9月21日(木)稲佐の浜から神迎の道(バスツアーその⑩)
稲佐の浜にある弁天島。
稲佐の浜は、毎年旧暦の10月に全国の神々が出雲に到着される場所で、国引き神話や国譲り神話など多くの神話に登場する古代からの神聖なところです。神迎神事もここで行われます。
ここから出雲大社まで「神迎の道(かみむかえのみち)」があります。全国の八百万の神々は、この神迎の道を通り勢溜に至り正門から入られるそうです。
各家の軒下には「潮汲み」に使われる竹製の柄杓があります。
毎月1日の早朝、稲佐の浜で海水を汲んで出雲大社に参拝。神前と自分の体に潮を笹の葉でまいて浄めたあと自宅に持ち帰り、家の各所にまいて浄めます。今もずっと続けられている風習だそう。
玄関先にしめ縄を飾る家もありました。
海の近くゆえにこうした表示も。
電柱脇にある真っ赤な郵便ポスト。
そして10分ほど歩いたところに昼食場所の「きんぐ」があります。
地元の人々に愛されているお店。
名物は「大社焼きそば」。
大社焼きそばをメインにお造りや茶わん蒸し、小皿に盛られたセットメニューをいただきました。中華麺と具材が油で炒めてあり、あっさりとした味が付けられています。ここにおろし大根を乗せてポン酢をかけて食べます。
これが旨い!がっつりといただきました。
ここはラーメンも美味しいのだそうで、次に訪ねた時には食べてみよう。