17日の「一紀のいろいろ万華鏡」は兵庫県災害医療センター センター長で、神戸赤十字病院 副医院長の中山伸一さんにお越し頂きました。
中山さんには災害医療についてお話を伺いました。
25年前の阪神淡路大震災が起きた時、中山さんは民間病院で当直医として勤務していたそうです。
現在、中山さんがセンター長を務めている兵庫県災害医療センターは、阪神淡路大震災の教訓からできた施設とのこと。
震災当時は災害を想定した医療が明確になかったそうですが、現在では災害医療の分野も大きく進歩しているそうです。
災害拠点病院の設置や災害派遣医療チームの応援体制など、大規模災害を想定した体制が順次作られているとのこと。
また、災害に起こりやすい病気や症候群の情報を共有し対応できるようにしているそうです。
とはいえ、災害の準備に「完璧」はありません。
これからも継続して備えていくことが大事なんですね。
そんな中山さんも参加される災害医療の現状とこれからを考える催しが2月に開催されます。
会期:2020年2月20日(木)~22日(土)
会場:神戸国際会議場
専門家の学会なので、有料参加・事前登録制となっていますが、一般の方もエントリーは出来ます。
こうした催しを通じて、さらに災害医療の体制が進歩していけばいいですね。
- ラジオに出来ることを考えてみます
- 阪神淡路大震災25年 災害医療の現状についてお話を伺いました
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