東北旅レポートもいよいよ最終回です。8月6日(日)午前11時18分盛岡駅に到着。
1時間半ほど時間があるので駅ビル内にある創業100周年を迎えた蕎麦処「やぶ屋」へ。大海老天おろし蕎麦を食べました。
盛岡駅からは在来線ではなく新幹線を利用。というのも在来線で仙台まで移動すると4時間ほどかかるのです!これでは飛行機に間に合いません。12時51分発の「はやぶさ・こまち22号」に乗車します。
秋田新幹線の「こまち」が口を開けて入線
7両のZ1編成
その先に待っている「はやぶさ」と連結。その瞬間を見届けようとホームにはカメラを構えた人たちが一杯!
「はやぶさ」は座席が込み合っていたので比較的空いていた「こまち」車両に乗車
車内販売が来ましたがアイスクリームスプーンは今回購入見送りました。
40分ほどで仙台に到着
仙台のこの日も晴れて暑い日でした。
仙台ではこの日から3日間「七夕まつり」が開かれるとあって人人人でごった返していました。
それならばと空港でゆっくり時間を潰そうと仙台空港アクセス線に乗って移動
JRと仙台空港鉄道の車両が連結された編成車両
乗ったSAT(仙台空港鉄道)の車両はメイドイン神戸の車両でした。
車窓からゴジラのような入道雲が見えました。
約30分ほどで仙台空港駅に到着
ユニークなホーム屋根。
こんな写真撮影スポットがありました。
駅構内も七夕まつり仕様
2階部分のホームから空港ゲートへは段差なくスムーズに移動できます。
震災時はここまで津波が押し寄せたという表示がありました。
6年ぶりに訪れた仙台空港。
空港ロビーには「エアロスバル FA-200」が展示されていました。岩沼市の東日本航空専門学校で航空整備士を目指す学生の教材機として活躍した航空機だそう。
空港内の待合いスペースも七夕まつり仕様に。
伊丹便の出発まで時間があるので牛タンあてに生ビール(^^)
空港内は駅ほど混雑はしていませんでした。
帰りの伊丹まではジェット機(エアバスA321neo JA144A)
機内は満席でした
17時35分定刻出発
黄昏時の雲上の光景はきれいでした。
着陸態勢に入り大阪上空に差し掛かりました。
午後7時、定刻より数分遅れで伊丹空港に到着。
私の乗った便はほぼ定刻で運航されましたが、この日は南寄りの風が強く通常とは逆のアプローチする飛行機があったり、到着遅れや離陸遅れから空港が混雑し、門限の午後9時までに出発する予定だったJALやANA便が離陸出来ずに欠航するなど影響が出ていました。
14回にわたってお伝えした「東北旅レポート」お読みいただきありがとうございました。同じような旅を計画される方の参考になればと思います。
番組内容
懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。
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津軽鉄道の津軽中里駅から車で20分ほどのところの十三湖(じゅうさんこ)へ。
津軽半島北西部の日本海岸にある湖。
13の河川が流れ込むことから「十三湖」と呼ばれているようです。
島根県の宍道湖などと並んで日本有数のシジミの産地でもあります。
畔にある「しじみ亭」にはしじみアイスがありました。
十三湖産のしじみエキスが入ったアイス
最初はどんな味がするのかと思いましたが、クリーミーで程よい塩味のある口当たりの良い美味しいアイスでした(^^)
五所川原へ戻る途中、津軽鉄道芦野公園駅に立ち寄りました。
ここは赤い屋根の旧駅舎を利用した喫茶店です。
その名も「駅舎」
喫茶店内で切符が販売されホームと繋がっています。
津軽五所川原方面
津軽中里方面。公園駅らしく夏は緑が一杯。春は桜の名所として賑わい、秋は紅葉の綺麗な場所です。
喫茶店「駅舎」の店内は旧駅舎の面影が残っています。
壁にはメニュー表ではなく時刻表が掲示されていました。
春の桜のシーズンにも訪れてみたいものです。
珈琲やりんごドリンクなどメニューはいろいろ・・・
津軽金山焼のカップ&ソーサーでいただく「昭和の珈琲」を注文。ミニりんご焼きどーなつ付きで美味しい珈琲でした。
青森のこの日の最高気温は34度!関西と変わらない蒸し暑い気候の1日でした。
津軽平野の田園地帯の向こうにオレンジ色の列車が走っていました。
2両編成の津軽鉄道「走れメロス」号
田んぼの向こうを駆け抜けて行きました。
五所川原は歌手の吉幾三さんの故郷。涼みを兼ねて吉幾三コレクションミュージアムに立ち寄りました。レコードや衣裳をはじめカラオケルームもありました。
そしてこの日(3日目の夜)はいよいよ「立佞武多(たちねぷた)」の見学。立佞武多の館内の見学後に食事を取り観覧場所に移動しました。
「立佞武多」の巡行の様子は「東北旅レポート②」で既報通り。
見学後は市内の民宿に移動して翌早朝の帰路に向けて早めに就寝しました。
東北旅レポート帰路編へつづく・・・ -
青森・津軽鉄道の津軽中里駅へ。今年2月18日以来約半年ぶりに訪れました。
走れメロス号が停車中
その後ストーブ列車が入線!
駅構内のホームに立ち入るため入場券を購入
今年の「開運入場券」です。
客車を牽引する機関車には初めて出会えました(2月に訪れた時には修理中でした)
「DD352」
この日は青森も30℃超え。エンジン扉が開放されていました。
無事復帰して何よりです。
冬場はだるまストーブを積んで走る「オハ462」
連結部
後部の「オハフ331」
ホームには涼しげな風鈴もありました。
駅に直結したビル「駅ナカにぎわい空間」では毎月第1土曜日に「中泊大集合市」が開かれているそうです。ちょうど訪れた日が開催日でした。
様々なステージイベントなど催しが開かれる中、地元の手造り料理も味わえます。
お腹も空いたので「赤めし」を購入
ご飯にみょうがやきゅうりの漬物が混ぜ込まれた素朴なものですが、酢加減程よくあっさりして夏場向きのご飯。
それと麺の食べ合わせ
津軽煮干し中華そばを注文。これまたいいお味でした(^^)
この津軽中里駅構内には人形芝居小屋があり「金多豆蔵(きんたまめじょ)人形ショー」が上演されています。
津軽伝統人形芝居で地元中泊町の無形民俗文化財です。
毎月第1土曜日に2回上演されています。
2月に観ることが出来ず今度こそと思ったのですが時間が合わずでした。
金多と豆蔵によるかけ合い漫才のほか、津軽民謡にあわせた人形の手踊りなどいくつかの演目があるようです。津軽弁で上演される津軽伝統の人形芝居、次こそは観なければ!無理を言って人形たちに会わせてもらいました。
このあとも津軽旅は続きます。東北旅レポートつづく・・・ -
八甲田ロープウェイ山頂駅を出発。
山頂の気温21度で歩くには程よい気温でした。
2時間半のトレッキングスタート!
高山植物の「ハイマツ」。5本の葉が一束になった五葉松の仲間。横に這うように伸びるので「ハイマツ」の名があるそう。
キンコウカ
右折して毛無岱(けなしたい)方面に向かいます。
10余の山々で構成される八甲田連峰ですが、いたるところに湿地帯が広がっています。
標高1,000mの毛無岱湿原
ベンチも整備されていました。が誰も歩いていませんでした。
白いアジサイが咲いていました。
眼下に広がる湿地帯
こんな木の階段を下りました(下りで良かった)
アキアカネでしょうか。トンボにも出会いました。
湿原の動植物を色々調べたら楽しいのでしょうけれど先を急ぎます。
頂上付近に雲がかかっていましたが振り返ると右から北八甲田連峰の主峰八甲田大岳(1,584m)、井戸岳(1,550m)、赤倉岳(1,548m)、田茂萢岳(たもやつだけ 1,326m)が並んで見えました。
ゴールの酸ヶ湯(すかゆ)まであと500m。こうした道案内は嬉しい。
酸ヶ湯温泉が見えてきました。
ここからは下りで一気に駆け下りました。
ここでやっと人に出会えました。トレッキング中は誰とも会わずすれ違わずでしたから。
本来なら風呂に浸かるべきところですが、喉の渇きと空腹に勝てず温泉横の蕎麦処「鬼面庵」へ。
生ビールと鶏天そばを注文。喉とお腹を満たしました。
この店の水も美味しかったです。
16時半過ぎに青森駅行きのバスが到着。
十和田湖方面からの乗客で満席でしたがなんとか座れました。
午後6時過ぎに青森駅に到着。
青森駅前のねぶた会場に移動。宣伝カーが走っていました。
程なくして青森ねぶた祭りが始まりました!
青森ねぶた祭りの様子はこちら
見学後は五所川原への終電を気にしつつ地元の炭火焼きホルモン店へ。
青森産の牛や豚を使ったホルモン盛り合わせとビール
そしてホッピーでシメました。ハードな青森2日目の夜はラッシュ状態の電車に乗り五所川原のホテルに無事戻ったのでした。
東北旅レポートつづく・・・ -
八甲田丸見学の後は青森駅前に戻り、11:00発のJRバスで八甲田山方面へ向かいます。
十和田湖行きの「みずうみ号」
交通系ICカードが使えるのでチャージしておけば安心
予約無しで乗れますがほぼ満席
市内を抜けてくねくねとした山道を進みます。
八甲田・十和田ゴールドラインを走るバス。
乗車から1時間ほどして萱野茶屋に到着。ここで数分のトイレ休憩。
ここからの八甲田連峰の景色は見事でした。
再びバスに乗車
12時過ぎに八甲田ロープウェイ山麓駅に到着
往復にするか片道にするか乗車券購入に悩みましたが時間もあることだしと片道切符を購入
大型のロープウェイゴンドラ
これに乗って山頂を目指します。
ゴンドラからは360度の展望が楽しめます。
ロープウェイの線路長は2,459m。約10分間の空中散歩。
もう1台のゴンドラとすれ違いました。
最大101人乗れるゴンドラ!
標高1,324mの八甲田山 田茂萢岳(たもやちだけ)山頂駅に到着
標高下界に比べて10度以上の気温差があり涼しい風が吹いていました。
眼下に広がる景色
樹海が広がっていました。
案内図を見て「さてここからどうするか・・・」
折角の八甲田山。案合図左下にあるBの「毛無パラダイスライン」を行くことに。
東北旅レポートつづく・・・