2017年5月16日(火) 13時00分
「ひょうご住まいの耐震化促進事業」について
兵庫県では、市や町と連携して、住宅の耐震改修工事の費用を助成する「ひょうご住まいの耐震化促進事業」を実施しています。
この事業は、阪神・淡路大震災で地震直後の犠牲者の8割以上が、家屋や家具の倒壊によって、命を落としたという調査結果を受けて、始まったものです。
昨年の熊本地震でも、住宅の全壊・半壊・一部損壊が、約19万件に上りました。
その原因として、大きな被害を受けた住宅のほとんどが、昭和56年5月以前に建築された旧耐震基準による木造住宅であったためと考えられています。
日本列島は、その成り立ち上、どこで大規模な地震が起きてもおかしくはありません。
住宅の耐震改修は「自分の命を守る」もっとも基本的な対策なのです。
「ひょうご住まいの耐震化促進事業」では、兵庫県内で昭和56年以前の旧耐震基準で建築された住宅を所有している方を対象に、
①住宅耐震改修計画を立てるための、耐震診断や補強設計
②実際の耐震改修工事
などにかかる費用の補助を受ける事が出来ます。
補助対象となる工事は、
・耐力壁(たいりょくへき)の設置工事
・屋根の軽量化工事
・建物の基礎や床の補強工事
・耐震工事を行う部屋の内装工事
などです。
補助限度額は、市や町によって異なっており、最大100万円~150万円。
詳しくは、お住まいの市や町の相談窓口にお問い合わせ下さい。
各市町のH29補助制度整備状況及び担当窓口(PDF:55KB)
近い将来に発生が予想される「南海トラフ地震」に備えて、早めの対策をお願いします。
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