年始以降、全国的に大雪に見舞われるなど、今年は例年より寒さの厳しい冬になりそうですね。
気象庁が発表しました向こう1か月の予報によると、近畿地方の平均気温は、太平洋側・日本海側ともに低く、日本海側の降雪量、多い見込みです。
今後も、1月のような大雪が予想されますので、雪害対策、特に「除雪」の準備が必要です。
消防庁の調査によると、過去10年の「雪害」による死者は762人で、約7割が65歳以上の方でした。
特に「除雪」中の事故が非常に多く、屋根やはしごからの転落による死亡や重傷が、被害の6割を超えています。
そこで、事故を防ぐために次のことに注意しましょう。
◎一人で除雪作業をしない。
家族や隣近所に声をかけて、必ず二人以上で行いましょう。
携帯電話を持っておけば、もしも雪に埋まっても助けを呼べます。
◎「屋根からの転落」に注意。
除雪した雪を周りに残しておけば、いざという時、クッション代わりになってくれます。
◎作業の際は、必ず命綱とヘルメット・すべりにくい靴を着用しましょう。
低い屋根でも油断せず、はしごを使う場合はしっかりと固定しましょう。
◎除雪に使う道具の手入れ・点検はこまめにしましょう。
特に除雪機の雪詰りを取り除く時は、必ずエンジンを切って安全に作業しましょう。
大雪に慣れていない地域で大雪が降ると、交通機関や電気・ガス・水道などのインフラがマヒするなどの影響が出ます。
不要不急の外出は控えましょう。
そして外出できなくなくなるような事態に備えて、地震の時と同じように、非常用の備品を用意しておくことが大事です。
しっかりとした準備で、大雪の被害を食い止めましょう。
コーナー提供:
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