CRKラジオ関西

  • radiko.jp いますぐラジオ関西を聴く

三上公也の朝は恋人

番組内容

懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。

  • 2021年5月26日(水) 03時57分 旨いもの

    昭和へタイムスリップ! 神戸平野で60年続く食堂「伊勢屋」へ

    神戸市兵庫区の平野界隈の住宅地の一角にある食堂「伊勢屋」へ。前から行きたいと思っていたお店です。

    知らないとここが食堂とはわからない外見ですが、入口にはちゃんとのれんが出ています。剥げた看板をよく見れば「うどん 寿し 中華」とあります。ここまでくると文化遺産的建造物!

    入るのに少々勇気が要りそうな建物ですが店内に入りメニュー表見て「中華そば」を注文。

    鶏ガラ醤油のあっさりしたスープに細めん。具はもやしと角切された煮豚とネギ。これが旨い!価格は390円。

    店主の話では60年続くお店だそう。阪神淡路大震災にも耐えた建物で、物珍しさから皆写真を撮っていくとのこと。
    次はうどんと丼物を食べに行かねば。

    「伊勢屋」
    神戸市兵庫区下祇園町18-6
    不定休とのことです。

  • 2021年5月25日(火) 03時33分 旨いもの

    そのまま食べて美味しい「味付けめんま」ですがひと手間かけて・・・

    兵庫県たつの市にあるヤマリュウの「味付けめんま」。

    ヤマリュウは今年創業60周年を迎えた会社だそう。

    そのまま食べても美味しいのですが、豚バラ肉との相性抜群!
    フライパンを熱し油をひかずに豚バラ肉を炒めます。

    火が通ったところで味付けめんまを加えて炒めます。

    味付けは特に必要ありませんが、仕上げに香り付け程度に醤油を加えて出来上がり。

    ご飯のおかずにもお酒のつまみにも良い一品です。
    価格は300g入り400円、100g入り200円。

  • 2021年5月22日(土) 09時07分 旨いもの

    山椒の実の下処理その後・・・

    先日購入し、洗わずそのままラップに包んで冷凍庫で保存しておいた山椒の実。取り出して枝外しの下処理開始。

    紙ふきんに適量包んで軽くこすります。

    小さな軸は残りますが固い大きな枝はポロポロ簡単に取れました。

    あとは洗って数分湯がいて水にさらして保存袋に入れて再び冷凍庫へ。実に付いた軸も湯がいたあとは取れやすくなりました。
    これまでは洗って4~5分茹でて、水に1時間ほど浸けてアク抜きしてから枝を取る方法でやっていました。これでも処理しやすかったのですが、実を先に凍らせてからの作業だとさらに効率的な気がしました。
    先日のブログ記事はこちら

  • 2021年5月19日(水) 03時52分 旨いもの

    今年も「実山椒」の季節。下処理は意外な方法でチャレンジ!

    今年も実山椒が出回り始めました。第1弾は和歌山県産のさんしょうの実。

    例年まずは水洗いをし、枝を外して湯がいて水にさらしてから保存袋に小分けして冷凍保存するのですが、今回はそのまま冷凍する「おすすめの方法」でやってみることに。
    とにかく水洗いしたり、冷蔵庫から常温に移すなど環境を変えずになるべく早くラップして冷凍せよとのこと。早速言われるがままにラッピング。

    後日冷凍庫から取り出す際にふきんで包んでふきんごと軽く揉むと枝がきれいに取れるそうです。茹でてアクを取るのはそれから。きょうはここまでの作業にします。

  • 2020年12月10日(木) 03時30分 旨いもの

    老舗料亭「松廼家」が神戸北野へ移転しきょうオープン!

    神戸の老舗料亭「松廼家」がこのほど異人館が建ち並ぶ神戸北野へ移転。きょう12月10日(木)に営業を始めます。

    「松廼家」は1917年(大正6年)に神戸花隈で創業。作家の川端康成や俳優の石原裕次郎をはじめ多くの財界人や文化人に愛された店として知られています。1995年(平成7年)の阪神淡路大震災で数寄屋造りの建物は全壊。その後三ノ宮駅前の神戸交通センタービルで懐石レストランとして営業していましたが新型コロナウイルス感染拡大の影響で休業していました。
    そんな中、松廼家を運営するエムズブランディングとJR西日本が共同で兵庫・神戸エリアの食や伝統芸能などの文化体験を提供する場づくりをしようとJR西日本が所有する三宮ゲストハウスを活用して実証実験を始めることになりました。

    三宮ゲストハウスは和風の主屋に洋風の応接室をつなげた和洋折衷の建造物で、貿易商の大林保吉の住宅として1907年(明治40年)に竣工。その後神戸の海運業者である乾家が購入しました。

    戦後は国鉄の三宮寮として運営され1987年(昭和62年)からJR西日本が保有している神戸市指定の伝統的建造物です。

    枯山水の庭も素敵です。

    1階の格調高い特別和室の「松の間」

    同じく1階にある春に藤の花を愛でることが出来るという「藤の間」

    2階の昼御膳が提供される「桜の間」

    また2階には展示室が設けられ松廼家の103年の歴史を振り返る写真や色紙などが展示されていて食事の前後に見ることが出来ます。石原裕次郎さんや田中角栄元首相の写真もありましたよ。

    料理は「本懐石」は15,000円~、「昼懐石」は5,000円~でいずれも事前予約が要りますが、予約なしで利用出来るのが「昼御膳」。
    ひと足早く試食させていただきました。
    最初に運ばれてきたのは松廼家の家紋の入った二段重

    蓋を開けると淡い紫色をした料理が!これが「明石たこのやわらか煮」

    下の重にはごぼうと岩津ねぎを使った料理と茶碗蒸しのような器がありました。

    温かいうちにとすすめられ匙ですくって口に入れると茶碗蒸しではないことがわかります。

    生クリームベースの洋風フランで上には銀餡がかかっていて、中には神戸市北区の弓削牧場のカマンベールチーズが入っていました。

    ご飯ものは柔らかく煮込まれた牛ほほ肉を揚げた贅沢なカツ丼。

    米は農薬に頼らない但馬の「コウノトリ育むお米」で、奈良漬を細かく刻んだ混ぜご飯。そして上にかかった泡は大根の汁を泡立てたものだそう。尚椀はすまし汁ではなく牛スープに岩津ねぎやきのこが入ったものでした。
    そしてデザートは大納言小豆を使ったぜんざい。中の餅はほんのり柚子の香りがしました。

    和洋折衷の建造物でいただく料理も和洋折衷。目で見て舌で味わって2度ビックリさせられました。これで2,500円(税別)時々利用したと思いました。地元食材を使い、異文化の香りのする料理を提供していくとのこと。次に何が出てくるのか楽しみです。

    エムズブランディング代表で松廼家4代目女将の鵜殿麻里絵さんは「震災後23年やってきたが思い描いた料亭とはかけ離れていた。これからはコロナ後を見据えつつ、こだわりを持った料亭らしい食文化や伝統文化を提供する場にしていきたい」と話していました。

    今月27日には淡路人形浄瑠璃にミニ講座と淡路の食材を使った料理を提供する会が催されます。

    松廼家(MATSUNOYA)
    神戸市中央区北野町4丁目2-5
    三宮ゲストハウス内
    (ハンター坂を上がり異人館通りを西へ約50m山側)
    078-862-6077
    080-8071-7807
    kobe@matsunoya1917.jp
    営業時間 11:00~15:00
         17:00~22:00
    月曜定休