番組内容
ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。
-
-
7月17日のゲストコーナーでは、産業保健師の駒井若菜さんをお迎えしました。
産業保健師とは、企業で働く人たちの心と体の健康を支える専門職です。駒井さんによると例えるなら「会社の中の保健室の先生のような仕事」なんだそうです。
産業保健師は、看護師と保健師の両方の国家資格を持ち、体調不良や熱中症への対応だけでなく、近年増えているメンタルヘルスの相談にも応じているんです。
産業保健師として6年目を迎えた駒井さんは、これまでに3400人以上の働く人を担当してきました。その中で感じたのは、相談に訪れる時点ですでに頭痛や気分の落ち込みなど、不調が進んでいる人が多いという現実です。
そこで駒井さんが始めたのが、「それならできる」という小さな自信を育てる「それならプロジェクト」です。自分の好きなことや本当にしたいことに気づき、自己否定をせず、最初の一歩を踏み出すことを大切にしています。
この4月には、地元・奈良県大和郡山市で金魚を題材にしたアート体験を開催したそうです。参加者は金魚のコースターに絵を描き、裏面に願い事を書きます。
小学生の親子を中心に、大人や外国籍の人も参加し、運営スタッフを含めて377人が集まったそうで、家族や周囲の人と願いについて語り合うことで、普段は知らなかった相手の思いに触れる機会にもなった参加者も多かったそうですよ。
完成した作品は、大和郡山市立図書館に展示されています。
駒井さんが産業保健師を目指した背景には、女手一つで育ててくれたお母さんの存在があるそうです。昼夜を問わず働き、体調を崩す姿を見たことで、働く人の不調を予防したいと考えるようになったそうです。
今後はイベントだけでなく、働く人のメンタルヘルスを守るサービスや仕組みの開発にも取り組み、活動を持続可能な事業へ育てたいと語ります。
大きな目標を前にすると、最初から完璧を求めて動けなくなることがあります。しかし、「それならできる」と思える小さな行動を重ねれば、自分の未来は少しずつ変わっていきます。駒井さんの活動は、心の不調を防ぐためにも、自分の本音に耳を傾ける時間が大切であることを教えてくれました。
-
17日の「いろいろ万華鏡」では、能楽師の谷口雅彦さん(右)と山口尚志さん(左)をゲストに迎え、お二人が出演される薪能の魅力について伺いました。
お二人は、谷口さんが寺谷さんの先輩、山口さんが同級生というご関係。この8月11日と12日に大阪・生國魂神社で開催される「第70回大阪薪能」に出演されるそうです。
大阪薪能は昭和32年から続く歴史ある催しで、能楽の五つの流儀がそろって出演する、全国的にも珍しい舞台です。同じ演目でも流儀によって演出や表現が異なるため、それぞれの特色を一度に楽しめる貴重な機会となっています。
薪能の大きな魅力は、なんといっても屋外で行われることです。夕方から舞台が始まり、日が暮れる頃にかがり火へ火が入れられます。
炎に照らされた能舞台は、劇場とは異なる幻想的で幽玄な雰囲気に包まれます。一方、8月の屋外公演は演者にとって体力的にも過酷であり、日頃からの鍛錬が欠かせないそうです。
山口さんは12日の演目「石橋」で主役にあたるシテを務めます。「石橋」は、中国の霊山を舞台に獅子が現れて舞う、華やかで迫力のある演目です。今回は前半を省略した短い構成ながら、約15分の中に見どころが凝縮されています。金剛流では3頭の獅子が登場し、そのうちの一人を山口さんの息子さんが務めるため、親子共演も注目されています。
谷口さんは同じ演目で、合唱にあたる地謡のリーダーを務めます。高校時代に偶然入った謡曲部をきっかけに能楽と出会い、その魅力に引き込まれてから約55年。現在は学校の能楽部の指導や能楽界の運営にも携わり、伝統文化の継承に力を注いでいます。
能は難しいと思われがちですが、あらかじめ物語を知ってから鑑賞すると、舞台の動きや音楽の意味が理解しやすくなるそうですよ。
かがり火の中で繰り広げられる迫力ある舞を入口に、日本の伝統芸能の奥深さに触れてみてはいかがでしょうか。
-
本日のメッセージテーマは「山の思い出」です。
コープこうべの月刊誌「ステーション」8月号の表紙は、気持ちよさそうな夏山の写真がいっぱい!
猛暑の下界を離れて、涼しい山のリゾートでゆっくり過ごしてみたいですね。
みなさんの「山の思い出」をお待ちしています!
メール:maido@jocr.jp
番組 Instagramは、こちらです!
-
暑い日が続くと、身近な川でレジャーを楽しむ方も多いと思います。しかし、川は大雨などによる急な増水で、突然危険な場所になることもあります。
警察庁の調査によると、全国で令和7年7月から8月に起きた河川での水難件数は、187件。 この内、中学生以下の子どもが水難者となったのは、5件でした。
そこで川を安全に楽しむために、次の4点に注意しましょう。
①一人で遊びに行ってはダメ!
川で遊ぶときは必ず複数人で行動しましょう。子どもだけで遊びに行かず、必ず大人がついていき、子供から目を離さないようにしましょう。
また、遊びに行くときは、川の中でも滑りにくい靴を履いたり、ライフジャケットなどの準備をして出かけましょう。
②天気予報を必ずチェック!
川で遊ぶときは、今いる場所だけでなく、川の上流の天気もチェックしましょう。
天気が悪い時はもちろん、大雨の注意報、警報が解除されても、川の増水は続いている可能性があります。
すぐには遊びに行かないようにしましょう。
③急な増水に注意!
雷が鳴ったり、雨が降ってきたら、すぐに川から離れましょう。絶対に橋の下で雨宿りをしてはいけません。
また、その場で雨が降っていなくても、川の上流の空に黒い雲が見えるときは、上流で雨が降っている場合があります。
このような時は、川の水位が一気に上昇する恐れがあり非常に危険です。すぐに川から上がりましょう。
④川に着いたら、注意看板や回転灯を確認!
看板には、川遊びをする時の注意事項が書いてあります。大人の方は、子どもに内容を教えてあげましょう。
兵庫県では、大雨などで急激に水位が上昇するような川において、利用者が、より的確に安全確保の判断ができるよう、大雨注意報・警報の発表と連動した回転灯を作動させて、利用者に避難を促しています。
川で遊ぶときは、この回転灯の有無を事前に確認しておいて、回転灯が点灯したら、すぐに川から出ましょう。
そして、警察や消防、パトロールの人たちの注意には必ず従いましょう。
楽しい川遊びのためにも、注意事項をしっかり守って下さい。




