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三上公也の朝は恋人

番組内容

懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。

  • 2025年5月19日(月) 03時01分 出来事

    総延長678m!復活した「波賀森林鉄道」体験乗車会へ行ってきました!

    兵庫県の北西部にある宍粟市波賀町(しそうし・はがちょう)ではかつて「波賀森林鉄道」が走っていました。その森林鉄道を復活させようと地元の有志が集まってプロジェクトを立ち上げ、去年10月に総延長距離678mの軌道を完成させました。そして先日体験試乗会が行われました。

    波賀森林鉄道は地元では「りんてつ」と呼ばれ、国有林で伐採された良質の木材搬出輸送に活躍しました。7つの林道からなる本線と支線を合わせるとその距離は総延長40km以上あったといわれます。しかし時代とともに安全性が高く効率の良いトラック輸送に切り替えられ路線は縮小。1968年(昭和43年)7月にはすべての路線での運行が終わり閉鉄となりました。
    そして人口減少や産業の衰退の中、『波賀町を元気にしたい』というという想いを持った人たちが集まり2016年(平成28年)に「波賀元気づくりネットっワーク協議会」が結成されました。そして波賀町の産業を支え、一時代を築き、人々の生活に根付いていた森林鉄道を復活させようとプロジェクトが動きだしました。
    波賀元気づくりネットワーク協議会会長の松本貞人さん、森林鉄道部会長の岡本豊さん、鉄道開発統括係長の蒐場福二さん

    協議会ではまず波賀森林鉄道がどのようなものだったのかを知るところからスタート。勉強会や廃線遺構調査、そして当時仕事に従事していた方への聞き取り調査、当時の写真収集などを行いました。そうした活動を続ける中で、2020年に国土交通省が自治体向けに富山県立山さ防事務所で使用されていた砂防工事用のディーゼル機関車が競売に掛けられたのを知り、市に要請して購入が実現。機関車を借り受けることになりました。
    そこで協議会は「波賀森林鉄道復活プロジェクトチーム」を立ち上げ、線路の敷設場所探したところフォレストステーション波賀のある「東山彩の森遊歩道」に決まりました。そして2023年8月に108mの周回コース「りんてつ東山線」が完成。さらに波賀森林鉄道開業100周年の記念の年にあたる去年10月にはボランティアの人たちの協力を得て周回コースのレール総延長距離がなんと678mに延びました!
    機関車は完成した軌道を時速8キロのスピードでコトコト約15分をかけて山の中を走ります。

    機関車には「立山砂防事務所」の名が残ったまま

    機関車を入れて3両編成

    運転席

    乗客が乗る1号車

    1号車前席にはこんな運転台が付いています

    2号車は神輿のような木製

    窓枠が大きく取られています

    私も試乗させてもらいましたが、ただ乗るだけではなく機関車の運転席横に座り車内アナウンスをも体験することに!
    乗り込む様子はこちら

    渡されたアナウンス原稿

    運転席からの眺め

    列車は右に左にカーブしながらコトコトと進んでいきます

    転てつ機と呼ばれるレールの手動式ポイント切り替え装置

    折り返し地点はループ状になっています

    コーンの置かれた場所には駅舎が造られる予定

    乗車から15分ほどで戻ってきました

    プロジェクトメンバーの想いは「次世代に波賀森林鉄道を伝えていくこと」。そのためにより多くの人たちに楽しんでもらえる場所にしようと次は駅舎造り。今年の10月を目途に駅舎の建設などを進めるそうです。

    夢が膨らむプロジェクトですね!

    波賀森林鉄道は6月からの定期運行(有料)を予定。次回走行日は6月1日(日)です。
    詳しくは「波賀元気づくりネットワーク協議会の公式サイト」をご覧ください。

    追記
    6月・7月は第1・第3日曜日の午前10時から午後2時の間に運行を予定しているとのことです。
    6月1日、6月15日、7月6日、7月20日に運行予定
    尚、10月には全国森林鉄道サミットが開催されるそうですよ!

  • 2025年5月5日(月) 03時05分

    久々に関空航空機図鑑その①・大型&中型機編

    数年ぶりに関西国際空港展望ホールスカイビューの展望デッキへ!

    補修工事が行われ綺麗に

    デッキエリアにはベンチや遊具も

    第1ターミナルに駐機する旅客機

    「ジャンボジェット」と呼ばれるボーイングB747の機体も停まっていました

    A滑走路に北側から進入し着陸するスターラックス航空エアバスA350-900

    エアチャイナエアバスA330-200

    海南航空・エアバスA330-300

    香港航空・エアバスA330-300

    エバー航空ボーイングB787-10

    チャイナエアライン・エアバスA350-900

    中国南方航空・ボーイングB777-300ER

    キャセイパシフィック航空・ボーイングB777-300

    ユナイテッド航空ボーイングB777-200

    フェデックス貨物機・ボーイングB777-200

    離陸のためA滑走路からB滑走路へ移動するルフトハンザ航空エアバスA350-900

    B滑走路から離陸するルフトハンザ機

    アシアナ航空エアバスA350-900

    展望デッキの向かいが関西空港会場保安航空基地所属のエアバスヘリコプターズEC225「みみずく」

    関空と大阪・なんばを結ぶ南海特急「ラピート」

    次回は小型機編を掲載します

  • 2025年4月28日(月) 03時08分

    神戸駅前の『デゴイチ』に今年も「こいのぼり」と「兜」装飾 そしてヘッドマークは・・・

    神戸駅前に置かれているD51形蒸気機関車(デゴイチ)の車体前面に今年もこいのぼりが飾られました。

    この土曜日に「神戸駅前のD51を守る会」のメンバーによって清掃作業が行われ、磨き上げられた車体にこどもの日を前にこいのぼり、そしてヘッドマークの交換が行われました

    毎年この時期のヘッドマークはカモメの絵が描かれた「KOBE MOTOMACHI」のオリジナルヘッドマークが掲げられています

    そしてデフレクターと呼ばれる左右の除煙板には金の兜がありました!

    色合わせもバッチリ!この装飾は初めて見ました

    反対側にも

    バードウィークの時期ゆえにヘッドマークは「つばめ」ではと思いましたが、「つばめ」のヘッドマークは例年11月に掲示されています。「何で11月なのか?」と思いますが、会の方のお話では特に意味は無いとのことです。11月の出来事といえば1956年に東海道本線(東京~神戸間)が全線電化され、特急「つばめ」をけん引していたC62形蒸気機関車がEF58形電気機関車にその役目を譲ったことと重なりますが・・・はて?

  • 2025年4月22日(火) 03時02分 カメラ

    能勢電鉄1700系勇退イベント「さよなら1755&名車復活2000系」に参加してきました

    能勢電鉄(のせでん)で長年走り続けた1700系1755編成がこのほど営業運転を終え、19日(土)にさよならイベントが行われました。別れを惜しむ多くの鉄道ファンらが参加していました。
    日生中央駅留置線に並んで留め置きされた1755編成(川西能勢口方面は1705)と残る最古参1700系1757編成(川西能勢口方面は1707)

    当日はこの1700系2編成の前後先頭車の表示幕や昔の運行板、ヘッドマークなどを付け替えながら思い出作りの撮影会が開かれました。

    用意された運行板やヘッドマークは40枚以上。そのうちのいくつかをご紹介。「普通 妙見口」表示に「勇退」と「古参」のヘッドマーク掲示

    「普通 川西能勢口」表示に「レジェンド&惜別」と「最後の重要部検査出場」のヘッドマーク。右の「1757」編成も来年春には引退の予定だそう

    いろいろ付け替える中で、イベントの案内役で、公式YouTube「のせでんチャンネル」でおなじみの神原専門役と広岡専門役2人の特別なヘッドマークが披露されました。

    実はこの春神原さんは異動で阪急電車に出向となったのです。神原さんも惜別に!

    今後「のせでんチャンネル」出演は広岡さんひとりになるのでしょうか・・・

    撮影時間を取りながら次々と表示器やヘッドマークを交換

    ヘッドマークの付け替えの度に参加者は一斉にシャッターを切ります。中には女性の姿も!

    1755編成はもともと1962年(昭和37年)にデビューした阪急2000系車両で、能勢電鉄に譲渡され1991年(平成3年)に走り始めました。阪急時代よりも能勢電鉄での走行年数が長いのです。勇退するにあたり可能な限り阪急時代の姿に戻して撮影会が進められました。

    レール上の石など小さい障害物をはね避ける目的で、通常先頭車両の先端にはスカートと呼ばれる排障器が装備されていますが、この日は外されていました。当時の車両には付いていなかったのですね。


    私が思わず「おおッ!」と声を上げたのがこのヘッドマーク。1981年に神戸ポートアイランドの完成を祝って開かれた博覧会「ポートピア’81」。懐かしい!

    しかし参加者が最も声を上げたのが50年前の大阪万博のヘッドマークです

    万国博西口への直通列車があったのですね!

    2000系の車体側面

    ドアには「日清」ならぬ「日生サラダ油」のステッカー。笑いました。

    今回のイベントは人数を2回に分けて実施。参加費用は19,800円と決して安くはありませんが、2時間ほどかけてじっくりと楽しめるお値段以上のイベントでした。参加記念品の伸縮式スマホスタンドとヘッドマークデザインのミニチュアマグネット。

    本物のつり革(三上化工材製)も!

    そしてこの日発売された勇退記念硬券とキーホルダーを購入

    なお4月26日(土)には平野車庫で「のせでんレールウェイフェスティバル2025春」が開催されます。10時~15時で入場無料。例年以上のコンテンツが用意されているそうですよ!
    詳しくは能勢電鉄の公式サイトをご覧ください。

  • 2025年4月17日(木) 03時02分 出来事

    JR神戸駅山側にちょこんと置かれた花のプランター

    JR神戸駅中央口山側出て右手の一角に花のプランターが2つ置かれていました

    周囲に咲く花などは無くパンジーなど明るい色の花々にほっこりさせられます

    みなとがわ保育園の皆さんが育てている花とのこと。でもなんでここだけ?

    現在JR神戸駅周辺は再整備に向けた工事が順に行われています。バス・タクシーロータリーをはじめ駅前広場全体をリニューアルすることになっていますが、とっかかりとして神戸市内初となる地下タワー式駐輪場の建設工事が進められ来年春供用開始予定だそう。

    タクシー乗り場の先でも重機が動いていました

    神戸駅前再整備についての神戸市のリリースはこちら