昨日の大阪モノレール万博記念公園駅は島根県一色に染まりました。駅構内に設けられた特設ステージでは「石見神楽(いわみかぐら)」公演が行われました。
石見神楽の花形演目といえば「大蛇(おろち)」
神国島根の神話で、須佐之男命(すさのおのみこと)が大蛇を退治するというおなじみの演目です。
迫力ある伝統芸能を披露したのは石見神楽長澤社中。1970年の日本万国博覧会でも上演をした歴史ある活動団体で、当時の万博を経験しているメンバーから次世代の10代の若手まで総勢20人で本場の石見神楽が披露されました。
恵比須がが鯛を釣り上げ寿福を表わすめでたい神楽も披露。
駅構内には県内各自治体のPRブーズや特産品の物販コーナーが設けられていました。
島根県観光キャラクターの「しまねっこ」も会場に駆けつけていましたよ!
そしてもうひとつのイベントが「空高く走る島根県観光列車」です。
大阪モノレールを走る「EXPO TRAIN 2025大阪モノレール号 INOCHI ミライ」のラッピング車両の車内にはなんと大蛇が出現!
この「大蛇」は島根県西部の石見地方の伝統工芸である「石州和紙(せきしゅうわし)」で作られています。
天井に吊されていました。
列車は万博記念公園駅を出発し門真市駅へ。そして大阪空港駅に向かったあと再び万博記念公園駅に戻ってくる1時間43分の運行です。
車内にはテーブルが用意され、「特製あなご弁当」を食べながら島根の日本酒を味わう企画です。
島根県の食材が使われたお弁当
島根県は日本酒発祥の地といわれ、多くの酒蔵があります。
あれやこれやと飲み比べをしました。
島根の地ビールもありましたよ。
この日は13時04分発の第1便と18時04発の第2便が運行されました。
第1便ではプロ野球解説でおなじみ島根県浜田市出身の梨田昌孝さんも乗車されていました(隣の号車でした)
各号車ごとに梨田昌孝さんのサインボールや色紙が当たるジャンケン大会も行われ盛り上がりました。
そして恵比須さまが各号車を回って笑顔を振りまいていました。
一緒に写真を撮ってもらいました(^^)
1970年の大阪万博で一躍有名になった「石見神楽」ですが、2025年に開催される「大阪・関西万博」で世界へ発信。さらに馴染み深いものになると良いですね。
さて「島根」といえば「三上公也と行く島根県飯南町バスツアー」ですが、今年も開催が決まりました!11回目を迎える今回は出雲地方になる飯南町の西側の石見地方へも足を伸ばす旅になります。今日このあとの生放送で詳しい日程や行程を発表します!お楽しみに。
番組内容
懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。
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兵庫県やJRグループ、観光事業者が展開する大型観光事業「兵庫デスティネーションキャンペーン」が今月1日にスタートしましたが、同時に兵庫の味を詰め込んだ特製「兵庫テロワール旅弁当」が2種類販売されました。兵庫デスティネーションキャンペーン推進協議会が企画し、県内の老舗駅弁メーカー2社が地元の大学生とコラボしてメニューを考案。どちらも兵庫を代表する食材が彩りよく詰められています。
神戸市に本社を置く淡路屋の弁当は「#まるっとひょうご 五国いなり」(1,200円税込)
甲南大学と関西国際大学の学生4人と協力して作りあげたいなりずしで、神戸牛や明石ダコ、香住ガニ、丹波の黒豆、淡路の玉ねぎなどが5つのいなりずしに盛り付けられています。
甘味として「みたらし団子」も入っていて、まさにまるっと兵庫を食せる一箱です。
この弁当容器は環境にも配慮し、ほぼ脱プラスティックで、おしぼりも紙製。また割り箸は丹波篠山の間伐材が使われています。
一方、姫路市に本社を置くまねき食品の弁当は「まるっとちらし寿司 ミルベルフール」(1,500円税込)
関西学院大学の学生2人と協力して作りあげた夏に食べやすいちらし寿司で、「ミルベルフルール」(美しい千の花々)というサブネームが付けられている通り、華やかに兵庫を代表する食材が盛り付けられています。
兵庫五国の食材は但馬牛、淡路玉ねぎ、黒豆、甲南漬、瀬戸内しいたけ
容器中央にあるのは姫路城の形の人参煮。まねき食品の弁当も食材やパッケージでSDGsの取り組みを意識したものになっています。
新神戸駅や新大阪駅をはじめ、旅弁当販売店などで販売中。
試食しましたがどちらも美味しいですよ。学生たち若者のアイデアが詰まったこだわりのお弁当、是非召し上がってください! -
兵庫県とJRグループ6社、観光事業者が連携し、一体となって展開する大型観光事業「兵庫デスティネーションキャンペーン~兵庫テロワール旅~」が昨日始まりました。JR神戸駅の1番ホームでは姫路駅を出発した特別運行の長距離観光列車「ウエストエクスプレス銀河」の到着にあわせてオープニングセレモニーが行われました。
セレモニーでは主催者として兵庫県の斎藤元彦知事が挨拶。「これまで旅は観光地をみて楽しむことが中心だったが、加えて何故こういったものがあるのか、その背景の歴史や文化、人々の営みなどにも触れて欲しい」と話していました。
ホームではトランペッター広瀬未来さんらのジャズカルテットが「A列車で行こう」や「スマイル」を演奏。
有馬芸妓の一菜(いちな)さんらが駆けつけ灘五郷のお酒の振る舞い。
神戸六景のデザイン缶に入ったお菓子が乗客らにプレゼントされました。
12時09分、斎藤知事と松井聡明神戸駅長の出発合図でが出発。関係者が見送りました。このあと「銀河」は大阪方面に向かい、福知山線経由で城崎温泉に向かいました。
大阪から家族3人で今回の「銀河ツアー」に参加したという女性は「息子が鉄道好きで一度乗って見たかった。私は城崎温泉のお湯に浸かるのが楽しみ」と話していました。「兵庫デスティネーションキャンペーン」は9月30日までの期間中「うみやまむすび」や客車「サロンカーなにわ」を使った「兵庫テロワール旅号」といった観光列車を運行します。
またデスティネーション期間中、3日間有効の「ひょうご☆乗り放題パス」や2日間有効の交通系ICカード「ICOCA」を使った「神戸・姫路デジタルパス」が発売されているほか、「めぐるひょうご体験バス」が特別運行されます。
詳しくは「兵庫デスティネーションキャンペーン」の公式サイトをご覧ください。 -
兵庫県西脇市内を流れる杉原川沿いにはかつて鉄道路線が敷かれていました。その名は「鍛冶屋線」。その頃走っていた気動車2両が展示されています。「キハ30 70」と「キハ30 72」の2両にカラフルなペイントが施されています。
廃線前、ここは鍛冶屋線の「市原駅」があった場所
駅舎を復元して鍛冶屋線の史料を展示している「鍛冶屋線市原駅記念館」もあります。
鍛冶屋線は野村駅(現在のJR加古川線西脇市駅)と兵庫県多可郡中町(現在の多可町中区)の鍛冶屋駅を結ぶ全長13.2kmの路線でした。
元々は播州鉄道の加古川線(現在のJR加古川線)の支線として大正時代に開業した歴史ある路線でしたが、国鉄分割民営化を機に廃止が決定され、JR西日本に受け継がれた3年後の1990年(平成2年)4月1日に廃線となりました。
展示されている車両は国鉄時代のキハ30。
キハ30は気動車ゆえ国鉄時代の「タラコ」や退色した「焼きタラコ」と呼ばれる朱色の車両でした。その後「加古川線色」といわれた青緑に白いラインの入った塗装になりました。廃線後、西脇市は思い出を残そうとJRから譲り受けた車両を展示し、2000年(平成12年)に再塗装されました。その際、西脇市出身のイラストレーター吉田稔美さんが原画をつくり、地域の子供達参加して夢のあるデザイン塗装に仕上げられたとのことです。
しかし屋外展示で色あせが目立ってきたために2000年(平成22年)11月7日に「リフレッシュ作戦」なる補修と塗り直し作業が行われ、現在の「おとぎの国の列車」に生まれ変わったとのことです。
その作業には吉田さんをはじめ西脇高校の生徒約150人らが参加して丸1日かけて行ったそうです。
廃線から33年。鉄道からバスに転換され道路が整備されています。道沿いには鉄路があったことを示す様々な記念碑や看板などがあるようです。
秋、涼しくなったら杉原川を眺めつつ廃線跡を歩いてみるのも良いですね。
ラジトピ参考記事はこちら -
6月も今日が最終日。明日からは7月に入ります。もし今日時間のある方に是非観て欲しいイベントがあります。それは「ズガ・コーサクとクリ・エイト 二人展」です。段ボールなどの廃材を使って、どこかで見た風景を作っている関西の美術アーティストです。今回のテーマは「地下道」。高速神戸駅山側の地下道を段ボールなどを使ってほぼ実物大で出現させています。
よくある地下道のようにみえますが、壁も床も天井もすべて段ボールで出来ているのです。
天井のパイプや手すりなども再現。
催し案内板もありリアルすぎます!
壁や天井にも細かい細工が施されています。
通路の床部分も段ボール製。歩くと「なるほど」とわかります。
会場では製作過程の様子が動画(タイムプラス)で紹介されています。
残念ながらこの「ズガ・コーサクとクリ・エイト二人展『地下道』」は今日6月30日(金)までの開催。
新開地アートひろば(旧神戸アートビレッジセンター)の地下ギャラリーで10:00~17:30開かれています(入場無料)さて来週の特集コーナーは・・・
7月3日(月)
8時台の洋楽特集は「波の日」にちなみ
「サーフィンミュージック」集
9時台の邦楽特集は「波の日」にちなみ
「波」ソング集7月4日(火)
8時台の洋楽特集は
「ホット」ソング集
9時台はゲストに『こどもの音楽会』を主宰する「音楽のチカラ」代表で作曲家の松岡まさるさんを迎えてお送りします。7月5日(水)
8時台の洋楽特集、9時台の邦楽特集とも七夕を前に
「スター・星」ソング集①7月6日(木)
8時台の洋楽特集は
「スター・星」ソング集②
9時台はゲストに歌手の一条寛太さんを迎えてお送りします。リクエストやメッセージをお待ちしています。
番組メールアドレスは↓
asa@jocr.jp※予告なく放送内容を変更する場合があります。ご了承ください。