兵庫県では現在、兵庫県そのものをパビリオンにみたてた「ひょうごフィールドパビリオン」が展開されています。神戸エリアでは40を超えるプログラムが登録されていますが、私三上も公認レポーターとしてプログラムを体験してきました!

今回紹介するのは『見て触れて、作って遊べる有馬玩具博物館』です。館内で筆のお尻から豆粒サイズの人形がひょこっと現れる「有馬人形筆」の工作体験をしてきました。

「有馬人形筆」は筆先を下に向けると小さな人形がひょこっと飛び出すからくり筆です。室町時代に誕生し450年以上もの歴史があるんですよ。子宝授与や安産の縁起物として有馬の名産・おみやげ品となっていますが、現在作っているのは江戸時代から続く老舗・灰吹屋西田筆店だけなのです。西田健一郎さんに直接製作指導いただきました。工作体験では人形の絵付けとからくり部分の仕組みを西田さんに教えてもらいながら作っていきます。

最初の工程はポン菓子大の人形の絵付けです。何を描こうか迷いましたが、見本の人形を見て「フクロウかわいいな~真似しよう!」と絵付け開始!

真剣モードながら出来上がったのはこれ(絵はフクロウながら描くのはクロウしました)

後ろ姿は・・・

人形の絵付けが終わったら針金に紐を括り付けて筆の中へ収めていきます。紐には重りが付いていて上下に動かすことで重りが移動し人形が飛び出す仕組みです。紐の長さや括り付ける箇所がとてもシビアで「これはむずかしい・・・」と四苦八苦していると西田さんが手助けしてくださいました。

絵付けと仕掛けの工作で奮闘すること1時間。フクロウ絵(一応)の人形がかわいく飛び出る有馬筆が完成!
「いい感じですね~。ぜひ使ってください」と西田さん。こうした伝統工芸品は是非守り続けて欲しいものです。

ご紹介したレポートは「こうべフィールドパビリオン」のホームページに写真入りで公開されていますのでそちらもご覧ください。
有馬筆づくり体験の後は約4000点の玩具が集まる展示を見学。有馬玩具博物館内の各フロアの様子についてもお伝えしています!
有馬玩具博物館体験レポートはこちら
番組内容
懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。
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甑島島内観光2日目の最後は下甑島にある「瀬尾観音三滝(せびかんのんみたき)」へ

緑に囲まれた美しい滝で、55mの高さから三段になって落ちる滝。周囲には観音三滝公園としてキャンプ場設備があります

こんな案内看板がありました

「ヘゴ」とは熱帯・亜熱帯のシダ植物で。低温で湿度の高い小川の流域に生息しています

雨の中、滝をバックに記念撮影(ちょっと逆光)

これでこの日の観光を終えホテルへ戻ります。そして雨に濡れた服を着替えて2階の夕食会場へ

この日のメニュー

お造りや小鉢の並んだお膳

お造りには地元で獲れるキビナゴやタカエビなどの盛り合わせ

陶板焼き

料理に合わせるのは芋焼酎。この日は下甑島の酒蔵の焼酎をあれこれ飲みました!

どれも美味い(^^♪

カレイの唐揚げ

カンパチとアオサの吸い物

たけのこご飯

食後は部屋に帰って少し休んで大浴場の温泉に浸かり就寝・・・そして3日目の朝。小雨が降り続いていました

この日の天候も曇り時々雨。ただ高速船もフェリーも通常運航

前日はフェリーは通常運航でしたが高速船は欠航していました

この日の朝食

ご飯はミニ海鮮丼に!

ご飯の上に自分で好きにのせて食べます

用意された具材

デザートも食べて贅沢な朝食でした!

そしてホテルをチェックアウトし、目の前の里港に移動

9時05分発のフェリー「結Lineこしき」に乗船

往路と同じこの春就航した甑島商船の新型フェリーです

8時45分過ぎに乗船開始

定刻に出港し甑島とはお別れ

あいにくの雨でデッキには出られず船内をうろうろ。新造船就航記念でこんなペーパークラフトも販売されていました(500円)

乗船時間は1時間15分。雨・風の強い時もありましたが揺れはほとんどありませんでした

定刻に串木野新港に到着
下船後は鹿児島県伊佐市にある「東洋のナイアガラ」に向かいます! -
甑島の旅、午後からは向かいに見える甑大明神橋を渡り中甑島(なかこしきしま)に向かいます

甑大明神橋は上甑島と中島の間に架かる全長420mの橋ですが、この橋の上甑島側のたもとに「甑(こしき)」というせいろのような蒸し器の形をした大岩を神体とする甑大明神が祀られています。なんでもここが甑島の名の発祥の地と伝えられています

そしてその先の中島と中甑島の間に架かる橋が「鹿の子大橋」。全長240mのアーチ橋で、周辺が鹿の子百合の自生地となっていることから橋の名がつけられています。下の写真は風の丘とも呼ばれる鹿の子大橋展望台からの眺め

7月中頃から8月にかけてこのあたりは自生する鹿の子百合(カノコユリ)が咲き誇るそうです

ガイドをしてくださった辻和夫さんと雨の中で記念撮影。甑島在住の元薩摩川内市職員で島を知り尽くした方です
上甑島・中甑島と下甑島を結ぶ甑大橋。2020年8月に新たに架けられた全長1,533mの鹿児島県内最長の橋です。それまでは船でしか渡れませんでしたが、この橋が出来たことで3つの島が陸路でつながりました

釣りをする人がいたのですね

この橋とトンネルを越えて鳥ノ巣山展望所に向かいます

下甑島の北端にある鳥ノ巣山展望所

周囲は一面草原

通ってきた海峡に架かる甑大橋を見下ろせます

晴れた日は素晴らしい眺望なのでしょう。晴れていたら階段で浜まで下りられるようです

雨は止まずで、クルーズの代わりに「甑ミュージアム」を訪れました
今年の4月にリニューアルオープンした薩摩川内市の施設です

市民以外の入館料は500円

入るとすぐに恐竜マラウィサウルスの実物大復元模型がお出迎え

館内には甑島で見つかった化石や岩石など約1000点が展示されているほか、島(大地)の成り立ちなども知ることができます
白亜紀後期のアジアと北米にいた草食恐竜サウロロフスの大型骨格標本展示

さて何の化石でしょう?答えを知りたい方は是非甑ミュージアムを訪れてください(^^♪

カノコユリの紹介もされていました

休憩できるスペースも

記念バッジいただきました
恐竜ファン化石ファンには楽しみな施設です

鹿島港にほど近いことからここにも津波注意のサインがありました

甑ミュージアムの公式サイトはこちら
まだ雨は降り続いていますが次の展望スポットにむかいます
甑島旅レポートつづく・・・ -
2日目のおせんろ旅、最後は窪川から各駅に停車する予土線普通列車の旅のはじまり

列車といいながら車両は1両

でも楽しげな車両「ホビートレイン」

フィギュア模型でおなじみの海洋堂と四万十町、それにJR四国がコラボしたラッピング車両

「かっぱ うようよ号」と名付けられています

海洋堂の創設者である高知県黒潮町出身の宮脇修さんが2023年に高齢者の遊び場となる「かっぱランド」を創設する構想を掲げ、海洋堂本社と自宅のあった大阪府門真市から四万十町に移住。宮脇さんは今年2月に亡くなり現在かっぱ館は休館中とのことですが、四万十川カッパ造形大賞の作品をはじめ数多くのユニークなかっぱたちが展示されているそうです。列車内はまさにかっぱがうようよいました!
車内にも展示されています

カッパ造形大賞の応募作品や

かっぱのジオラマがディスプレイされていました

車両の床にも!

つり革も・・・

車両は新潟鉄工製のキハ32。製造から38年目の車両

運転席(窪川方面の後部)

車両の後部には記念スタンプもありました

乗車の記念に押印

乗車駅の整理券受け取り

宇和島駅は窪川駅から22駅目、時間にして2時間26分の旅

四万十川沿いを走行

土佐大正駅があるかと思えば

土佐昭和駅も

直線ではそれなりのスピードで走行

第6四万十川橋りょうを渡ると

ハゲなる駅に到着

半家駅は1日4往復のダイヤ

アンパンの落書き?

ハゲの文字もありました

列車内は団体客で混雑。通常はこんなに込み合っていないと地元の利用客の方が話していました

線路・道路・川の列

江川崎駅に到着。ここで20分の時間調整

窪川方面の列車はなんと「なんちゃって新幹線」!

前に回って撮影をと思ったら動き出してしまいました

撮り損ないました(泣)

19時出発まで束の間ののんびりタイム

運転席脇に滑り止めの砂がありました。雨天時など空転・滑走防止のために運転士自ら撒くそうです

空に飛行機雲を残しながら飛ぶ旅客機。航路なのですね!

宇和島まであと1時間少々。我慢できず徳島で買った「芳水」カップを開栓!

線路わきのアジサイを愛でながら・・・

江川崎駅から4つ目の松丸駅

ここは全国でも珍しい駅ナカ天然温浴施設「森の国 ぽっぽ温泉」があるのです

そして20時過ぎようやく宇和島駅に到着

かっぱたちとお別れ

最後に下車して車内撮影

20時07分着

すっかり日も暮れました

駅構内では係員が車両の清掃作業を行っていました

こんな手作りボードがお出迎え

JR宇和島駅舎

この日は駅直結のJRホテルに宿泊

流石に疲れたので部屋に直行

列車内では日本酒以外口にせずでしたが、高知で買ったサワーと地元の人がすすめる土佐はちきん天

そして焼きさば寿司を部屋でほおばりました
美味しゅうございました

次の日に備えシャワーを浴びて早めに就寝しました。四国おせんろ旅レポートつづく・・・ -
新幹線の形状の容器に入ったソーダ味のソフトキャンデーが売られていました!

その名も「スピードGOキャンデー」。容器はNゲージの鉄道模型よりはひと回り大きなサイズ

明治チューインガムの商品で左からひかりレールスター、E7系かがやき、923形ドクターイエロー、E5系はやぶさ、E6系こまちの5種類

容器は連結出来ます

中に入っているキャンデーはいずれもソーダ味

走らせて遊べるマップが用意されていて、明治チューインガムの公式サイトからダウンロード出来るようです
購入価格は1つ359円(税別)でした!



