立山黒部アルペンルートの旅レポートつづき
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この日標高1828mの黒部平はえらい風雨でした。
時折うっすらと山の稜線が見えました
晴れたら北アルプスの絶景が見られたことでしょう
雨が斜めに降っているのがお判りかと
周囲の木々は色づいていました
黒部平からは立山ロープウェイに乗り大観峰に向かいます
乗る時間が近づき改札前で待っていると奇跡的に雨がやみました!
乗るロープウェイが下りてきました
眼下に色づいた木々が見えたゴンドラからの眺め
7分で大観峰に到着
標高2316mの展望台からの眺め
ここでは雲間から陽射しがこぼれる瞬間もありました
黒部湖や後立山連峰も見えました
そしてここからは立山トンネルトロリーバスに乗車
立山トンネルを走る日本唯一のトロリーバスです
運転席
「バス」という名ですが法律上は「鉄道」に区分される乗り物で、電車の乗務員室にあるのと同じようなメーター(電圧計)がありました。
ゴムのタイヤで走り線路こそありませんが、2本の架線(トロリー線)から集電して走ります
車両は大阪車輛工業と三菱自動車工業製
途中立山直下では対抗車両とすれ違いました
乗車した車両「8005」
3.7㎞ほどの距離を10分で走り室堂に到着
標高2450mの場所です
実は日本で唯一残る立山トンネルトロリーバスですが11月30日をもって運行を終了します
車両の老朽化、部品調達の難しさからあと1ヶ月ほどで運行を終えるそうです
現在様々なラストランイベントが行われています
イベント期間中に乗車するとこんな「トロリーバス・ラストランカード」がもらえます!
詳しくは立山トンネルトロリーバス公式サイトをご覧ください
室堂には郵便局もありました
室堂内は結構混みあっていましたがここで昼食
ホテル立山のティーラウンジでアルペンカレー
窓から外を見ると風雨が強まり荒れた空模様に・・・
ここからは立山高原バスに乗って美女平に向かいます
車窓からは外の様子が全く分からず・・・
山を下りる50分の乗車でした
標高977mの美女平
記念撮影スポットがありました
ここからは最後の乗り物「立山ケーブルカー」に乗ります
今年70周年を迎えたケーブルカーです
この車両も大阪車輛工業製
車内
29度の勾配
客車外観
このケーブルカーの特徴はというと客車の下に貨車が連結されていることです
そしてその下には乗務員室があります
7分の乗車で富山側麓の立山駅に到着
あいにくの空模様で乗り継ぎもややハードでしたが楽しい乗り物移動ではありました。最後のトロリーバスに乗れたことも思い出となりました。この後は富山駅に向かいます。
長野・富山・岐阜旅レポートつづく・・・