CRKラジオ関西

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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2025年7月8日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    熱中症への注意と対策

    これから本格的に夏らしい暑い時期に入りますが、そこで気を付けないといけないのが「熱中症」。

    熱中症とは「高温多湿な環境で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体内の調整機能が壊れたりなどして発症する障害」のことを言います。

    暑い環境にいるときや、いた後に、

    ・めまい、立ちくらみ

    ・頭痛、吐き気や倦怠感などの症状が現れる。

    ・さらに重症になると、意識障害など

    といった症状が現れます。

    消防庁の調査によると、令和6年5月から9月の全国における熱中症による救急搬送者の数は、97,578人と、前年度より6,111人増えています。

    命にも関わる熱中症ですが、ここで具体的な予防方法をご紹介します。

    ①屋外・室内に関係なく、こまめに水分と塩分の補給を!

    令和6年5月から9月の、熱中症による救急搬送者の約4割は住居で発生しています。屋内にいるからと、油断してはいけません。

    ②扇風機やエアコンなどで、部屋の温度調整を!

    特に高齢者は、暑さを感じにくく、汗もかきにくいなど、体の感覚機能が弱くなっており判断が遅れがちです。周りの人も気を配ってあげましょう。

    ③日頃から健康管理をしましょう!

    日頃から体温測定や健康チェックを実践しましょう。

    また暑くなり始めの時期から、適度な運動をすることで、暑さに慣れるようにしましょう。

    もしも熱中症が疑われる人を見かけたら、涼しい場所へ避難させるといった応急処置をして、ためらわずに救急車を呼びましょう。

    また、危険な暑さが予想される場合に、熱中症への警戒を呼びかける「熱中症警戒アラート」に加えて、昨年4月からは、一段階上の「熱中症特別警戒アラート」の運用も始まりました。

    熱中症に関する情報をニュースや天気予報、気象庁や環境省のホームページで確認して、十分に対策しましょう。

  • 2025年7月1日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    青い羽根募金のおしらせ

    夏になると、海のレジャーに出かける方が増えますが、一方で毎年、水難事故もたくさん発生しています。

    「海で事故が起きた時、救助活動を担当する人たちは?」と言えば、すぐに思いつくのは海上保安庁や警察、消防といった行政機関ではないでしょうか?

    実は、そういった行政機関の他にも「ボランティア救助員」と言って、漁業関係者や会社員といった一般の人たち、その数、全国で約5万人がボランティアで救助活動をしているんです。

    こうしたボランティア救助員たちの活動を支えているのが「青い羽根募金」です。

    公益社団法人日本水難救済会が実施する「青い羽根募金」は、ボランティア救助員の活動に必要な、ライフジャケットやロープ、浮き輪などの購入資金に充てられています。

    募金は一年を通じて募集しており、特に、毎年7月と8月の2ヵ月間を「青い羽根募金 強調運動期間」として、全国的に募金活動を展開しています。

    しかしながら、最近は資金的に厳しい状況が続いています。

    兵庫県水難救済会でも、募金を受け付ける振込先口座を開設しています。

    詳しいお問い合わせは、

    兵庫県災害対策課内 兵庫県水難救済会事務局 TEL:078-362-9988

    までご連絡ください。

    海で遭難した方々の救助を行うボランティア救助員。その活動を支える「青い羽根募金」に、ご協力をお願いします。

    日本水難救済会「青い羽根募金」ホームページ

     

  • 2025年6月17日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    「国民安全の日」のおしらせ

    「国民安全の日」は、国民一人一人が、生活のあらゆる面で安全の確保について考え、火災や交通事故、さらには産業災害まで、その発生を防止するために意識を高めようということで、昭和35年に制定されました。

    今日の放送では、「生活の安全」の中から、近年注目されています「自転車事故への備え」について焦点を当ててみます。

    令和6年中の兵庫県下での自転車関係の事故は、3,870件と、前年比で314件減となりましたが、依然として人身事故全体の24.9%を占めています。

    そして最近は、自転車事故による高額の賠償の問題が話題になっています。

    例えば、平成20年に兵庫県で小学生の運転する自転車が歩行中の女性と衝突。女性に障害が残った事故で、平成25年に神戸地裁が約9500万円の損害賠償を保護者に命じる判決がありました。

    こうしたことから兵庫県では、平成27年に「自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」が制定され、自転車保険への加入が義務付けられています。

    自転車保険は、専用の保険もありますが、すでに加入している火災保険等に特約で付け加えられていることもありますので、まずはしっかり確認してください。

    また令和5年4月に施行された改正道路交通法で、自転車に乗る際のヘルメット着用が「努力義務」となりました。

    昨年、令和6年中の兵庫県内での自転車乗用中死傷者は3,746人。このうちヘルメットを着用していたのは460人と、その着用率は12.3%という状況でした。

    自転車は誰でも気軽に乗れる乗り物ですが、人とぶつかれば車と同じく「走る凶器」となります。

    万が一に備えて、自転車損害賠償保険等への加入、自転車に乗る時はヘルメットの着用を心がけましょう。

    そして「そもそも」ですが、交通ルールとマナーを守って運転しましょう!

    (スマホ見ながら運転など、もっての外です!)

  • 2025年6月3日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    「土砂災害防止月間」のお知らせ

    雨が多く降るこれからの時期は、「土石流」「地すべり」「がけ崩れ」などの「土砂災害」が発生する危険度が高くなります。

    兵庫県では、こうした「土砂災害」の発生するおそれがある場所を、

    「土砂災害警戒区域」、「土砂災害特別警戒区域」

    に指定して兵庫県の防災情報サイト「兵庫県CGハザードマップ」で公開しています。

    こうした土砂災害に関する防災知識の普及や、被害の防止と軽減を目的に国土交通省と各都道府県では、毎年6月を「土砂災害防止月間」として、様々な啓発活動に取り組んでいます。

    今年度は、6月2日の14時から、(JR元町駅東口や三宮のフラワーロード)でチラシやうちわなどの啓発資料を、街行く皆さんに配布します。また神戸市や芦屋市等の各所で、「土砂災害防止」のパネル展示を巡回して行います。

    では、実際に土砂災害から身を守るにはどうしたらいいのでしょうか?

    まずは「日頃の備え」です。

    お住まいの場所が土砂災害の各警戒区域に当たるかどうか、確認しておきましょう。そして懐中電灯やラジオ、非常持ち出し品などを準備しておきましょう。

    次に「気象情報の確認」です。

    土砂災害の各警戒区域にお住まいの方は、雨が降り出したら、いつでも避難できるように準備しておきましょう。

    そして最後は「早めの避難」です。

    大雨による土砂災害の危険度が高まると、大雨警報が発表されます。高齢者など、避難に時間がかかる方は、早めに避難行動を開始しましょう。

    さらに、土砂災害の危険度が高まると「土砂災害警戒情報」が発表されます。この時は、速やかに安全な場所へ避難しましょう。

    もし避難場所への避難が難しい時は、近くの頑丈な建物の、2階より上に緊急避難してください。

    それも難しい時は、家の中で可能な限り安全な場所(例:崖と反対側の2階など)へ避難してください。

    また、避難情報が出ていなくても、

    「山から地鳴りが聞こえる」「湧き水が濁る」「崖から小石が、ぱらぱら落ちてくる」

    などの土砂災害の前兆とされる現象に気づいたら、早めに避難しましょう。

  • 2025年5月26日(月) 15時00分 防災マッカセナサイ!

    「豊かなむらを災害から守る月間」のおしらせ

    いよいよ6月。梅雨のシーズンも間近になってきました。ここ数年は、毎年のように全国各地で豪雨災害による被害が発生しています。

    兵庫県は、

    ・県全体に占める森林の割合は67

    ・農業用ため池の数は約2万2千箇所! これは全国1位!

    大雨が降ると、

    ・山の近くでは、「土石流」「山崩れ」「地すべり」が!

    ・ため池では「大雨による決壊」が!

    起きる恐れがあるので注意が必要です。

    兵庫県では、毎年6月を「豊かなむらを災害から守る月間」と定めて、こうした災害リスクの啓発と対策に取り組むほか、ため池における水難事故防止に向けた取組を実施しています。

    ラジオをお聞きの皆さんも、ぜひ、ご家庭や学校・職場などで、

    「どこが、どのように危険なのか?」

    「避難場所は、どこにあるのか?」

    「災害発生の恐れがある時に、どう行動すればいいか?」

    などの情報について、確認や共有をしておきましょう。

    身近にある危険箇所や避難場所を確認するには、兵庫県の災害情報サイト「兵庫県CGハザードマップ」が便利です。

    この「兵庫県CGハザードマップ」、兵庫県の調査では「見たことが無い」という人が、40%もいるそうです。

    兵庫県のホームページから簡単にアクセスできますので、ぜひ様々な防災情報をチェックしてみてください。

    また、このコーナーで度々ご紹介しています「ひょうご防災ネット」のアプリ版があれば、こうした災害についての情報をお手元のスマホで簡単にチェックすることが出来ます。 この機会に、ぜひご利用ください。

    この「豊かなむらを災害から守る月間」をきっかけに、皆さんも身近で出来る災害対策について、しっかり考えてみましょう。

    コーナー提供:プロセブン耐震マット