礼文島観光を終えて香深(かふか)港からフェリーで利尻島に戻ります

この日は晴れて陽射しが強く、さいはての地ながら午前10時過ぎに26.9℃ありました

フェリーターミナルにあるモニュメント

昆布漁でしょうか。「豊漁」のモニュメントも

「レブンアツモリソウ」をモチーフにした形の街灯

乗船するハートランドフェリーが稚内からやってきました

船名は「ボレアース宗谷」。「ボレアース」とはギリシャ神話で「北風の神」を意味し、心地よい「最北の風」を受けて健やかな航海を約束する希望の船出を念願して命名されたそう

10時半過ぎに乗船

一等船室

海の色にも似たカラーのゆったりとした座席

香深港の海面の色。南の島のようなブルー!

船内で販売される御船印

10時40分出港

礼文島がだんだん遠くなっていきます

代わって利尻島が近づいてきます

空も海も青く利尻山の上部には白い雲!

乗船時間は45分

鴛泊(おしどまり)港に戻ってきました

11時25分着

この日は記念に買った利尻富士のご当地Tシャツを着用

昼食は「名取本店」へ

初日に泊まったホテル近くの郷土料理の店

ホッケ定食

身の厚い脂ののったホッケ

皮を残し完食しました!

店の目の前は海!

昆布が干されていました

このあと360度の眺望が広がる展望台がある富士野園地に立ち寄り空港に向かいます!
利尻・礼文旅レポートつづく・・・
番組内容
懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。
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礼文島の朝、部屋から目の前に利尻富士が見えましたがてんぺんには雲が掛かっていました。稚内からのフェリーが入港してきました。入港時には汽笛を2回、出港時には1回それぞれ鳴らすので船が見えずとも入った来たか出て行ったかはわかります

目の前が海というホテル咲涼に宿泊

香深(かふか)地区は島の玄関口であるフェリーターミナルがある、島内で一番大きな地区です

ウニ殻発見。中は食べられたか・・・

小高い丘の上に町立の小学校と中学校が建っています

島内に信号は2か所あり、そのうちの一ヶ所がココ。もう一ヶ所は北部の船泊地区の保育所前にあります。もともと信号など必要のない島ではあるのですが、信号に馴染みのない子どもたちのために教育用として設置されたそうです
通学路には信号機や横断歩道の標識があります

丘の上の学校は津波などの際の避難場所にになっています

丘の上に続く坂道。「学校坂道」とありました

信号近くにも入口がありました

冬場の風雪から身を守るための施設なのですね

中に入ってみましたが暑い!蜘蛛の巣もありました

滑り止めの資材が置かれていました

こんな時期にアジサイが咲き誇っていました

こんな小さな滝もありました

流れる先は海

斜面には雪崩防止柵も

郵便局前にあった自販機

離島ゆえ若干割高な価格設定に

冬場は雪深いのでしょう。道路には紅白のポールが立っていました

ところで前日夜の食事、朝の食事はともに和洋ブッフェ形式で、食べたいものを食べたいだけ、飲み物(アルコール)もオールインクルーシブで飲み放題!でしたが、人が多く料理写真は撮れず。イカそうめんやホッケのちゃんちゃん焼きのほか、タコ、ウニ、カニ、貝、海藻など海の幸を使った料理が並んでいました。その中で初めて口にしたのが「蝦夷山わさび」なるもの!

礼文のものというわけではありませんが、北海道名産のようで鮭のほぐし身も入っていて刺身に付けたりご飯にのせて食べたりと、ピリッとして美味しいものでした

千葉農園の商品でネット通販でも買えるようです

レストランへの通路では掃除ロボットが働いていました

ホテル内の礼文温泉も良いお湯でした(^^♪
利尻・礼文旅レポートつづく・・・ -
礼文町の船泊地区にある高山植物園へ

5月から9月にかけて開園している施設で、約50種類の高山植物が季節ごとに見ることが出来る施設です

礼文島で花といえば「レブンアツモリソウ」

訪れた時には花は終わっていましたが植物園には鉢植えがありました

「レブンアツモリソウ」はラン科の女王ともいわれる礼文島の固有種です。5月下旬から6月中旬にかけて咲く花ですが、今年は咲いても花が小さかったそう。温暖化の影響が出ているのでしょうか

花が瓶の中で保管展示されていました

起伏のある園内を散策

「オニユリ」にとまるキアゲハ

「ツリガネニンジン」

「アサギリソウ」

「タカネナデシコ」

「ヒレハリソウ」

「エゾカワラナデシコ」にとまるキアゲハ

「レブンソウ」

「ネジバナ」

「チシマワレモコウ」

「ハマナス」

「ヤナギラン」

「ウドの花」

「ヒヨドリバナ」

「ハナイカリ」

礼文町のマスコットキャラクター「あつもん」がいました

このあと昼食を食べにフェリーターミナルのある香深に戻ります。途中道道40号沿いの丘の上に小さな神社がありました。

島内にはいくつかの神社がありますが、昔船泊の村は一区から六区に分かれたそうで一区にあるので一区神社のようです。
ところで礼文島内では約3500年前の縄文遺跡が次々と発掘されています。道道40号線沿いにも発掘現場がありました。人骨なども見つかっているそうですよ

フェリーターミナルのある香深に戻り昼食。稚内からのフェリーが入港してきていました

地元の漁協が運営する海鮮処「かふか」。土産物や生活用品を売るショップ(マリンストア)も併設されています

2回のレストランへ。うに丼食べました!

エゾバフンウニとキタムラサキウニの相盛!ちなみにバフンウニは餌として昆布しか食べないそうでその旨みがウニの身に付いて濃厚な味わいになっているのですね。近年ウニは海水温の上昇などでウニ自体の個体数や実入りが減っているそう。ウニ漁に出られる回数もシケなどによって減っているとか。高価な食材になっているのも仕方ありません。あ、値段はご想像にお任せします!

※追記
リスナーの方々から「値段が気になる・・・」というメッセージをいただきました。メニュー表写真載せます

1階に物販のお店がありました

ウニ採取などに欠かせない水中透視器

木製のものもありました。ウニもですが道具も高価です

コンビニ&スーパー的なお店ですが営業時間は意外に短いのですね

礼文町のマンホール蓋。ラン科の女王といわれる「レブンアツモリソウ」がデザインされています

予報通り午後にザーッと雨が降りました。ちょうど食事中でした。このあとは礼文島南部の桃岩展望台からキンパイの谷までトレイルコースを歩きます。雨だけが気がかりです
利尻・礼文旅レポートつづく・・・ -
礼文島香深港に到着後、最北の岬であるスコトン岬へ。礼文島は利尻島のようにぐるりと周回する道がなく、車が通行できる道は島の東側の南北の道道40号線だけです。その道の途中に日食観測記念モニュメントが建っています。1948年5月9日に礼文島でわずか1秒だけ金環日食が観測されたそうで、その際アメリカと日本の科学者が合同で調査したという記念碑とのこと

礼文島は日本海に位置する最北の離島で北海道稚内市から西へ約60㎞に位置しています

この日はあいにくの曇り空。うっすら本土が見えたような・・・

「花の浮島」とも呼ばれる礼文島ですが、地名はアイヌ語の「レプン・シリ」、沖の島という意味からきているそう

北部には背の高い樹木などはなく草原の光景が広がっていました

スコトン漁港

香深港フェリーターミナルから車で約40分でスコトン岬に到着。スコトンは漢字表記では「須古頓」と書きますが、アイヌ語で「シコトン・トマリ」、「大きな谷にある入江」という意味だそう

岬の先にトド島という無人島が見えます

岬の先端まで下りました。晴れた日にはサハリンまで見えるそうですがこの日は見えずでした

最北限の岬で記念撮影。強い風が吹いていました

岩礁には沢山の海鳥がいました

礼文島の最北ですが、緯度では稚内の方がわずかに最北地となるようです

そんな最北の島の先端近くに民宿もあるのです。期間限定営業の調理場付き素泊まり宿とか・・・

岬の先端までは歩道が整備されています

その途中でみかけた「キタノコギリソウ」

「ツリガネニンジン」

「エゾカワラナデシコ」

キアゲハもいました

この日はそれほどでもありませんでしたが常に強い風が吹いている場所なのです

礼文島は太古の昔に大陸から切り離された島とのことで奇跡的な自然が残されている貴重な島なのです。国立公園であると同時に「低潮線保全区域」が指定されています

礼文島の北部は角のような2つの岬がありますが、西側の金田ノ岬方面が見えました

売店脇にはこんな展望デッキも
最北限のトイレ。最北端は稚内市ゆえ礼文島は最北限という表記を使っています

売店では土産物などが売られているほか食事も出来る施設になっていました
利尻といえば昆布。店内では「昆布ソフト」なるソフトクリームもありましたが、私が買ったのは「昆布もち」

甘しょっぱい、昆布の風味もある餅で美味しい!オブラートに包まれているので食べやすいのですが、やや歯にひっつくので入れ歯の方はご注意を!
オススメの一品です!

島内を走る路線バス。去年(2024年)に利尻礼文サロベツ国立公園指定50周年を迎えラッピングバスが走っています

スコトン岬から車で10分ほど南下したところに澄海(すかい)岬があります

駐車場から歩いて3分ほどのところにある岬です

澄んだ青い海が見られる西海岸の観光スポット

断崖絶壁の景観

火成岩で岩が冷え収縮して形成される柱状節理ですが、ここでは縦にも横にもある姿が見えました

澄海岬からの眺め

海岸線の岩場には海鳥たちがいました

礼文島北部の地図

駐車場には売店や

トイレもあります

ここは西上泊漁港のあるところ

看板にはレブンアツモリソウがデザインされていました

澄海岬までの道にも草花が咲いていました
「ツリガネニンジン」「ハクサンシャジン」とも呼ばれています

「チシマリンドウ」

そしてこんなベンチもありました。リボンシトロンの瓶ケースに木工ボードで造られたチェア

そういえば澄海岬を訪れた時間がちょうど正午で、サウンドオブミュージックの映画でもおなじみの「エーデルワイス」の曲が拡声スピーカーから流れていました。礼文島ではエーデルワイスの仲間である「レブンウスユキソウ」が咲いているそうですが生の花を見られるでしょうか。
このあとは北部東側に移動して高山植物園に立ち寄ります!
利尻・礼文旅レポートつづく・・・ -
利尻島で迎えた朝。若干雲が掛かっていましたが海の向こうから上る朝陽が見られました

この日の日の出時刻は4時23分。神戸より48分早い日の出でした

南側に見える日の出直後の利尻山

日の出から約1時間後の5時20分過ぎ

頂上まで見えていました

上空には秋を思わせる雲が出ていました

この日の朝食。あれこれちょっとずつという少量多種のおかずが嬉しいですね!これにご飯と海藻の味噌汁がついていました

食後は荷物をまとめてフェリーターミナル(海の駅おしどまり)へ

ここからフェリーに乗って礼文島に向かいます

日の出時と比べると雲が増えてきました。午前9時前の気温が25.2度

ターミナル内には最北端のラジオ局「エフエムわっかない」のサテライトスタジオがありました

乗船するハートランドフェリー「アマポーラ宗谷」が稚内からやってきました。稚内~利尻~礼文航路には3隻の船舶が就航していますが、そのうち最も新しい船舶が「アマポーラ宗谷」です

フェリーは入港時に汽笛を2回鳴らし、出港時には1回鳴らします

9時前から0.2度気温が上昇

乗船を待つ乗客

一等船室のアイランドビューシート

前方が眺められる造り

エレベーター付きでバリアフリー化されています

「アマポーラ宗谷」は4,265トン

船内で乗船記念グッズが販売されていました

御船印購入

9時30分出港

徐々に岸壁を離れます

日の出の頃より雲が多くなってきました。「ジョーズ」にも似た雲が出現!

稚内市を母港とする船舶
利尻島・鴛泊港から礼文島・香深(かふか)港までの乗船時間は45分

途中風が強く吹いていました

礼文島南部にある香深港の湾内へ

フェリーターミナルに近づきました

乗下船口が繋がれ下船準備

通路を通ってターミナル内へ

ここにもFMわっかないのサテライトスタジオがありました
下船後早速島内観光に出発!まずは最北の岬方面を目指します

この日の天候は曇り時々雨予報。さいはて観光どうなるでしょうか・・・
さいはての離島旅レポートつづく・・・



