今年は「空梅雨」になりそうな雰囲気もありますが、梅雨明けするまで油断は禁物。
梅雨の終わりに注意が必要なのが「集中豪雨」による被害です。
「集中豪雨」とは、同じような場所で数時間にわたり強く降り、100mmから数百mmの雨量をもたらす雨のことです。
梅雨明けの頃は、主に南西の方角から暖かく湿った空気が、日本列島に流れ込んできます。
この気象現象の影響で「集中豪雨」が起こりやすくなるんです。
「集中豪雨」になると、河川の増水や土砂災害がおこりやすい状況となり、周辺地域が一気に危険な状況になることがあります。
「集中豪雨」による被害から生命を守るために大切なことは、先週の「土砂災害への備え」で紹介したことと同じです。
まずは「日頃の備え」
・自宅の周辺に危険な場所がないか、いざという時の避難場所がどこか、避難場所へ移動する道に、危険な場所がないか、確認できていますか?
・懐中電灯やラジオ、非常持ち出し品などそろっていますか?
・気象情報や市町ら発表する避難勧告等の状況をどのように入手するか?
こうしたことを、事前に把握しておきましょう。
次に大切なことは「早めの避難」。
・気象庁の発表する気象情報、市や町が発表する避難勧告などの防災情報に注意しておきましょう。
・避難情報が出ていなくても、異常や危険を感じたら、早めに自主避難をしましょう。
「備えあれば患いなし」普段の準備と早めの行動が大切なんですね。
- まごころ歳時記(6月23日)
- 集中豪雨への備え
- 車のカビについて