涼しさを求めて登山を楽しむのに絶好の季節がやってきましたね。
しかし、夏山だからと油断は禁物です!実は毎年、中高年登山者を中心に転落・滑落や道迷い、転倒などの遭難事故が多発しています。
そこで、登山にお出かけの方は、次のような準備をしておきましょう。
◎事故に遭わないよう入念な登山計画を立てましょう
目的地までの情報を確認して、しっかりした登山計画を立てましょう。
登山計画を立てたら、家庭や職場・学校、入山地の所轄警察署などに「登山計画書」を提出しておけば、いざという時の救助活動に役立ちます。そして、山岳保険や傷害保険等に加入しましょう。
◎経験豊富な人と一緒に登りましょう。
単独登山は、万が一遭難した時に、救援を求めるのが難しくなります。必ず経験豊富な人と一緒に、計画を立てて出かけましょう。
◎天気予報は、十分に確認しましょう。
注意報や警報などの気象情報が出ているときは、無理をせずに登山を中止する勇気を持ちましょう。
登山中も定期的に気象情報を確認するために、ラジオや携帯電話、スマートフォンなどを持参しましょう。
◎登山目的にあった装備を持参しましょう。
地図やガイドブック、コンパスやGPSなどの用具を積極的に活用してください。また熱中症などに備えて、水分も十分に摂取しておきましょう。
また、最近はクマやイノシシなどの野生動物に遭遇して怪我をするという事故も増えています。こうした野生動物の生態や、遭遇してしまった時の対応なども調べておきましょう。
そして、山の生態系に大きな影響を与えるので、ゴミは必ず持ち帰りましょう!