旅も3日目。ホテル出迎えた紀伊勝浦の朝。
晴れました!
午前6時40分から朝食バイキングタイム。さっと済ませて出発準備です。
復路の「ウエストエクスプレス銀河」は9時50分発。本数の少ない紀伊勝浦発のバスに乗るため7時30分発の送迎船「浦島丸」に乗ります。
ホテル浦島を後にします。
大きな漁船も停泊
10分ほどで勝浦港の桟橋に到着
漁師町らしい光景
無料の足湯施設がありました。
ビン玉ツリー
はえ縄漁の浮きとして使われるビン玉を使ったツリー。日によって青や白に点灯するようです。
港にはまぐろが味わえるにぎわい市場があり、次回はゆっくりと訪れたいと思いました。
まぐろの町らしい通り
紀伊勝浦駅8時00分発のバスに乗車
終点の新宮駅に向かいます
乗車時間は約40分
ーバスの車窓から見えた光景ー
「地球防衛軍」というコレクターズショップ
那智駅にある「道の駅なち」と「熊野那智世界遺産情報センター」
広大なショッピングセンターが連なる横を通過
JR宇久井駅前
日本神話に出てくる神武東征(じんむとうせい)上陸地を示す看板
天気も良く少し時間があるのでひとつ手前の速玉大社前で下車
再び熊野速玉大社へお詣りしました。晴れた朝の神社は気持ちが良いです。
熊野川に架かる熊野大橋
橋の向こうは三重県です
大きな川です
駅まで歩き9時15分過ぎに新宮駅に到着
さあ復路の銀河旅が始まります!
この続きは後日!
番組内容
懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。
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「ウエストエクスプレス銀河」の紀南の旅。
串本駅出発前の運転席。ほぼ以前の117系のまま。
午前8時00分に出発。車窓から先ほど訪れた橋杭岩が見えました。
パラパラと雨が降る空
ここからの区間が紀南ならではの車窓の楽しみなのですがあいにくの空模様。
それでも海岸部を走る車窓からの眺めは良いものです。
1時間ほどして紀伊勝浦に到着。町の方々が横断幕を持って出迎え
駅では5分ほど停車
再び海岸線を走り続け
定刻の午前9時37分に新宮駅に到着
終点で全員が下車しここからはフリータイム
初めて降り立った新宮駅
新宮鐵道100周年の記念碑がありました。
1912年(大正元年)に勝浦と新宮の間に熊野地方としては初めての鉄道が地元経済界の出資で建設され、木材輸送や観光で紀南の産業文化発展に大きく寄与したそうです。1934年(昭和9年)に国有化されて現在の紀勢本線の一部となったとのことで、今年は開業から110年になります。
現在の上り列車の時刻表。特急は9本、普通は平日で11本、土曜休日は9本。隣の駅への移動はバス利用が便利なようです。
そしてここからは熊野速玉大社無料ガイドツアーに参加。地元新宮市観光協会登録ガイドの吉川安子さんに市内の見どころを案内してもらいました。
旧西村家住宅。文化学院の創設者の西村伊作が設計した大正・昭和期の洋風モダン住宅。
1914年(大正3年)に建てられた邸宅で歌人・作家の与謝野晶子など多くの文化人が集うサロンとなっていたそう。現在は記念館として運営されていて内部が公開されています。
その向かいにある、これも西村伊作設計の旧チャップマン邸。アメリカ人宣教師のチャップマンの邸宅として1926年(大正15年)に建築されたもの。和歌山県内で西村伊作の手掛けた建物はこの2軒のみだそうで国の登録有形文化財に登録されています。
新宮城跡の石垣
新宮市仲之町商店街。市内唯一のアーケードのある商店街。近年は郊外にある駐車場を備えた大きな商業施設を利用する人が増え、人通りはほとんどありませんでした。
途中、新宮市のマンホール蓋を見つけました。市の花「ハマユウ」がデザインされています。夏に咲く熊野灘を代表する花だそう。
アーケードを抜けていよいよ熊野速玉大社へ向かいます。交通量の多い国道42号線。熊野川に架かる橋の向こうは三重県です。
熊野速玉大社に到着
熊野本宮大社、熊野那智大社とともに熊野三山を構成する大社です。
主祭神は熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)と熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)の夫婦神。
境内には平重盛が植えたという国指定天然記念物の御神木、樹齢1000年のナギの大木があります。
ナギは漢字で書くと木偏に那智の那「梛」と書くのですね。
葉が左右対称の形をしていて、葉の繊維の構造が他の葉と違い容易にはちぎれないことから夫婦円満、愛のお守りとして大切にされてきたそうです。
お詣りを終えて一旦新宮駅に戻ります。そしてこのあと那智の滝を目指します。
紀南旅レポートつづく・・・ -
夜食を食べたあと「ウエストエクスプレス銀河」は午前1時に和歌山駅を出発。途中列車はどこかで停車し時間調整をしていました。午前4時半頃に再び動き出し、午前6時04分におもてなし停車駅である串本駅に到着。
向かいには始発電車が待機していました。
きのくに線(紀勢線)では自転車を積んで乗れるサイクルトレインが運行されています。
ここでの停車時間は約100分
乗客は改札を出てバスに乗り橋杭岩観光に出発!
駅から数分で「本州最南端道の駅」に到着。徐々に空が明るくなってきました。
目の前が海!そこには大小様々な奇岩が並んでいます。これが「橋杭岩」。海中に約850mの列をなしてそそり立つ大小40余りの岩柱で、国の名勝天然記念物に指定されています。
この日はあいにくの雨予報日。朝の間はまだ雨は降っていませんでしたが曇り空で日の出を見ることは叶いませんでした。
それでも潮が引いて岩の近くまで行けました。
海の浸食によって岩の固い部分が柱状に残り、橋の杭だけが立って見えることから「橋杭岩」と呼ばれています。
岩にはそれぞれに名前が付けられています。
吉野・熊野国立公園地域内にあるのです。
道の駅の2階に展望デッキがあります。
和歌山県の朝日夕陽百選の碑
橋杭岩観光を終えて串本駅に戻ります
ここは本州最南端の駅
駅前からは白浜空港行きのリムジンバスが出ています。
ただし朝夕1便ずつ
そして串本は「トルコ友好の町」とのこと。
駅前にはトルコの帆船「エルトゥールル号」の碑がありました。
1890年(明治23年)9月16日の夜、明治天皇の表敬訪問に来ていたオスマン帝国(現在のトルコ共和国の一部)の軍艦エルトゥールル号が帰路中に強風に煽られて座礁し沈没事故を起こしました。乗員656人が海に投げ出され、報せを受けた大島村(現串本町)の人たちが総出で救助と生存者の介抱にあたりました。生存者はわずか69人という大惨事だったのですが、このことがきっかけとなり日本とトルコは友好関係を築きました。駅構内にはそのことがパネルで紹介されています。1985年3月にはイラン・イラク戦争でイランの首都テヘランから脱出しようとした日本人の救援の際には、自国のトルコ人を差し置いてトルコ航空機が日本人を運んだという出来事がありました。それは他ならぬエルトゥールル号の遭難に伴う救助活動への恩返しだったのです。
詳しくは串本町の公式サイト「絆のものがたり」をご覧ください。
トルコのお守りなども展示されていました。
もうひとつ串本町には日本初の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」があります。小型人工衛星を積んだロケット初号機「カイロス」はこれまで何度か打ち上げが延期されていますが、来年2月末には打ち上げられる予定だということです。
JR串本駅
ホーム階段通路は工事中でした
午前8時00分発車
発車後しばらくして朝食が配られました。中身は温かな鯛飯!
レストラン「空海」特製の「漁師の朝御飯」で橋杭岩観光中に積み込まれたようです。
日付は17日に。
このあとは紀伊勝浦から新宮を目指します!
「銀河旅レポート」はつづく・・・ -
今年も残り10日を切りました。今度の日曜日がクリスマス、そしてその1週間後には新年を迎えます。例年26日の未明の光景として、商業施設の灯りがついていてクリスマスから迎春用のディスプレーに変える作業が行われているのを見かけます。「あれっ、いつの間に?」と思う瞬間が月曜の朝に待っていることでしょう。
朝は恋人も年内ラストウィーク。大掃除・迎春準備のBGMとしてお付き合いください。12月26日(月)
8時台の洋楽特集、9時台の邦楽特集とも
「コールド・寒い」ソング集12月27日(火)
8時台の洋楽特集は月に1度のカントリーソング集。
カントリーミュージックトラベルでおなじみの阿部和則さんを迎えてお送りします。
※「ゆく年くる年」を意識した選曲予定
9時台の邦楽特集は
「カバーソング集」
耳馴染みの曲をオリジナル歌手以外でお掛けします。12月28日(水)
8時台の洋楽特集、9時台の邦楽特集とも
この1年に感謝を込めて「サンキュー・ありがとう」ソング集12月29日(木)
8時台の洋楽特集、9時台の邦楽特集とも年内最後の放送ゆえに
「エンド・ラスト・終わり」ソング集リクエストやメッセージをお待ちしています。
番組メールアドレスは↓
asa@jocr.jp※予告なく放送内容を変更する場合があります。ご了承ください。
神戸駅前の「D51」ですが、その後手直しされて白い髭が付き、飾りのモール数も増えました(^^)
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21時15分に京都駅を出発した「ウエストエクスプレス銀河」は途中新大阪駅、天王寺駅に停車し乗客を乗せて行きます。
そして最初のおもてなし駅である和歌山駅へ向かいます。
出発から約2時間半経ち和歌山駅に到着
ここでは約75分停車
深夜のホームは銀河の乗客のみで他にいません
係員の案内でホーム階段を上り改札口を出ます。
向かった先は駅から数分の「麺屋ひしお」
夜食の和歌山中華そばのおもてなし。順番に案内され受け取ったあと列車に戻ります。
4号車のフリースペースでいただきます(^^)
別途海苔付き
美味しい中華そばで身体が温まりました。
和歌山駅構内にはピアノにクリスマスツリー、そして銀河の幟もありました。
床にはこんな地図が!
そして銀河列車の貼り絵も
よく見るとペットボトルの蓋を使っての作品でした。
午前1時に和歌山駅を出発。次の停車駅「串本」を目指します。
つづく・・・