ここ数年、暑い夏が続いていますね。
こんな時に、気を付けないといけないのが「熱中症」。
熱中症で救急搬送された人数は、全国でこの7月1日から7日までの間で1、052人になりました。
熱中症とは、
「高温多湿な環境で、水分や塩分のバランスが崩れて、体内に熱がたまってしまう状態」
を言います。
その結果、
・めまい、立ちくらみや手足がしびれる。
・吐き気や倦怠感などの症状が現れる。
・時には意識障害など重症になることも。
消防庁の調査では、実際に、救急搬送された事例の約4割の方は入院が必要だったそうです。
熱中症にならないようにするには、次のことに注意しましょう。
屋外・室内に関係なく、こまめに水分と塩分の補給を!
約4割の人の事例が、住居で発生しています。屋内にいるからと言って、油断してはいけません。
扇風機やクーラーなどで、部屋の温度調整を!
特に高齢者は、暑さを感じにくく、汗もかきにくいなど、体温を下げているため、体の反応が弱くなっており判断が遅れがちです。 周りの人も気を配ってあげましょう。
外出時には、日傘や帽子を使いましょう!
移動中は日陰を利用したり、こまめに休憩を取りましょう。
もしも熱中症が疑われる人を見かけたら、
1,涼しい場所へ避難させる。
2,体を冷やす。
3,水分・塩分を補給する。
といった応急処置をしましょう。
そして、自力で水が飲めない、意識がない、痙攣を起こしている、といった症が見られたら、ためらわずに119番しましょう。