新潟空港を拠点とするトキエアが新たに神戸路線を設け、昨日神戸空港に初めてやってきました。

空港8番ゲート前では就航記念のセレモニーが行われ、主催者を代表してトキエア株式会社の阪口葉子会長が挨拶。「古くから新潟と神戸は北前船で交流のあった港町。ぜひ神戸から佐渡や新潟の良さを見に来て欲しい」と呼び掛けていました。

就航式典に出席した兵庫・新潟両県の関係者の皆さん

この日、神戸空港に姿を現したのは午後3時前

西風の影響からか東側から進入

機体は72人乗りターボプロップ機のATR72-600(JA02QQ)50人が乗って神戸に到着

30分ほどして新潟に向け出発。この機体はボーディングブリッジが使えないため乗客は途中で階段を下りて機内へ移動

神戸からは49人が搭乗

神戸と新潟を結ぶ路線はかつてANAが2006年の空港開港当初から2年余り運航、FDAは2022年4月に開設しましたが翌年の3月をもって運航休止に。いずれも搭乗率の伸び悩みが理由でした。

2年ぶりの路線復活。去年7月には佐渡の金山が世界文化遺産登録され、4月からは大阪・関西万博開催となることで需要が増すことを期待しての就航となりました。

フライト時間は1時間40分~45分ほどで運賃は大人片道8300円から
当面は月・金・土・日の4曜日それぞれ1往復運航。神戸発は15時35分で新潟着17時15分(BV504便)、新潟発は13時20分で神戸15時05分(BV503便)です

神戸空港到着ロビーにあるカウントダウン表示。昨日で14日前でした。大阪・関西万博開幕まで2週間切ったのですね!

すべてのパビリオン建設、間に合うのでしょうか・・・
番組内容
懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。
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兵庫県猪名川町の静思館(せいしかん)で毎年恒例の「おひなまつり」が開催中とのことで出かけてきました!

静思館は美術商として知られた冨田熊作氏(故人)が昭和7年から3年の歳月をかけて建てた茅葺屋根の和風建築物で、昭和59年にこの「旧冨田家住宅」を町が買い取り、文化の向上に役立てる目的で一般に公開されています。国の登録有形文化財になっていますがなんと入場は無料!

ここで毎年開かれているのが「静思館おひなまつり」

毎年3月末に猪名川町文化協会主催で開かれている催しです

所狭しと歴史をも感じる美しいひな人形などが飾られています

町民から寄贈されたものが大半とのことですが、江戸時代のひな人形もありました。

書斎蔵には幻想的な雰囲気で展示されたおひなさまも

茶席が用意されお抹茶と和菓子をいただきました。和菓子のテーマは「春の水面」だそう

琴演奏や和菓子の販売などもありますよ!
「静思館おひなまつり」はきょう3月30日(日)まで。時間は10時~16時で入場無料
詳しくは猪名川町文化協会のサイトをご覧ください
ところで昨日29日は「いながわ桜まつり」が開催されました。

「い~な!さくら通り」にはソメイヨシノが600本ほど植えられています

ただ残念ながら桜の開花はまだわずか。つぼみは膨らんでいましたが・・・

それでもよく見ると枝ではなく木の幹から芽を出し咲いている木もありました。胴吹き桜というそうで、枝よりも先に咲くことがあるそう。

まつりには間に合いませんでしたが次の週末が見頃になりそうです

猪名川町の岡本信司町長が花をみつけ開花宣言!

「い~な!さくら通り」はこの日歩行者天国に。沿道では数々の飲食・物販ブースが並んでいました。

地元兵庫県立猪名川高等学校の生徒たちは春をお題に五七五の句を詠むコーナーを展開

私も一句詠み景品(エコバッグ)をいただきました

また猪名川町シルバー人材センターのブースでは地元の竹や木材を使った昔ながらのおもちゃを販売も。

寒の戻り予報で着込んでいきましたが、日中は陽射しもあり穏やかな日和でした。

日本の原風景が広がる猪名川町

季節ごとに訪れてみたくなりました! -
兵庫県そのものをパビリオンに見立てた「ひょうごフィールドパビリオン」ですが、神戸エリアでも40を超えるプログラムが登録されています。その中の一つ「マッチラベルコレクション閲覧とデコマッチ箱手作り体験」をご紹介。実はマッチの主な生産地は兵庫県なのです。国内シェアはなんと8割!現在でも海外へは神戸港から輸出されています。
そんな日本のマッチの歴史を見て学ぶことが出来るのが神戸市中央区の元町駅近くにある日本燐寸工業会です。

マッチの歴史などお話を伺った事務局長の松本和久さん。日本で作られているマッチの10%はアメリカに輸出されているそうです。

そして燐寸工業会には世界のマッチ箱ラベルが収蔵されているのですが、その数がなんと約4万点!

時代や国によって異なるデザインが見ていて楽しいのです

鉄道や船など乗り物にはつい目がとまります

そんな歴史の詰まったマッチ箱のラベルを楽しんだあとはオリジナルのマッチ箱づくり体験

用意された真っ白なマッチ箱にカラフルなマスキングテープを貼り付けて自分だけのマッチ箱を作れるのです

自由にテープを貼り自分好みに仕上げていきます

完成!

神戸の港風景などを取り入れてみました

ここにはマッチ棒の軸を使って作られた姫路城が展示されていました

着火しないマッチ棒を使って作られたカラフルなマッチ棒アート

日本燐寸工業会の事務所には日本で唯一のマッチ専門店「マッチ棒」が併設されています。マッチ棒自体がお香になったマッチをはじめ、防災用品としてのマッチなど今風のマッチが販売されています。ここに来ればマッチがいなく楽しめますよ!

入口には私の好きなLPレコードのジャケットが飾られていました。ボブ・ジェームスとアールクルーの「ONE ON ONE」。ジャケットに紙マッチが載ったアルバムです

詳しい体験レポートはこうべフィールドパビリオンの公式サイトをご覧ください -
この日曜日に神戸空港に出掛けてきました

スカイマークの「ピカチュウジェットBC2」が速度を上げて滑走

そして茨城空港に向けて離陸

あれ?まっすぐ飛ばずに左に旋回

ソラシドエアの「ナッシージェット宮崎」

速度を上げて滑走

そして沖縄の那覇空港に向けて離陸

ナッシージェット宮崎も離陸後左へ旋回

調べてみると離陸後の飛行航路が変わったようです。これまではまっすぐ海の上を進み高度を上げながら明石海峡大橋の上空を飛行していました。

しかし今月20日から離陸後左に旋回してラジオ関西の送信所がある淡路市上空を飛ぶようになりました(イメージ写真)

これまで神戸空港では飛行航路を海上に限定していたため出発する航路と到着する航路が重なることがありました(高度で分けられていました)それゆえ混雑する時間帯では地上待機や上空待機が発生するケースもあり、発着枠拡大のネックになっていたのです。それがこのほど海上限定航路が緩和され淡路島北部の陸上を飛ぶことでゆとりが出来ました。発着枠の拡大、そして4月18日からの国際化に向けての航路変更となったようです。国際化では韓国ソウル便、中国南京と上海便、台湾の台北便が就航します。神戸空港を発着する旅客機はボーイング737-800をはじめとする小型機が大半ですが、久しぶりにひと回り大きな中型機であるボーイング767-300を見かけました

地上職員の見送りを受けながら滑走

東京・羽田空港に向け離陸するANA(エアージャパン)の中型機B767-300。やはり大きな機材は迫力がありますね!

神戸空港では国際線用の第2ターミナルも完成

来月には国際化がスタートします。その前に今月30日には新潟空港とを結ぶトキエアも就航しますよ。 -
おとといの日曜日にアメリカのアザマラクラブクルーズが運航する「アザマラ・パシュート」が初めて神戸にやってきました。

当初の予定より早く午前6時前には姿を見えました

海鳥たちも水面でお出迎え

マルタ船籍で総トン数30,277㌧、全長180m、乗客定員702人のクルーズ船

シンガポールを出港後、ベトナム、香港、台湾、沖縄の宮古島、那覇、そして鹿児島を経由して神戸にやってきました

東の空に太陽が昇り始めたころに神戸ポートターミナルに着岸

「AZAMARA(アザマラ)」とはラテン語の「青」を意味する「AZ」と海を表す「MAR」を組み合わせた造語だそう。

船を所有するセレブリティクルーズ社のデラックスブランドとしてつけられた名前で3万トンクラスの船が4隻運航中

昨夜10時に次の寄港地の高松に向け出港しました

「アザマラ・パシュート」は4月19日には神戸港中突堤へ、5月17日にはポートターミナルに着岸予定です




