    お詣りを終えて一旦新宮駅に戻ります。そしてこのあと那智の滝を目指します。
    紀南旅レポートつづく・・・

     

  • 2022年12月24日(土) 09時41分 関西

    「ウエストエクスプレス銀河」で紀南の旅へ③~串本駅編

    夜食を食べたあと「ウエストエクスプレス銀河」は午前1時に和歌山駅を出発。途中列車はどこかで停車し時間調整をしていました。午前4時半頃に再び動き出し、午前6時04分におもてなし停車駅である串本駅に到着。

    向かいには始発電車が待機していました。

    きのくに線(紀勢線)では自転車を積んで乗れるサイクルトレインが運行されています。

    ここでの停車時間は約100分

    乗客は改札を出てバスに乗り橋杭岩観光に出発!

    駅から数分で「本州最南端道の駅」に到着。徐々に空が明るくなってきました。

    目の前が海!そこには大小様々な奇岩が並んでいます。これが「橋杭岩」。海中に約850mの列をなしてそそり立つ大小40余りの岩柱で、国の名勝天然記念物に指定されています。

    この日はあいにくの雨予報日。朝の間はまだ雨は降っていませんでしたが曇り空で日の出を見ることは叶いませんでした。

    それでも潮が引いて岩の近くまで行けました。

    海の浸食によって岩の固い部分が柱状に残り、橋の杭だけが立って見えることから「橋杭岩」と呼ばれています。

    岩にはそれぞれに名前が付けられています。

    吉野・熊野国立公園地域内にあるのです。

    道の駅の2階に展望デッキがあります。

    和歌山県の朝日夕陽百選の碑

    橋杭岩観光を終えて串本駅に戻ります

    ここは本州最南端の駅

    駅前からは白浜空港行きのリムジンバスが出ています。

    ただし朝夕1便ずつ

    そして串本は「トルコ友好の町」とのこと。

    駅前にはトルコの帆船「エルトゥールル号」の碑がありました。

    1890年(明治23年)9月16日の夜、明治天皇の表敬訪問に来ていたオスマン帝国(現在のトルコ共和国の一部)の軍艦エルトゥールル号が帰路中に強風に煽られて座礁し沈没事故を起こしました。乗員656人が海に投げ出され、報せを受けた大島村(現串本町)の人たちが総出で救助と生存者の介抱にあたりました。生存者はわずか69人という大惨事だったのですが、このことがきっかけとなり日本とトルコは友好関係を築きました。駅構内にはそのことがパネルで紹介されています。1985年3月にはイラン・イラク戦争でイランの首都テヘランから脱出しようとした日本人の救援の際には、自国のトルコ人を差し置いてトルコ航空機が日本人を運んだという出来事がありました。それは他ならぬエルトゥールル号の遭難に伴う救助活動への恩返しだったのです。
    詳しくは串本町の公式サイト「絆のものがたり」をご覧ください。

    トルコのお守りなども展示されていました。

    もうひとつ串本町には日本初の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」があります。小型人工衛星を積んだロケット初号機「カイロス」はこれまで何度か打ち上げが延期されていますが、来年2月末には打ち上げられる予定だということです。

    JR串本駅

    ホーム階段通路は工事中でした

    午前8時00分発車

    発車後しばらくして朝食が配られました。中身は温かな鯛飯!

    レストラン「空海」特製の「漁師の朝御飯」で橋杭岩観光中に積み込まれたようです。

    日付は17日に。

    このあとは紀伊勝浦から新宮を目指します!
    「銀河旅レポート」はつづく・・・

  • 2022年12月10日(土) 07時54分

    神戸の写真家 金本孔俊さんのスタジオでオーロラ写真展開催中!

    アラスカの大地に魅せられて旅しオーロラ写真の撮影を続ける神戸在住の写真家 金本孔俊(よしとし)さんのスタジオで現在作品展が開かれています。

    金本さんは神戸市内でフォトスタジオを経営する傍ら、ライフワークとしてアメリカ・アラスカ州での撮影を続けています。

    1994年39歳の時に初めての海外旅行で訪れたのがアラスカだそう。雄大な自然に魅せられ以来、年に2~3度訪れては厳冬期の夜空に現われるオーロラをはじめ、雪原や氷山など幻想的なスケール感あふれる作品を発表されてきました。そして今年10月に節目となる50回目の取材旅行から帰国。これを記念して写真展が開かれています。話好きの金本さん。氷点下41度の北極圏での出来事、撮影地を探し回る孤独との戦い、シャッターを切る瞬間の思いなど写真を見ながら語っていただきました。写真を見ている限りは穏やかな天候のように思えますが、撮影場所にたどり着くまでは吹雪で視界が遮られるホワイトアウトの危険にさらされたり凍傷になったりと命の危険と隣り合わせの撮影だったそう。それでもまた渡航したい想いは募るとのこと。私も1度はオーロラを生で見てみたくなりました。

    作品は大小様々な形になっていて購入出来ます。

    私は動画になったブルーレイディスクを購入。夜のBGVに最適です。

    金本さんは現在68歳。極寒の地を1日数百キロ移動する過酷な撮影旅行に耐えるためにと子供の頃から親しんでいた少林寺拳法を再開。

    身体の柔らかさにはビックリ!

    貴重な作品を見ながら金本さんのお話を聞いてください。

    金本孔俊写真展 渡航50回記念「アラスカ 奇跡の光景」
    今月25日(日)までフォトスタジオゴールド神戸で開催
    12:00~18:00(入場無料)
    神戸市中央区筒井町3-18-13

    阪急春日野道駅から南東へ歩いて30秒
    ※展示作品は希望サイズで販売もされています。

  • 2022年12月7日(水) 03時37分

    きょう12月7日は「神戸港開港記念日」 きのうの神戸港中突堤界隈は・・・

    12月7日は「神戸港開港記念日」です。1867年(慶応3年)の今日、神戸港が外国船の停泊地として開港しました。この日付は和暦で、現在の西暦になおすと1868年1月1日になり、どちらも開港記念日とされています。コロナ禍で外国客船の入港は久しく見ていませんが、神戸港中突堤周辺にはいろいろな船が出入りしています。午前10時前に入港してきた海技教育機構の練習船「大成丸」。

    午後2時の出港に向けタグボートにサポートを受けながら出港準備を行っていました。「ハマのE.T.」も健在(^^)

    レストランクルーズ船「コンチェルト」がランチクルーズを終えて帰港

    船上には大きなサンタクロースの姿が!

    川崎重工神戸工場のドック横には海洋研究開発機構(JAMSTEC)の「よこすか」が停泊中。

    深い海の底を探査する最大深度潜水調査船「しんかい6500」の支援母船です。

    補修作業に使われるのでしょうか。

    高所作業車をクレーンで吊り上げ船上に運ばれていました。

    海辺の風景、船のある風景っていいいですね。

  • 2022年11月27日(日) 06時45分 関西

    「ミニ鉄道フェスタin神戸メリケンパーク2022」開催!

    神戸のメリケンパークで「ミニ鉄道フェスタ2022」が昨日始まりました。

    約10分の1スケールの乗れる鉄道模型が集結。1年ぶりの開催です。

    地元兵庫を中心に全国の愛好家が車両を持ち寄っての走行会で56チーム138人が参加。参加車両は69両!

    智頭急行の「スーパーはくと」

    ドクターイエロー

    キハ181・特急「しおかぜ」

    機関車EF65・ワンピース貨物列車

    機関車トーマスをあしらった車両も

    こちらはきりんの形をした手回し動力車両

    イベント開始前にはラジオ関西の大西由梨さんが東海道新幹線「のぞみ」N700aに乗って460mの路線を試乗レポート!

    このほかヤード(車両基地)には山陽電車6000系の車両も

    SL(蒸気機関車)も34両が参加。手前はC58、奥はC57

    9600形

    D51

    こう動かす前の準備があります。

    本物と同じようにタンクに水を入れ石炭をくべて蒸気を発生させて動かすのです。

    温度や圧の調整に余念がありません。

    イベント開始前には長い親子連れの列が出来ていました。

    「ミニ鉄道フェスタin神戸メリケンパーク2022」は今日27日(日)も午前10時から午後3時まで開催。
    体験乗車は無料ですが、カワサキワールド(神戸海洋博物館)の入館者に乗車券が配布されます(先着1600人限定)
    詳しくはカワサキワールドの公式サイトをご覧ください。