9日の「いろいろ万華鏡」では、画家の堀井聡さんをお迎えして、出演者の皆さんの「画力」をチェックしてみました。
日本画も洋画も手掛けられる堀井さん。
その違いを伺うと「光を描くかどうか」にあるそうです。
線画が主体の日本画に対して、光が生み出す陰影まで表現するのが洋画の最大の特徴なんです。
堀井さんによると、日本で洋画が本格的に取り入れられるようになった理由は、意外にも「建築」が関係あるんだそうです。
建築においては「完成図」を作らないといけませんが、パースや陰影などの技法がない日本画では、それを表現することが出来なかったんです。
日本における洋画のルーツは、結構実利的な理由があったんですね。
そうした歴史も伺いつつ、中橋さんとアルミカンのお二人に「うさぎ」をテーマに絵をかいてもらいました。
こちらは中橋画伯の描いた絵です。
こちらはアルミカン高橋画伯の絵です。
最後は、アルミカン赤阪画伯の絵。
さすが大阪芸大卒だけに、絵心がありますねえ。
それにしても陰影をつけるだけで、ずいぶん絵の雰囲気が変わるものですね。
皆さんは、どの作品がお気に入りですか?
さて、今回のゲストの堀井さんも会員であります「白日会」の展覧会が開催されます。
白日会 関西展
会 期:6月15日(木)~20日(火) ※会期中無休
10:00~20:00(入場は19:30まで)
※最終日は17:00閉場(入場は16:30まで)
会 場:あべのハルカス近鉄本店(ウィング館8階 近鉄アート館)
入場料:一般 500円/大学生・高校生・中学生 300円
- 華やかなステージで梅雨を吹き飛ばせ!
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